新疆ウイグル自治区・ウルムチ市におけるウイグル人のデモを当局の治安部隊が武力弾圧した事件の続報です。
最初にひとこと。今回の事件について、日本のマスコミでは「暴動」という言葉が多用されていますが、これはウイグル人に対して公正さを失した表現だと私は考えています。当初はウイグル人によるデモ行進だったのが、治安部隊による実弾射撃や装甲車両の突入などを経て、結果的に暴動のような状態になった、というのが実情ではないか、と思うのです。
昨年3月に、チベット自治区・ラサ市で発生した事件と同じです。虐げられてきた民族の怒りが頂点に達して行われたデモ行進。それを当局が武力弾圧することによって途方もなく混乱した、悲惨な状況を現出せしめた。……私はそう思うのです。
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今回の事態について興味深いのは、中国当局の事件に関する情報の出し方です。当初は小さな扱いで済ませようとした気配があります。
私の記憶違いでなければ、新華社による第一報は7月5日夜に出た海外向けの英文記事で、漢族2名ないし3名が死亡した、というもの。しかしながら前回紹介した時事通信電にあるように、
……と、事件そのものは小さくまとめつつも、その首謀者をいわゆる「分離・独立勢力」とレッテル貼りをしています。こういう形で軽く流せれば万事祝着、ということだったのでしょう。
が、ウルムチはラサ同様、外国人が多く立ち寄ったり滞在したりする観光都市です。しかもいまや携帯電話でも動画撮影が可能な時代で、情報は中国内外を問わず飛び交うことになります。
……ということで、事件を隠蔽することができなくなってしまいました。事件の規模も党中央の想像をはるかに超えるものだったのかも知れません。そこで7月6日未明には、事件を早くも「暴力・破壊・略奪・放火」などによる深刻な「暴力犯罪事件」と認定した記事が国内に向けて配信されています。
●「新華網」(2009/07/06/04:23)
http://news.xinhuanet.com/legal/2009-07/06/content_11659258.htm
記事自体は簡潔なものながら、禍々しい画像つきの記事です。しかも、
「截止到23時30分,已有多名無辜群衆和一名武警被殺害」
という含みを持たせた一節があることは要注目。
「(7月5日)23時30分までに、すでに多くの罪なき民衆(多名無辜群衆)と武装警察官1名が殺害されている」
という意味ですが、市民の死傷者数を概数でも出さず「多名無辜群衆」としたところに、まだ事件隠蔽への未練が残されていることを感じさせます。要するに、含みを持たせた記事なのです。
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しかし、結局は隠し通せなくなり、当局の失態を露わにしなければならなくなりました。そこで今度は逆に思い切った大事件扱いへと一変。被害者数も、
「死者129名・負傷者816名」
「死者140名・負傷者828名」
と膨らんでいき、いまは6月6日19時の時点で、
「死者156名・負傷者1080名」
に達しています。「バレちゃあしょうがねえ」という悪代官ぶりですが、中国におけるこの種の事件報道の慣例に照らしていえば、この数字は水増しされたものではなく、逆にまだ実数を相当下回る数字ということができるかと思います。
一方で注目したいのは逮捕者数です。
「現時点で公安部門は暴力・破壊・略奪・放火の容疑者としてすでに1434名を逮捕。このうち男性は1379名で、女性は55名」
と同じ記事で報じられています。これまた注目すべき数字といえるでしょう。デモ隊は3000名とも1万名ともいわれ未だ実態が明らかにされていないのですが、仮に3000名とすると、その半数が拘束され、残り半分の何割かは治安部隊の武力鎮圧によって死傷していると考えられるからです。デモ隊が1万人だったとしても拘束率15%というのは、尋常ではありません。
●「新華網」(2009/07/07/08:40)
http://news.xinhuanet.com/politics/2009-07/07/content_11664971.htm
ちなみに、中国当局から首謀者扱いされている「世界ウイグル会議」がこの事件に関して6日午後にいち早く声明を出したことも、中国当局に対するプレッシャーとなったことでしょう。世界ウイグル会議日本代表・日本ウイグル協会会長であるイリハム・マハムティ氏の許可を得て以下に全文を転載しておきます。
●世界ウイグル会議「東トルキスタンで発生した虐殺事件に関する声明」
中国共産党政府がウイグル人に対して行ってきた民族的差別や抑圧、そして同化政策などの結果、ウイグル地区から沿岸部の広東省のおもちゃ工場に強制移送されてきたウイグル人たちは同工場の漢民族従業員たちにより虐殺される事件が発生した。この事件で60名近くのウイグル人が殺され、100名を超えるウイグル人が重傷などを負った。
そして今日7月5日、広東省で発生した悲惨な虐殺事件、そして長く続いてきたウイグル人に対する民族的虐殺に抗議するため、ウイグル民族がウルムチの中心地4か所に集まり計1万人が参加し、平和的なデモで自らの不満を表した。しかしこのデモは多数の警察、軍や車両の出動で武力的鎮圧を受けた。
世界ウイグル会議が直接現地から入手した情報によると、この武力鎮圧で死亡した人は100人を超え、多数が負傷した。この中で幼い子供や女性もいた。
酷いのは、ウルムチの人民広場、南門、ラビヤ・カーディルデパートの前、延安路、陶器工場前などのいずれのデモ場所も一律悲惨な虐殺を受けた。軍の車両下で踏み殺された。軍・警察の銃で殺された。暴力で殺された・・・・・
我々の把握した情報では、すでに逮捕された人は1500人を超える。全ウイグル地区ですでに軍事態勢が敷かれている。一方、ウイグルのアクス県でも7月5日の夜からデモが始まっていることが分かった。カシュガルで起こっているデモについてはまだはっきりとした情報を入手していない。
世界ウイグル会議としては、全世界の民主主義国家や国民、人権団体などがこの事件に緊急な対応を取り、ウイグルで中国軍や警察などに虐殺されているウイグル民族を助けるよう促す。国連やNATOなどが関与し、検察団を派遣し、平和秩序を守り、冷静に対応し、今でも虐殺が続いているウイグル民族を一刻も早く鎮圧軍から守るよう呼び掛ける。
2009年7月6日
※翻訳:イリハム・マハムティ
この声明にある「死者100名以上」について、
「これはウイグル人だけの数字ですか?」
とイリハムさんに尋ねたところ、
「いえ、漢族も含まれます。混乱した状況で、興奮したウイグル人が、漢族を見て手を出したことも考えられますから」
と率直に語ってくれたことには敬服しました。もちろん、イリハムさんのお人柄もあるのでしょうけど。
それにしても、
「すでに逮捕された人は1500人を超える」
という一節は新華社電と符合していて、空恐ろしいものを感じずにはいられません。
「警官隊が群衆に向かって突然発砲し、人びとがバタバタと倒れた。道ばたには漢民族もウイグル族も関係なく、血だらけの男女が横たわっていた」。ウイグル族の男性住民(32)が発生当時の様子を振り返る。6日までに日本経済新聞記者が現地に電話取材したところ、衝突の実態や背景が明らかになってきた。5日午後7時半(日本時間同8時半)ごろ、ウルムチ市中心部に住民らが続々と集まり出し、デモ隊は数千人規模にまで膨らんだ。「ウイグルに自由を」などと叫んだ民衆は、制圧に向かった警官らにレンガや石を投げつけ始めた。街中に発砲音が響いたのは、その直後だった。
●中国・新疆暴動、ウイグル族に根強い不満(NIKKEI NET 2009/07/07/08:22)
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さて、今後は事件の全容解明と中国当局がどう事態を収拾するかということが焦点となりますが、中国当局の出方については想像に難くありません。タイトルにある通り、「六四モード」と「人民戦争」路線で突っ走る、というもの。要するに昨年3月のチベットの事件に際しての対応と同じやり方です。
「六四モード」というのは1989年の天安門事件直後に採られた措置をお手本にしたもの、という意味です。
まずは事件区域に「結界」を張って、外国人観光客や報道陣など一切を締め出しにかかります。これが完了すれば現地情報が外部に漏洩しなくなります。その上で現地では実質的な戒厳令状態のもと大掃除が行われ、容疑者検挙と市民への政治教育が徹底的に行われます。検挙に際しては密告も奨励されることでしょう。政治教育はウイグル人を洗脳するというのではなく、政治教育を受けさせることで漢族つまり中国人への従属を再認識させる、というものです。
「人民戦争」とはチベットでは「ダライ集団」を主敵としたように、今回は内外の「分離・独立勢力」「テロリスト」などを敵と認定して、全国民を挙げてその撲滅に努めようというものです。そのためにウイグル人の乱暴狼藉と漢族被害者の流血映像などといった編集された映像が「事件の真相」というタイトルで何度となくニュースで繰り返し全国に流され、一方で新華社など限られたメディアに取材させての「現地ルポ」たる官製報道が紙媒体・ネット上を飾ることとなります。
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厳密にいえば中国国内向けの「結界」ともいえる「人民戦争」をも含めたものが「六四モード」ということになるのですが、武力で有無を言わさずねじ伏せる「現地向け結界」はともかく、「国内向け結界」というのは意外に効果を発揮するものです。なぜかといえば、総人口の9割以上を占める漢族にとって、加害者がウイグル人という「異民族」だからです。
視聴者は血を流す漢族市民の姿に同族意識と「自らが世界の中心」という中華意識を激しく刺激され、被害者に同情するとともに、加害者への憎悪を燃え上がらせます。ウイグル人は中国全土に散在していますから、映像の効果次第では、それら事件とは無関係なウイグル人に迫害が及ばぬよう、当局が市民を説諭する状況も出てくるかも知れません。
このあたりの詳細についてはすでに昨年3月のチベット弾圧で詳しくふれているので、そちらを御参照頂ければと思います。
●中国観察シリーズ:チベット弾圧2008
仮に今回の事件に対し欧米諸国が激しく反発するようだと、今度はそちらに憎悪が向けられ病的なナショナリズム・愛国無罪が噴出する可能性もあります。それについては、こちらを。
●中国観察シリーズ:攘夷運動2008
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さてさて。
最後にジャーンと銅鑼が鳴ってまたまた当ブログの独自取材です。昨日も取材させて頂いた世界ウイグル会議日本代表・日本ウイグル協会会長であるイリハム・マハムティ氏に今日も朝駆けインタビュー。肩書の立場からくる制約のため慎重に言葉を選びながらも、気になる情報をあちこちに散りばめて下さいました。
イリハムさん、外出前の慌ただしい時間のなか、快く取材に応じて頂きありがとうございます。m(__)m
――昨日の朝に比べて色々な状況が明らかになってきています。まずは日本ウイグル協会のホームページに昨夜の時点で声明が出ていますが、現在の状況や被害者の最新情報を。
「最新情報は昨日の時点から今まで内部と全く連絡がとれない状態です」
――ウルムチ以外でもデモが発生したという情報がありますが、地域は把握していますか?
「ちょっとまだわかりません」
――7月5日にデモを行うという計画が事前にあったのでしょうか?
「そういう情報については全くわかりません。私は組織的にやったものではないと思います」
――自然発生的に集まって、ということですね?
「はい」
――デモでウイグル人が要求していたことは何でしょう?
「前回お話ししたように、6月26日のことを政府がはっきりさせてほしい、ということだけなんです」
――ただ昨日は「ウイグル万歳、自由万歳」とデモ隊が叫んでいたというお話でしたね?
「はい」
――この「ウイグル万歳、自由万歳」というのは、どういう意味なんでしょうか?
「ウイグル人はすでに自分の地域で二等市民になっているんです。我々はあなたたちと同じ中華民族だよ、ということをアピールしているんです」
――自分たちは中華民族とは違う、ということをアピールしているのではないのですね?
「はい。中華民族とは違う、ということをアピールしているのではなくて、我々も同じ、平等な民族であるということをアピールしているんです」
――だから漢族と同じように、平等に扱ってくれ、ということですね?
「そうです」
――「自由万歳」というのは、どういう意味でしょうか?
「自由がほしいんです。これはウイグルだけじゃなくて、中国全土の人々みんなが自由がほしいのです」
――なるほど。ところで中国側の映像では、デモ隊と思われる群衆が路上を動く様子を映したあと、すぐにウイグル人による破壊行為と漢族被害者の映像に切り替わりました。その間に何が起きていたのでしょうか?
「それは私も現状を十分把握していないので、いまの段階では回答することができないんです」
――デモが騒乱に発展したのが先か、治安部隊が手を出したのが先か?
「警察が先に手を出したのは確実だと思います」
――治安部隊はデモ隊に対してどういう行動に出たのでしょうか?
「事件の全容については我々もまだ調査しなければならない部分がありまして、色々なことについて、ああなった、こうなった、と私がコメントすることは、ちょっとできないんです。共産党が我々を悪者にしている現時点では、第三者が事件の全容を明らかにしてほしいところです」
――昨日のテレビのインタビューでは戦車が突っ込んできたとか、そういうことをイリハムさん自身が仰っていましたが?
「そうです。それは情報提供者の話を私が伝えている、ということです」
――戦車が先に突っ込んだのか、発砲が先だったのか?
「それはいまのところは確認できていません。情報提供者とは30時間以上、連絡がとれない状況です」
――ただそうしたことが行われたことは事実であろう、と?
「事実であろう、ではなくて、実際にあったんです」
――新華社の最新発表では死者156名、負傷者828名となっていますが、これはウイグル人を含めた数字でしょうか?
「もちろん、ウイグル人が大勢含まれていると私たちは判断しています」
――実際の死傷者数はこれよりもずっと多いと考えていますか?
「私はそう考えています」
――あなたがテレビの取材を受けたときに「ウイグル人の怒りが頂点に達した、その表れがデモだ」とコメントしていましたが、その具体的な例を挙げて下さい。
「職場を奪われ、自由を奪われ、自分の行動が自分の考え方で自由にできない、それが全てです。ウイグル人は現地で、命だけは自分のものとして持っていますけど、他の全ては中国、つまり政府や漢人によって奪われたんです。だから怒りの頂点だと私は思って、そう話しました」
――チベット同様、宗教活動に対する制約、というのもあったのでしょうか?
「もちろん、もちろん。いま言ったように、ウイグル人は命だけは自分のものとして持っているんですけど、それ以外の文化、宗教、全部、全部が、奪われているんです」
――デモで「自由万歳」という言葉が叫ばれたというのは、そういうことを意味している訳ですね?
「そうです」
――中国側は当初、英文の新華社電で死者3名などと報じていましたが、その後大幅に被害者数を増やして、いまはもう死者156名と、大事件という扱いにしています。これは、当局は最初は小さな事件ということにして情報封鎖を試みたけれど、それが不可能なため、思い切って大事件として発表したということなのでしょうか?
「そうですね。当局は最初、我々が何の情報も持っていないと考えて、自信満々で死者3名という嘘のニュースを流しました。ところが残念ながら、当局より我々の方が情報を持っていて、それを当局より早く、世界に発信したんですね」
――ところで、今回と同じようなことが去年、チベットで起きています。そのときはチベットのラサ市を当局が封鎖して、外国人が入れないようにしてしまいましたけれども、今回、ウルムチ市に対しても同じようなことが行われる可能性はあると思いますか?
「十分に考えられます」
――昨年のチベットと違うのは、(1)ダライ・ラマのような世界的に著名な宗教的・精神的指導者がいないこと(2)チベットと違って海外のウイグル人組織がいくつかに分かれていること(3)イスラム教徒であるということがアルカイーダのようなテロリストを容易に想像させること(4)世界的な不景気で国際社会は中国の果たす役割に期待していること。……こうした点はチベットに比べてウイグルは国際世論を味方につけることが難しいと思うのですが、如何でしょう?
「テロ、テロというのは中国共産党のデタラメで、実際にウイグルで、ウイグル人の組織あるいはウイグル人がテロを行ったというけれども、その証拠はといえば、中国政府は何の証拠も出していない。ただ何人かが捕まって、テロリストが捕まったと言う。それで正式な裁判も行わないで、死刑判決とか無期懲役判決とかを出している。それから、中国共産党がウイグルで何をやっているかということが、いまでは広く知られるようになっています。だからまたテロということにして、それを我々のせいにして、我々をテロリストとして宣伝するやり方は、もう通用しなくなっていると思います」
――今日もまた朝早くから不躾な取材に応じて下さり、本当にありがとうございました。
なお、抗議活動はカシュガルなどウイグルの他の地域にも拡大しているとの情報もあります。
目が離せない状況が当分は続くことになりそうです。
今回も、天安門やチベットの時のように弾圧後、情報封鎖でうやむやのうちに収束してしまうのではないかという危惧ばかり募ります。
ただ、これまでと違うのは、弾圧されているのがイスラム教徒が圧倒的多数のウイグル人という点。イスラム教徒は怒れる民ですし、イスラム諸国がこれを無視するとはとても思えません。これが良い結果に繋がればよいのですが、テロという手段を取ってしまえば、混乱にさらに拍車がかかってしまうでしょう。中国当局はにとっては弾圧しやすくなるかもしれません。
関係ないかもしれませんが、僕は沖縄に住むウチナーンチュです。明治期、琉球王国は日清両国の交渉の末、日本に帰属しましたが、もし清朝領土となっていたとすれば、今頃、チベットやウイグルのように弾圧されたことでしょう。そんなことを考えると、大陸で起きている事態が人事のようにはとても思えないのです…。
毎度毎度似た様な報道を飽きもせず( ̄▽ ̄;)
如何な愚民でも、何か怪しいと気が付く頃ではないでしょうかね?
少し前、中国の今を知るべく、検索結果から飛んできました。
今回は天安門事件の時と違って、仮想敵国を日本にするといった事にはしないでしょうけれど、
「テロの首謀者」と報道されている方々の身がとても心配です。
チャイナに住むようになって初めて危機感を持ってニュースを見るようになりました。
こちらで受信できるNHK BS NEWSではこの件について報道していませんでした。
中共が主催した現地取材の最中に、自らの訴えを世界中に届けようと、ウィグル(東トルキスタン)人達が数百名集まって、「息子や主人、家族、平和を返せ」と泣いている…。
悲痛な叫びに、涙がでました。
中共が、ウィグル(東トルキスタン)人を徹底的に悪者にし報道するため、漢民族が報復するのが、とても心配です。
あるいは今(7:32AM)マイケルジャクソンの葬儀がワイドショーで流されてますが、「絶望的なウィーアーザワールド」を編曲してしまうとか。
NHKの報道↓
ウイグル暴動のニュース(7月7日)
http://www.youtube.com/watch?v=ihOA0a74JYA&feature=related
共産党側は相変わらず、「海外の独立分子による撹乱工作」とか抜かし続けている。
こんなウンコ報道ばかり毎日聞かされていては、民族間の軋轢も自然と生じるというもの。
まあ今頃、大事にしないよう経済力を武器に各国へ根回しでもしているんでしょうかねぇ
でもさすがに早々に帰国するようで、肝心のサミットは欠席するようですが…
りんさん
>漢民族が報復するのが、とても心配です。
昨日のNHK-BS「きょうの世界」では、木棒や牛刀などを持って集まった漢族の群集を公安部隊が阻止する映像が流されていましたよ。
それと現地に入った海外メディアが、当局指定のホテルに集められ実質、監視下に置かれている現状も出ていました。
ウルムチで鈍器を片手に徘徊する中国人の姿と重なりました。人の形をした暴力装置というか、暴力を具現化した存在というべきか。
米軍駐留により、私などが想像もつかないような苦難を経験された沖縄の方が基地を嫌悪するのは当然だと思います。しかし米軍が撤退した場合(民主が主張)、フィリピン撤退後の状況を見ても、尖閣はもちろん沖縄も非常に危険だと思います。人民軍に比べれば米軍は紳士だったと後悔することがないように切に願います。
話題とは関係ないコメントですいません。
ご感想ありがとうございます。
>尖閣はもちろん沖縄も非常に危険だと思います。人民軍に比べれば米軍は紳士だったと後悔することがないように切に願います。
弾圧はどのような国であれ起きうることだと思っています。この日本でさえも。
ただ、それを隠し、「無かった」ことにする、または真相を自分たちよりに都合良く改ざんする中共政府が怖いのです。その懸念が今回の暴動でも既に現れています。
それを防ぐためには、私たちのような外国人が様々な手段で監視、チェックすることが必要かと思っています。今ぼくが書いているこのコメントが何かの役に立つと信じていたいです。
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