日々是チナヲチ。
素人による中国観察。web上で集めたニュースに出鱈目な解釈を加えます。「中国は、ちょっとオシャレな北朝鮮 」(・∀・)





 5年に1度開催される中国における最大の政治イベント「十七大」が今日10月15日、北京にて開幕しました。

 この重要会議は「中国共産党第17回党大会」「中国共産党第17期全国代表大会」などと色々な呼び方をされますが、当ブログでは中国で一般に広く使われている略称の「十七大」を用いることにします。

 さてこの「十七大」、まあ歴代の党大会もそうなんですけど、初日は要人がヒナ壇に並ぶなか、党の最高位である総書記が中央委員会を代表して政治報告を読み上げるしきたりとなっています(たぶん)。

 全人代(全国人民代表大会=立法機関)における首相の政府活動報告と同じで、党大会も会期中にこの総書記報告に対し修正・削除・追加などの朱筆が入り、最終日に改めて正式版としてお披露目になるかと思います(たぶん)。

 で、今回の「十七大」も初日である本日は、現在の党指導部である党中央政治局常務委員の面々をはじめ、音痴で有名な江沢民、胡弓を修行中の朱鎔基など先代国家指導者たち、さらに三峡ダムを造っちまった糞李鵬とか当年92歳のヘタレ万里@1989など先々代指導者が居並ぶ前で、胡錦涛がまことに冗長な総書記報告を読み上げました。

 私も読みました。疲れました。事前に予想されていたように胡錦涛カラーを前面に押し出した内容となっていたので、辟易しつつ「まあこんなもんでしょ」と思いながら読んでいたのです。

 ところが、です。途中であることにハタと気付きまして、読了したときには、

「この総書記報告、実は党史に刻むべき画期的な内容かも」

 という第一印象を持つに至りました。

 何が凄いかって、胡錦涛の提唱する「科学的発展観」を全面的に、明確かつ力強く押し出している点です。現状の追認ではない。そこが凄いのではないかと。

 恐らく1978年の「党第11期3中全会」でトウ小平が改革・開放政策を打ち出して以来のことではないかと思います。現状への便宜的なすり合わせではなく、中国が進むべき針路を自ら示してみせた。そこが凄いと思ったのです。

 ――――

 やや具体的にいうと、例えば1987年の「十三大」における趙紫陽の総書記報告のキーワードは「社会主義初級段階論」でした。「中国の特色ある社会主義」という言い方もあります。

 当時は改革・開放を推進しようとするトウ小平ら改革派に対し、マルクス・レーニン主義&毛沢東思想に忠実な保守派という敵対勢力が侮れない政治的実力を持って存在していました。例えばこの1987年初めには、総書記だった胡燿邦が保守派の攻勢に屈して失脚しています。

 この保守派に言わせると、改革派が進めている改革・開放政策、例えば個人営業(個体戸)や農村の生産請負制は、

「教条に反しているではないか」
「それって社会主義でやることじゃないだろ」

 ということになります。そうした批判に対し、

「社会主義の初級段階にある中国ではこういう政策が必要なんだ」
「いや、中国の特殊な国情に照らした社会主義だからこれでいいんだ」

 というのが「社会主義初級段階論」や「中国の特色ある社会主義」でした。要するに言い訳のようなものですが、より重要なのは、改革・開放政策を進めることで時々刻々と変化していく経済・社会状況を政治的に追認する役割も持っていたということ。現状を追認し理論化したものなのです。

 その後、1992年初めにトウ小平が南方視察で政治勢力としての保守派を潰滅同然にすると「改革・開放は大前提」となり、1989年の天安門事件を契機にスタートした政治的・経済的引き締めという呪縛が解かれて改革・開放再加速となります。

 そして改革・開放政策の先唱者であり、その再加速がもたらし現実を追認し、

「改革・開放をやることが大前提」
「もっともっと大胆に改革・開放をやれ。どんどんやれ」
「リッチになれる奴からどんどんリッチになっていけばいいんだよ」

 などといった「トウ小平理論」が中国共産党の憲法といえる党規約にマルクス・レーニン主義、毛沢東思想に並ぶ形で書き加えられました。

 前回の「十六大」(2002年)で江沢民が打ち出し、やはり党規約に追加された「三つの代表」論もまた「私営企業主でも共産党員になれる」といったような急速に変化していく社会状況を事後承諾したものです。

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 ところが、今回の「十七大」で党規約に加えられるであろう胡錦涛オリジナルの「科学的発展観」は違います。現状を追認したものではなく、逆に「このままではヤバい」という現実認識と危機感によって提唱された理念です。

 いうなれば、現状を肯定的に捉え、それを事後承諾として追認するのとは正反対の「待った」をかける作業。総書記報告ではその「科学的発展観」を、



「マルクス・レーニン主義、毛沢東思想、トウ小平理論、『三つの代表』重要思想といった脈々たる流れを継承しつつ、それをさらに時代に合わせて進化させた科学的理論であり、わが国の経済・社会発展の重要指導方針であり、中国の特色ある社会主義を発展させる上で堅持・貫徹しなければならない重大な戦略思想」




 と澄ました顔して位置づけていますけど、

「脈々たる流れを継承しつつ、それをさらに時代に合わせて進化させた」

 なんていうのは胡錦涛の「科学的発展観」を最優先にさせるための建前にすぎません。極端にいえば、

「とりあえず『科学的発展観』だけあればいいから。あとは邪魔」

 というのが胡錦涛サイドの本音ではないかと。その証拠といえるかどうか、3年ほど前に党規約に明記されている「毛沢東思想」を以て現在の中国社会を分析し公然と批判してみせた(ビラをまいたのですw)河南省の奇特な理論家が監獄にぶち込まれています。

 ●毛沢東思想で現代中国を斬る!=懲役3年(2004/12/27)

 ――――

 また、

 ◆マルクス・レーニン主義
 ◆毛沢東思想
 ◆トウ小平理論
 ◆「三つの代表」重要思想

 ……とこれまでの指導理論を並べた上で、「科学的発展観」を、

「中国の特色ある社会主義を発展させる上で堅持・貫徹しなければならない重大な戦略思想」

 と定義したことも興味深いです。党規約に加えられた江沢民の「三つの代表」が「重要思想」なのに対し、胡錦涛の方は「重大な戦略思想」と形容されています。「重要」に対して「重大」。後者の方が重い響きがありますね。そういう政治的意図を秘めた表現なのかも。……というのはさすがに深読みのし過ぎでしょうか(笑)。

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 ともあれ「マルクス・レーニン主義」と「毛沢東思想」はシャレとしても、胡錦涛によるこの「科学的発展観」が、

「トウ小平理論及び『三つの代表』重要思想を継承し進化させたもの」

 という建前とは裏腹に、……いや建前というオブラートにくるまれてはいるものの、実はトウ小平・江沢民路線へのアンチテーゼといった性質を内包しているように私には思われます。むしろアンチテーゼが本務だったりして。つまりは「宣戦布告」です。

 なぜなら「科学的発展観」とは現状を追認するものではなく、その正反対で現状に「待った」をかけるものだからです。簡単にいえば、「科学的発展観」にはトウ小平時代・江沢民時代の30年近くにわたり行われた改革・開放政策で生まれた負の部分に対する「尻拭い」をするといった一面があります。というより尻拭いが至上課題。

 改革・開放政策の負の部分、すなわち様々な「格差」や「不公平」「不平等」などを根絶とまではいかないものの、せめてできるだけ改善しよう、そうしないと中共政権は潰れかねない、といった胡錦涛の危機感がそこには反映されています。

 ――――

 2004年9月の「四中全会」(党第16期中央委員会第4次全体会議=四全総)でスタートした胡錦涛政権がその発足当初、やたらに強調したのが「執政能力の向上」という言葉でした。執政とはいうまでもなく政権担当者のことです。

 胡錦涛にいわせれば、改革・開放政策による「負の部分」がこれほど蓄積され激化し、農民暴動・都市暴動・労働争議などが頻発するまで悪化した社会状況においては、政権運営能力の強化に真剣に取り組まない限り中共はいつか執政党たる立場から引きずり下ろされる、ということになります。

 例えば「格差」の具体例。「農村vs都市」「沿海部vs内陸部」「官vs民」「農民vs都市部住民」といったものから業種間格差や農村同士、沿海部同士などの対立軸まであります。また格差とは別ながら旬の話題でいえば環境汚染や食の安全、汚職の蔓延といった問題も深刻です。

 「科学的発展観」はこれらと組み打ちすることになるのですが、こうした状況を生み出したのは皮肉なことに改革・開放政策であり、「トウ小平理論」「『三つの代表論』重要思想」に拠って中央政府及び全国各地の地方政府が実行した政策なのです。「継承しさらに進化させた」なんて物言いは建前で「実はアンチテーゼ」と私が考える理由がここにあります。

 ――――

 日本のメディアによる報道では江沢民時代の風潮を「成長至上主義」などと称しているようですが、厳密にいえば「成長率至上主義」「GDP成長率信仰」というべきです。

 当局者としてちゃんと仕事をしたかどうかの基準がGDP成長率で判断されるため、またハコモノなら目に見える実にわかりやすい業績となるため、地方当局の指導者は需要があろうとなかろうと、道路や建物を建設することに血道を上げます。

 誰も使わないビルであっても、それを建設すればGDP成長率はアップしますから業績もアップ。評価基準が経済成長率なので効率なんて無視。いくら無駄な投資になろうと、GDP成長率を押し上げてくれればそれでいいのです。

 農地を潰して開発区が設立され、そこへ外資を呼び込んだりすることも行われました。それがいかに効率の低い投資であろうと、呼び込んだ外資が公害企業でそのために環境汚染が発生しようと、GDPを増やしてくれるならモーマンタイ。だって税収源にもなってくれますし、用地転用に際して土地売却益を着服したりもできますし。

 ……そして、その過程で上述したような対立軸、つまり格差や不公平・不平等が尖鋭化していきます。生活の術を奪われそうになった、あるいは生活の術を奪われてしまった民衆は立ち上がらない訳にはいきませんから、官民衝突も激増せざるを得ません。

 ――――

 そういう全国的な風潮、極端な言い方をすれば「トウ小平&江沢民型成長モデル」の帰結ともいえる状況にノーを突きつけたのが成長率より効率優先、また環境保護や格差解消に積極的な「科学的発展観」です。

 なるほどと言わせる理念ですよね。でもそう字面通りに上手く事が運ぶものかどうかは疑問です。だいたいアンチテーゼであるならば悪者扱いされたサイドの拒否反応に遭うことは想像に難くありません。

 それにこの「科学的発展観」は確かに総書記報告の主題であるものの、それがちゃんと全国各地に浸透するかどうかはまた別の話。

 伝言ゲームというのがありました。前の席から後ろの人へとあるメッセージを耳打ちしていくと、最後尾の人に伝わった内容が元々のメッセージとかなり違ったものになっていたりします。

 同じように、末端レベルまで浸透した時点での「科学的発展観」が胡錦涛による当初の意図通りのものかどうか、これも疑わしいところです。そもそも中国には、

「上有政策,下有對策」(中央から出された政策が地方レベルでは骨抜きにされてしまう)

 という言葉があります。途中で意図的に、地方当局に都合の良いように解釈されて「科学的発展観」が別物にされる可能性は高いように思います。面従腹背というやつです。

 ――――

 ちゃんと浸透できるかどうかは胡錦涛の腕力次第、といったところでしょうが、各地方政府が好き勝手に突っ走って経済をヒートアップさせている現状から、胡錦涛サイドが力づくで各地の「諸侯」をねじ伏せるのは難しいように思います。

「各地域のバランスある協調した発展を目指せ」
「常に大局(中国全体)を意識すること」

 といった言葉が総書記報告には登場しますけど、どこか弱腰というか、強い態度で出ることができないでいる観があります。

「本位主義(地元の利益優先)は許さない」
「地方保護主義は断固排除する」

 くらいの強硬姿勢で臨めないと難しいでしょう。地元優先で言うことを聞かない「諸侯」に対して「宣戦布告」してはいるものの、その割には「控えめ」なのです。

 もっとも「諸侯」たちにも言い分はあります。党中央は効率重視で合理化合理化というけれど、そのために職にあぶれた人民を救済するのは「諸侯」の仕事なんですから。……となると、「果たして中国大陸が現在のように統一されている形が合理的で適正なのだろうか?」という素敵に楽しそうな話題になるのですが、本題からそれてしまうので、ここは我慢我慢。

 ――――

 ところで、その「科学的発展観」を徹底・深化・充実させることで実現するとされているのが「和諧社会」(調和のとれた社会)ですね。様々な格差や不平等・不公平が許容可能な範囲まで改善された社会、というもののようです。

 胡錦涛政権はこの「和諧社会」の構築をぶち上げてはいますが、先日紹介したように、現時点では「和諧社会」という固有名詞で定着させるのか、それとも「社会の和諧を促進する」という一歩後退した弱めの表現に止めるのかは不透明です。

 今回の総書記報告には「和諧社会の構築」も「社会の和解を促進」も登場しています。胡錦涛は「和諧社会の構築」でいきたいような素振りですが、そこは「談何容易」(=言うのは簡単だけどさー)。

 資源が少ないのに人大杉で民度も低く、またマトモな分配システム構築どころか法治さえ実現していない中国がそういう調和のとれたレベルに行き着けるかどうかは甚だ疑問です。

 そもそも、「和諧社会の構築を」と大々的に唱えられた2005年の「五中全会」直後に、

「そんなの無理」

 という予測が国営通信社・新華社系の経済紙によって早くも出されてしまっているのですが。orz

 ●政府公認:貧富の格差改善は無理。(2005/10/13)

 そういえば成長目標として掲げられていた、

「2020年のGDPを2000年の4倍増とする」

 のGDPが今回、これまでの「総額」から「一人当たり」に変化しました。

「2020年の一人当たりGDPを2000年の4倍増とする」

 ……です。これが「民生重視の表れ」なとどされて総書記報告のトピックのひとつに挙げられていますけど、付帯条件がないですからねえ。

 貧富の差がもんのすごーい両極分化状態で、非常に不調和な超格差社会であっても、GDP総額が相当な規模であれば、人口で割り算しても悪くない数字が出せます。そもそも13年後なら胡錦涛はもう引退しているでしょうから言いたい放題ってなもんです。

 ――――

 閑話休題。「科学的発展観」への拒否反応や、「和諧社会の構築」か「社会の和解を促進」かで揉めている理由は、「科学的発展観」でもって「和諧社会」が実現してもらっては困る連中がたくさんいて、抵抗勢力として必死に踏ん張っているからです。

 やや具体的にいうと、トウ小平時代・江沢民時代に生じた様々な「負の部分」において甘い汁を吸うことのできた「既得権益層」です。

 典型例は汚職嫌疑で失脚した「上海閥」のプリンス、陳良宇・前上海市党委書記ですね。あれは衝撃的なニュースとして内外で受け止められ、新華社もこのほど「『十六大』以来の十大事件」のひとつに「陳良宇斬り」を挙げたほどです。

 ●「新華網」(2007/10/12/07:01)
 http://jjckb.xinhuanet.com/yw/2007-10/12/content_69543.htm

 でも、あんなの所詮は氷山の一角でしょう。陳良宇は余りに調子に乗り過ぎたのと、後ろ盾である更なる巨悪の主が自らを守るために見捨てられてお縄になったまで。「更なる巨悪の主」だって陳良宇の元保護者だけでなく、党中央で堂々と、あるいは全国各地で割拠して利権の上に胡座をかいていることでしょう。こうした既得権益層が「科学的発展観」に対する抵抗勢力です。上述した「諸侯」の多くがこれに当てはまるといっても間違いではないでしょう。

 また、親の七光りで楽に出世できたという点では、こうした「既得権益層=抵抗勢力」のひとつに党上層部で台頭しつつある「太子党」(二世組)を含めてもいいかも知れません。……もしそうなら手強いことになります。

 「十七大」の運営を仕切る秘書長に就いた曽慶紅がまず抵抗勢力ということになります。副秘書長の4人はいずれも江沢民か曽慶紅の息がかかっていますからこれも抵抗勢力。そして本来副秘書長になって然るべき党中央弁公庁主任であり、胡錦涛の秘書的存在でもある「団派」のホープ令計画が就任を阻止されてしまったのですから。

 ――――

 「科学的発展観」という単語を「もう聞き飽きた」というほど何度も繰り返す胡錦涛の総書記報告は、前述したように胡錦涛なりの危機感に裏打ちされた、抵抗勢力に対する宣戦布告文のようなものではないか、と私は考えています。ただ「諸侯」相手にもそうでしたが、タイトルにある通り「控えめな宣戦布告」なのです。例えば、

「『科学的発展観』で国民経済のより良くより速い発展を促進しよう」(要促進國民經濟又好又快發展)

 という及び腰の表現。「より良く」は効率重視ということでしょうが「より速い」というのは経済成長率のことですから、「一応抵抗勢力の顔を立てている」ということになります。

 強硬姿勢を貫けず、血書のような気魄にも欠け、相手にちょっと媚びるかのような姿勢が総書記報告の中に散見されるのは気になるところです。秘書長・副秘書長人事もそうですが、抵抗勢力が土俵際で必死に粘っていて、胡錦涛サイドはあと一歩なのに寄り切れない、といった印象です。基本的には胡錦涛サイド主導で政局が推移しているものの、最後の最後で詰め切れずにいる観があります。

 それにしても今後、上のフレーズはひとつの目安として使えるかも知れません。「又好又快」が「又快又好」にひっくり返ったら、胡錦涛は頽勢に回ったと読むことができるでしょう。

 ――――

 中途半端な終わり方で申し訳ありませんが今日はここまで。まだまだ書きたいことがあるのですが、

 ●胡錦涛による「十七大」総書記報告(新華網 2007/09/15)
 http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-10/15/content_6882853.htm
 http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-10/15/content_6882972.htm
 http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-10/15/content_6883157.htm
 http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-10/15/content_6883381.htm
 http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-10/15/content_6883502.htm
 http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-10/15/content_6883615.htm
 http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-10/15/content_6883219.htm
 http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-10/15/content_6883752.htm
 http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-10/15/content_6883822.htm
 http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-10/15/content_6883935.htm
 http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-10/15/content_6884022.htm
 http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-10/15/content_6884305.htm

 ……と、総書記報告は嫌になるくらい長いので1回では語り尽くせません。前回紹介したサプライズ、党大会の運営を仕切る秘書長・副秘書長がいずれも「既得権益層=抵抗勢力」で固められたことについても書き足りない部分がありますし、「なんちゃって民主化」など喰いつくべき題材は色々あるのですが……。

 ともかく一切合切は明日以降ということで。




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コメント
 
 
 
今朝の中国中央電子台より (五香粉)
2007-10-16 12:16:27
今朝のニュースは”17大”の開催成功でした。世界中の国家元首からの祝報を紹介。最後に”結婚式の祝辞で名前のみを紹介され、文面を読まれない人の様に”日本社会民主党から”福島瑞穂”と紹介されていました。日本も福島さんもイタタタ。でも福田フフン♪さんからの祝辞は無かった様でした。見逃したのかな。
それとも、露骨な対応は避けたのかな?
どっちでもいいや。フフン♪
 
 
 
Unknown (aquarelliste)
2007-10-16 13:54:57
>>五香粉さん
日本共産党もありませんね。
ttp://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-10/15/content_6885760.htm
 
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