日々是チナヲチ。
素人による中国観察。web上で集めたニュースに出鱈目な解釈を加えます。「中国は、ちょっとオシャレな北朝鮮 」(・∀・)





―――――――― 本 編 ――――――――



 

 ▲チベット青年会議台湾支部 タシィ・ツゥリン主席(左)と桐蔭横浜大学・大学院 ペマ・ギャルボ教授。


 前回の「予告編」に書いた通りです。

 何だかよくわからないのですが、お呼ばれしました。

 きのう3月8日のことです。お呼ばれする機会の少ない私は、そりゃもう嬉々として指定された外国人記者クラブへ。

 すると……おおお!

 ものすごく濃密。ものすごく有意義。ものすごく贅沢。……そんな時間を過ごすことができました。

 しかも!ペマ・ギャルポ氏に通訳の労をとって頂き、チベット青年会議台湾支部のタシィ・ツゥリン主席にインタビューすることができました。

 タシィ氏は台湾在住なので流暢な中国語の使い手です。それゆえ直接話すこともできたのですが、ペマ氏を経由して言葉になるものの方が様々な意味で「純度」が高いと考え、中国語で出しゃばることを差し控えた次第。

 このため、以下のインタビューにおけるタシィ氏の回答にはペマ氏自身の言葉や解釈も一部含まれているかと思いますが、その方がより真実を伝えるという点で適切だと私は考えています。

 「サプライズ」の件などオフレコの部分が多すぎて(笑),現時点では一般的な内容しかここで公表できないことを諒として頂ければ幸いです。



 
●【インタビュー】「自由がない」というのは……。/ チベット青年会議台湾支部タシィ・ツゥリン主席



 ――タシィさんといえば、昨年4月26日に長野で行われた北京五輪の聖火リレーで、聖火ランナー、確か卓球の福原愛選手の前に飛び出して日本では注目を集めました。

「あのときは、逮捕された私のことを助けようと、たくさんの日本人の方々が支援して下さったり、励ましたり元気づけてくれたりしました。とても心強かったです。その方々にはいまでも心から感謝しています」

 ――そのタシィさんは、実はチベット青年会議台湾支部の主席を務めていたんですね。

「はい」

 ――チベット青年会議というと、まず思い浮かぶのは、チベット独立を目標として掲げていることです。これは、中国の枠内における「高度な自治」を求めるダライ・ラマ法王の路線とは異なるのではないかという点が疑問なのですが?

「それは誤解です。まず言いたいのは、中国はダライ・ラマ法王が『高度な自治』以上のことを言わないから,ダライ・ラマ法王という指導者がいずれいなくなればチベット問題はもう大丈夫、と考えながら、ダライ・ラマ批判をしているということです。その一方で、私たちチベット青年会議については、テロ組織扱い」

 ――そうですね。テロ組織扱い。

「でもチベット青年会議は、平和的に活動すること、自由と民主を重んじること、そしてダライ・ラマ法王の教えを守ること、というのが基本原則なんです。ダライ・ラマ路線との間に矛盾はありません」

 ――そうなんですか。

「はい。ダライ・ラマ法王は立場上、チベット独立を明言しないだけです。チベット人なら皆知っていることですが、ダライ・ラマ法王の教えの中には『チベットはチベット人のもの』として、チベット人の国を作ろうということを示唆している部分があります。だから目指しているものが異なっている訳ではありません。世界各国に設立されているチベット青年会議の支部では、こうした誤解を解くための活動もやってきて、いまでは各国の人々から正しく理解されるようになっています」

 ――ところで最近の話になりますが、2月25日の「正月を祝わない運動」は、組織的なものだったのでしょうか?

「いや、あれは全く自然に発生した、自発的なものです。死者が出た家は正月を祝わない、という伝統的習慣がチベットにはあります。昨年の惨劇を経て、みんなが自然にそういう行動をとりました。実はこのとき、中国当局は何とかチベット人に正月を祝わせようとして、正月を祝った家には5000元を配る、なんて切り崩し工作までやっていました」

 ――5000元!そんなことまで……。お金を配らなければならないほど、自発的ながら民族の決意と団結は強かったということになりますね。

「そうです。……まあ、生活のため、お金を受け取った人も中にはいましたけど」

 ――そういえばやはり同じ時期のことですが、寺院内にいた僧侶が法要を営もうとしたのを治安当局が阻止して、憤激した若い僧侶が焼身自殺を図り、治安部隊がその僧侶に発砲して3発撃ち込んだという報道がありましたが?

「残念なことですが、あれは事実です」

 ――それにしても、法要というのは宗教活動ですよね?別にデモをやるという訳ではない。それなのに法要すら阻止するというのは当局のやり過ぎで、そこまでしなくてもいいと思うのですが。……あるいは一種の挑発行為で、反発したチベット人が騒いだところを一網打尽にするという意図だったのでしょうか?

「それは……チベットでは違うのです。法要を行うというのは確かに宗教活動ですけど、実際はそれが抗議活動に等しいとみなされてしまう。それがチベットなのです」

 ――もう少し詳しくお願いします。

「はい。簡単に言うと、いまのチベットでは法要を自由に行うことすらできないのです。そういう自由を与えられていません。法要を行うのを許されるのは、例えば観光客が来るという連絡が入ったとき。そうでなければ許可が出ません」

 ――そんなことまで……。

「『自由がない』というのは、そういうことなのです。だから、自分たちで法要を行うこと自体が、抗議活動に等しい。他にも僧侶がデモをしたという報道がありましたけど、これはもちろん法要ではなく、寺院の外に出てのデモ行進です。僧侶があそこまでやるというのは、よほどのことだと考えていい」

 ――ちなみに、チベットの寺院にも中国共産党の党委員会のような組織はあるのでしょうか?

「あります。ただ名前は党委員会ではなくて、『民主管理委員会』というものです。トップはもちろん共産党員」

 ――漢族ですか?

「漢族の場合もありますし、チベット人である場合もあります」

 ――ところで御存知のように、いま中国の経済は国際金融危機の影響で大変な状況にあります。今年の全人代も珍しく非常に切迫感がある。こうした経済危機は、チベットにとってどういう影響をもたらすとお考えですか?

「チベットにとってはプラスになると思います。チベットに構う余裕がなくなるからです。これは以前からそうで、1950年代に毛沢東と劉少奇が争ったころから、中国当局は政争や国内的な混乱があると、チベットの「解放」(支配強化)のタイムテーブルを遅らせたり、ダライ・ラマに対話を求めたりしてきています。今回も弾圧がやや緩む可能性はあります」

 ――なるほど。……最後に、タシィさんが主席を務めているチベット青年会議の台湾支部についてもいくつかお尋ねします。まず、台湾ではどういう人たちがチベット青年会議を支持しているのでしょうか?

「だいたい3種類に分けられますね。純粋にチベットを応援している人、台湾独立派、それから仏教関係者。同じ仏教ということで応援してくれます」

 ――中国が唱えている「高度の自治」が実際はどういうものかということを、台湾の人々は香港の状況から理解しているので、チベットについても独立以外に活路はない、という考えに至る人も多いのでは?

「はい。全くその通りです」

 ――政界での支持はどうでしょう?

「民進党系が多いです」

 ――国民党政権に代わってから、タシィさんたちの活動に何らかの圧力がかかったりしていますか?

「特にありません。台湾は民主主義ですから。いまでもイベントを開けば、招待状を出した民進党の政治家はみんな出席してくれます」

 ――もしよろしければ、具体的に支持してくれている政治家の名前を挙げてくれませんか?

「そうですね……例えば、高雄市の陳菊・市長。彼女は3月10日をチベット記念日とするという条例を定めてくれました。その日は市役所に雪山獅子旗が掲げられるのです」

 ――ああ、それは素晴らしいですね!東京都も同じことをすればいいのに。

「うーん、東京はオリンピックに立候補していますから、無理でしょうね」



 タシィ氏からは、朴訥とした風貌と温厚で誠実な人柄の中に、凛とした揺るぎないものを持っている、という印象を受けました。私の質問に対しても、自らの思い、ひいてはチベット人としての民族の思いを、日本人である私に極力正確に伝えようとしているかのように、慎重に言葉を選びつつ一言一言丁寧に、真摯に回答してくれました。

 ペマ氏の風格はもはや説明不要ですね。周囲まで和ませてしまう温かな空気を漂わせながら、一瞬一瞬に垣間見せる気魄のようなもの、あるいはさり気ない言葉ながら、それを聴く者が胸をつかれたような思いにさせられてしまうあたりは、どこか李登輝・元台湾総統と似たものがありました。一度接するだけでこちらが魅了され、チベットを応援したくなる気持ちになってしまう、そういう感化力に富んだ独特な雰囲気の持ち主です。

 インタビューの中で、

「『自由がない』というのは、そういうことなのです」

 という、ペマ氏を通じて伝えられたタシィ氏の言葉には、古い表現ですが肺腑をえぐられたような気持ちになりました。それが両氏の体験を基に出た言葉だけに、ネットや活字、映像でしかチベットの現状を把握できない私には、形容し難いほどの重みを伴って胸に迫ってきたのです。……また、台湾での活動に国民党政権から政治的圧力を受けたりはしないかという質問に、

「特にありません。台湾は民主主義ですから」

 と答えてくれたタシィ氏に、誤解を恐れずにいえば、ある種の初々しさを私は感じました。同時にその裏返しとして、チベットがいかに苛酷な状況に置かれているか、ということも。

 総じていえば、ああ、やはり違うんだな。……という感想が、かつて李登輝氏の来日を取材したときのことを思い出しつつ、私の中に残りました。距離感とでもいうべきでしょうか。テーブルをはさんで向かい合って聴く話には、言葉だけではなく、その圧倒的な人格から発せられる何事かが聞き手に迫ってきます。同じ話であっても、例えば講演会の聴衆として臨んだ場合には、その大切な「何事か」を全身に浴びることはできません。

 言葉というより、ずっしりとした相手の思いを、丸ごと両手で抱え込まされたような気持ちになるのは、やはりこの距離感ならではだと思うのです。

 不思議な人のつながりで、このような得難い機会に巡り会えた私は、まことに果報者としかいいようがありません。

 短い時間ながら、私に様々なことを教えて下さったペマ・ギャルポ氏とタシィ・ツゥリン氏のお二人に、この場を借りて改めて御礼申し上げます。


 ――――


 【参考記事】

  ●「フリーチベット」の叫び届かず亡命2世 泣きながら乱入 聖火リレー(MSN産経ニュース 2008/04/26/13:39)

  ●長野の聖火リレーで逮捕されたタシィさん、釈放され会見(MSN産経ニュース 2008/05/17/00:43)





▲画像クリックで拡大。






コメント ( 14 ) | Trackback ( 0 )



« 予告編:外国... チベット青年... »
 
コメント
 
 
 
情けない事に (だるま)
2009-03-09 10:37:31
記事や写真を拝見させて頂いたら途端に涙が滲んできました。

また同時に更なる怒りが込み上げてきました。

 
 
 
ありがとうございます (ひなげし)
2009-03-09 10:43:25
タシィさんのその後がとても気になっていました。ありがとうございます。
あの時は、タシィさんのために、お金を寄付するぐらいしか力になれませんでした。元気づけるための手紙は何度も推敲しながら、結局出すことができませんでした。
チベットには本当に独立して欲しい。そうすれば、中国の総面積が減って、あそこに大きな親日国ができるのですから。
 
 
 
胸に迫ってきます (wkwk)
2009-03-09 11:05:43
すばらしいインタビュー記事です。
チベットの厳しい状況とタシィさんの人柄が伝わってきます。

法要すら許可しない、死者を悼むことすら阻むという独裁国家があったでしょうか。
 
 
 
今やれることを (五香粉)
2009-03-09 11:28:43
14日のフリチベデモ参加する前に、善光寺へ立ち寄ることとしました。ダライラマ猊下寄進の仏像を拝観するためです。

私の友人達へも、フリーチベットを伝えていきます。
恥かしながら、タシイ氏のことを知りませんでした。
タシイ氏の言は、本当に胸に来ました。小生、アフォです。それでもアフォなりのやれることを実行していきます。他の日本人にも、反中共を伝染させたいです。
 
 
 
Unknown (民す党)
2009-03-09 14:36:45
御家人様
先日、「08憲章」の件で、香港の人にインタビューをした人に頼んで、今回のインタビューを香港の雑誌に載せてもらうようにするのは、どうでしょう?
勿論、波風が立ちそうですので、タシィ・ツゥリン主席とペマ・ギャルボ教授の承諾(文面の確認)を得てからですけど。
いかに香港でも、やはり毒が過ぎるかもしれませんが。
 
 
 
たまりません。 (じゅんこ)
2009-03-09 14:48:19
もっとみなさんに知っていただきたいです。

○○人だということだけで、自由がない。
お互いに縛り合う、このようなことが
あまり知られず、ずっと半世紀も行われていることが
信じられないような思いです。

フリーチベット、そしていわばフリーチャイナも
同時に強く願わずにいられません。
 
 
 
コメントありがとうございます。 (御家人)
2009-03-09 18:40:54
>>だるまさん
 ありがとうございます。m(__)m

 タシィ氏のひたむきな思い、そして民族としての怒りと悲しみを少しでもお伝えすることができたのであれば、書き手として冥利につきます。タシィさんもきっと喜んでくれると思います。

 私たちは、自分たちにできることを黙々と消化することですね。それがタシィさんたちチベット人に対して、一番の応援歌になる筈です。

 ――

>>ひなげしさん
>あの時は、タシィさんのために、お金を寄付するぐらいしか力になれませんでした。
 現実的には、それが一番の支援になったのではないでしょうか。タシィさんと中国語で雑談したとき、「長野で日本人の皆さんが助けてくれたのは、涙が出るほど嬉しかった」と話してくれました。ひなげしさんは素晴らしいことをなさったのです。

 タシィさんはチベット青年会議の台湾支部で積極的に活動を展開しているようです。同支部のウェブサイトを眺めつつ、この波が日本にも及んでほしいなあ、と思わずにはいられませんでした。

 ――

>>wkwkさん
>法要すら許可しない、死者を悼むことすら阻むという独裁国家があったでしょうか。
 全くです。実は私はフリーチベットのデモに参加するたび「宗教の自由を!」というシュプレヒコールが叫ばれることに対し、チベット仏教の活動に中国当局が制約を加えているのだろう、ぐらいに考えていたのですが、現実は遥かに苛酷なものでした。自らの勉強不足を恥じ入る次第です。

 ●チベット旧正月祭り自粛 抗議込め読経響く……東京新聞(2009/02/26)
 http://blog.goo.ne.jp/gokenin168/e/82c976779947a29f4820ea00dc352bd0

 このエントリーで紹介した「怒りと悲しみの読経」も、実は報道陣が潜入しているであろうことを見越して中国当局が許可したものではないかと思えてきてしまいます。

 ――

>>五香粉さん
 目の前で話を聞かされた私は、気持ちが重くなってしまって絶句するばかりでした。帰宅してもしばらく何も手につかない状態で……。善光寺に立ち寄られるとのこと、もし仏像を拝観できたときは、申し訳ありませんが私の分まで手を合わせてきて下さい。m(__)m

 私も一兵卒なりに、いまやれることをひとつひとつ、愚直に一徹にこなしていくだけです。

 ――

>>民す党さん
 いいアイデアですが、実現は困難かと思います。聖火リレーのとき、雪山獅子旗&フリチベTシャツの香港大学の女子大生が周囲から囲まれ罵倒を浴びせられ、警察が「保護」という名目でパトカーに押し込んだくらいですから。

 台湾独立さえ容認されていない空気がある香港ですから、チベットの惨状をいくら説いてもなかなか共感を得にくいと思います。要するに新聞雑誌側としては、売り物にならない文章として扱われる可能性が大ではないかと。……それでも、何か上手いやり方はないかと模索してみることにします。

 ――

>>じゅんこさん
 本当に「たまりません」です。話を聞かされる方は、もうこの言葉に万感を込めるしか術がありません。

 ずっと弾圧されてきたチベット人にとっては、いまが半世紀ぶりに初めて巡ってきた、民族として声を上げる機会だということを痛切に感じつつ、フリーチベットの灯火を絶やすことなく、盛り上げていければと考えています。

 僧侶が焼身自殺を図ったというニュースは中国国内でも流れましたが、その記事に付属する掲示板には僧侶当人はもちろん、チベット人を罵倒し嘲笑する言葉で埋められていました。中共政権による愛国主義教育と執拗な宣伝工作の「成果」だと思いたいのですが、チベット人をひっくるめて「中華民族」と自称しながら、実は異民族&逆賊扱いで「おれたちが発展させてやったのに」という論調であることには、絶望的なものを感じずにはいられません。もちろん、漢族も国民としてマトモな扱いを政府から受けている訳では、ないのですけど。

 考え込んでしまいます。
 
 
 
感動、 興奮 (otsu-dosu)
2009-03-09 18:42:22
御家人さん最近凄過ぎます。

>――国民党政権に代わってから、タシィさんたちの活動に何らかの圧力がかかったりしていますか?

>「特にありません。台湾は民主主義ですから。いまでもイベントを開けば、招待状を出した民進党の政治家はみんな出席してくれます」


日本はもう駄目ぽ…orz


小沢一郎に潰された「ウイグル勉強会」
http://kok2.no-blog.jp/tengri/2007/12/post_9949.html

     ↑
こういうネタを深く掘ると、チャイナウォッチャー好みで面白いですよ。

日本以外のマスコミ関係者を焚付けてみようかなぁ。(アハ
 
 
 
Unknown (中華好き(台湾・香港限定))
2009-03-10 11:18:16
家族を亡くした家では正月を祝わない、というのは日本でも同じですね。
日本では死を「穢れ」として捉えていますが、チベットでは死を悼んで、なのでしょうか。
でもきっと元々は同じなんでしょうね、こんなところにも親近感を感じます。

土曜日は仕事がある身としては、イベントが土曜日に多くなったのはとても残念。
善光寺に送られた仏像が公開になったそうなので、こちらの拝観をしてこようかと思っています。
 
 
 
Unknown ()
2009-03-10 13:36:49
焼身自殺したチべット僧への銃撃を当局は否定するが、写真をみると
http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/946379/
この写真を見てチベット人を罵倒し嘲笑する書き込みをしているのでしょうか?何も感じないのでしょうか悲しくなります。
 
 
 
Unknown (民す党)
2009-03-10 15:11:32
御家人様
> それでも、何か上手いやり方はないかと模索してみることにします。
やはり難しいようですね。
でも、何とかしたいという思いを持ち続けていれば、良いアイデアが湧いてきたり、良い時期に巡り会うかもしれません。
今は、そのための仕込み期間として、熟成させておきましょう。
 
 
 
圖博 Tibet (せは゜たくろう)
2009-03-11 14:25:28
チベットへの関心が高い高雄ですが、高雄の映画図書館では
3/10-3/14までチベット関係のドキュメンタリーが上映されるそうです。
ブログで用いられている圖博はチベットの音訳ですね。
西藏は中共語だと思いますが、御家人さんどうでしょうか?


自由之路_西藏紀錄片展片單
時間:3/10 (二) ~ 3/14 (六)
放映地點:高雄市電影圖書館

http://310tibetanuprisingday50th.blogspot.com/2009/02/blog-post_26.html
 
 
 
コメントありがとうございます。 (御家人)
2009-03-11 21:47:24
ここ数日、ちょっと体調を崩しておりまして、レスにも気合いが入らず申し訳ありません。m(__)m

14日の「ピースマーチ」には参陣できるようにします。


>>otsu-dosuさん
 今回はお呼ばれしただけで、自分から凸した訳ではないので別に凄くないですよ。ただ昔から適度な現場運には恵まれています。とはいえ今年の現場運はこれで使い切ってしまったことになるでしょうねえ。

>こういうネタを深く掘ると、チャイナウォッチャー好みで面白いですよ。
 うーん私にはよくわかりません。そこまで手が及ぶほど余裕もありませんし……。

 ――

>>中華好き(台湾・香港限定)さん
>土曜日は仕事がある身としては、イベントが土曜日に多くなったのはとても残念。
 そういえば確かに土曜開催が増えましたね。私も金曜夜に締切という仕事があったりするので、翌日の昼間にデモというのはキツいです。

 ――

>>tさん
 これ本当の現場写真ですか?さすがは法輪功系メディアですね。しかし取り囲む警官?が淡々としているというか事務的というか、あの物腰からして人間扱いしていないようにみえてひどいです。ネット世論は「一人だけかよ」「寺ごと燃やせ」とか……その場の空気感からして、完全に断絶しているように感じます。あれに比べると例えば「2ちゃんねる」と「特亜」というのは、罵倒合戦を展開しつつも、まだつながっているという気がします。

 ――

>>民す党さん
 まあ香港では台湾独立も書けませんから、チベット青年会議モノはいよいよ無理だと思います。マカオだと明確に違法行為。香港の新聞雑誌はマカオも市場にしていますから、持ち込めなくなると困るのでこうした題材の文章は極力避けています。

 ――

>>せは゜たくろうさん
 「西蔵」は台湾の新聞記事などでも普通に使われているので、中共語かどうかわかりません。むしろ「圖博」の由来の方か気になります。私は先日タシィさんから頂いた名刺で初めて目にしました。「圖博(西蔵)青年議會」となっていました。
 
 
 
Unknown ()
2009-03-12 13:13:18
豚は獅子の気持ちが分からない...とは思いたくないですがつい考えてしまいます。

どうぞお体ご自愛ください。
 
コメントを投稿する
 
現在、コメントを受け取らないよう設定されております。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。