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日々の徒然日記、旅行記など

SHERLOCK2-2/シャーロック2-2 「The Hounds of Baskerville/バスカヴィルの犬(ハウンド)」

2012年07月29日 | SHERLOCK(BBC)
シリーズ2の第2話は「The Hounds of Baskerville」(バスカヴィルの犬)。
元ネタの原作「The hound of the Baskervilles(バスカヴィル家の犬)」と違って
「バスカヴィル」は家名ではなく場所の名前として登場。
長編なので性別は違えどヘンリーやモーティマー、ステイプルトン、フランクランド、バリモアなど
原作に出てくる人物と同名の人がたくさん登場するのが面白い。
脚本は「The Great Game/大いなるゲーム」のマーク・ゲイティス(マイクロフト役)。

(ネタバレ)
※日本語訳はテキトーです。

第1話「ベルグレーヴィアの醜聞」ではシャーロックvsアイリーンのバトルですっかり蚊帳の外だったジョン。
原作の「バスカヴィル家の犬」ではホームズがロンドンで事件を抱えているためワトソンが1人で依頼人の元へ向かい
捜査状況を報告するんだけど、ドラマではシャーロックも現場に出向きコンビ復活。



SH : That was tedious. (つまらなかった)
JW : You went on the Tube like that?! (そんな恰好で地下鉄に乗ったのか!?)
SH : None of the cabs would take me. (タクシーは乗せてくれなかったからな)

イキナリの血まみれ姿!こんな人が地下鉄に乗ってきたら間違いなく降ります。
(←豚に銛を突き刺す実験は原作「ブラック・ピーター」より)



SH : John, I need some. Get me some. (ジョン、アレが必要だ。アレをくれ)

ベルグレーヴィアの醜聞」でついに吸ってしまったタバコ。
ジョンにタバコを隠されちゃって必死に探すシャーロック。こういうトコロでは推理は働かないのかい?
せっかくニコチンパッチまで貼って禁煙してたのに禁断症状でハドソンさんにも八つ当たり。



退屈すぎて消えたウサギを探すのにレストレードに電話しろとかゲームしようとか相変わらずの弾丸トーク。
like a fairy.(妖精みたいに)」って言い方が面白いっ。

JW : Single ring. (ベルが1回)
SH : Maximum pressure just under the half second. (半秒で思いっきり押してる)
SH & JW : Client. (クライアントだ)
ジョンとの掛け合いの会話がテンポがよくてイイ!



悪魔が父親を殺したのを見たという依頼人ヘンリーに、どうでもいい話はすっ飛ばして核心を話せというシャーロック。
SH : If I wanted poetry, I’d read John’s emails to his girlfriends. Much funnier.
(もし"詩情"が欲しいならジョンがガールフレンドに送ったメールを読むよ。もっと面白いからな)
ヒドイwww まだ勝手にラップトップを使われちゃってるのね。

それにしても、このシャーロックのイライラした手とかウマイなぁ。
何かを観察したり考え事をしてる時の目なんかもすごいスピードで動いてるし。



SH : Boring! Goodbye, Mr. Knight. Thank you for smoking.
(つまらん!さよならナイトさん。煙草をありがとう)
タバコwww やたらと勧めてると思ったらそういうコトですか。



ヘンリーの「Gigantic hound.(巨大な猟犬)」という言葉に反応して依頼を引き受けバスカヴィルへ。



Sorry we couldn’t do a double room for you boys. (ダブルの部屋じゃなくてすまないね)」とか
Is yours a snorer? (君の彼氏はイビキかく?)」とか地方に来てまでカップル扱い。
そしてもう否定するのを完全に諦めちゃってるジョン。(笑)

ここでジョン&店員が使ってる「Ta.(タ)」。
なんぞや?と思って調べてみたらイギリスで使われる「ありがとう」って意味なんだそう。「タ!」って!w



賭け好きのツアーガイドから引き出した話を元に、バスカヴィルの軍事施設へ。
入り込むのに盗んでおいたマイクロフトのIDを使うシャーロック。確かレストレードも身分証をスられてたよね、手癖が悪いぞ。
マイクロフト兄ちゃんに伝わるまでのシーンがカッコイイね~。

ジョンも大尉という立場を利用してノリノリで援護してるし、モールスの発見といい今回はがんばって捜査に協力。
モールスは残念なオチだったケド…。(^^;



SH : There is nothing wrong with me! Do you understand?
(僕におかしなところは何もない!分かったか?)

ヘンリーと「Dewer’s Hollow (デュワーズ・ホロウ)」へ行き「Gigantic hound」を見てしまったシャーロックはパニック!
自分の感覚を信じられなくなり、気遣うジョンに「I don’t have friends.(僕に友達はいない)」といって怒らせる。

でもその後ヘンリーのセラピストに話を聞くようにメールし「Why should I? (なんで僕が?怒)」と返されたところで
彼女の写真を再度メール。「JW : Ooh, You’re a bad man. (ああ、君は悪い男だな)」
美人に弱いジョンのコトをよくわかってらっしゃる。



翌日、気まずい雰囲気から珍しく真剣に
SH : Listen, what I said before, John. I meant it. I don’t have friends. I’ve just got one.
(聞いてくれ。僕が言ったことは、ジョン。本当のことだ。僕には友達はいない。でも1人できた)
なーんて告白(?)したのに、ジョンにつれなくされるシャーロック。
いつも振り回されてるから下手に出てるシャーロックを見て困らせてやろうと思ったのか「ふーん」ってな感じで去っていくジョン。
シャーロックの「決まったぜ!」顔から、ジョンに去られて「え?ちょっ!行っちゃうの?」の変わりようが面白い。(笑)

SH : You’ve never been the most luminous of people, but as a conductor of light you are unbeatable.
(君は人々の中でもっとも輝いてるということはないが、光を導く案内人としてはすばらしい)
それ褒めてないから、シャーロック。



SH : What the hell are you doing here? (ここで何してる!)
L : Well, nice to see you too. (ああ、私”も”会えてうれしいよ)
まさか「バスカヴィル」に出てくると思わなかったレストレード警部♪

Hello, John.(やあ、ジョン)」「Greg!(グレッグ!)」と気軽に挨拶を交わす2人を見て
マイクロフトに頼まれてスパイしにきたんだろう!「グレッグ」なんて偽名まで使って!と詰め寄るシャーロック。
ジョンですらファーストネームで呼び合う仲になってるのにシャーロックにとっては「地動説」と同じでどうでもいいコトなのか。(笑)



ジョンがベジタリアンレストランの伝票から大量の肉の注文を発見し、「Hound」となにか関わりがあると疑いを持つ。
レストレード警部がレストランを捜査している傍らで、かいがいしくジョンにコーヒーを入れてあげるシャーロック。

Thanks (ありがとう)」と言われてニコーッ。「I don’t take sugar… (砂糖は入れないんだけど…)」と言われてガッカリ。
かわいいトコあるじゃん!と思わせておきながら最後にはしっかり飲み干したか確認してるし。オニだ…。(^^;



自分の説を検証するためにバスカヴィルへ再び訪れるシャーロック&ジョン。
ついにジョンまでもが研究所で「Gigantic hound」を見てしまうが、砂糖の中に薬が混入されていたという
シャーロックの説は立証できず、再びふり出しに。

SH : Get out. I need to go to my mind palace.
(出ていってくれ。僕は「記憶の宮殿」に行かなきゃならない)
Mind palace (マインドパレス)」がカッコイイ!そして「Get out」の声が超シブイ!(笑)
Hound」つながりで「Hound Dog」のエルビスまで出てきて、このドラマ独特のポップアップ文字が思う存分発揮されておりマス。



シャーロックが記憶の奥から探り出したインディアナ州リバティにあるCIA施設の実験「Project HOUND (プロジェクト・ハウンド)」。
推測したバリモア少佐のパスワードを使って研究所のシステムに侵入し、これが暗示にかかりやすくする化学兵器を開発するプロジェクトで、
20年前に閉鎖された後も研究所の誰かが密かに実験を続けていたことを突き止める。



セラピストからヘンリーが正気を失い、銃を持って家を飛び出したとの連絡を受けたジョン。
シャーロックと共に窪地へ向かい駆けつけたレストレードと合流するが、その場にいた全員が「Gigantic hound」を見たことで
薬は霧の中に混ぜられ散布されていたことに気づく。

SH : Murder weapon and scene of the crime all at once. Oh, this case, Henry! Thank you. It’s been brilliant.
(凶器と犯罪現場が同じとは。ああこの事件は、ヘンリー!ありがとう。素晴らしかった)
JW : Sherlock… (シャーロック…)
SH : What? (何だ?)
JW : Timing. (タイミング!)
SH : Not good? (よくなかったか?)

Hound」の幻覚は、真相を暴こうとしていた父親を殺した犯人が、目撃者のヘンリーにそのことを思い出させないための工作だった。
真相は解明されたもののヘンリーは長い間悩まされ続けてお気の毒。



お気の毒と言えば実はシャーロックの実験台にされちゃってたジョン。
鬼気迫る状況なのに仕掛けてる側からだとかなりマヌケに見えちゃうね。やっぱりオニだ。(笑)



JW : You were wrong. It wasn’t in the sugar. You got it wrong.
(君は間違ってたんだ。砂糖の中にはなかった。君は思い違いをしてたんだ)
SH : A bit. It won’t happen again.
(少しな。もうそんなことは起こらないさ)

ジョンで実験したことがバレないように「Do you want some sauce with that? (それにつけるソース欲しいか?)」とか言ってごまかしたり、
砂糖の中に薬が入っていたと勘違いしたコトをジョンに指摘されてバツが悪そうなシャーロックがカワイイぞっ。



そして最後に不気味なモリアーティ、キタ━(゜∀゜)━!

来週はシリーズ2最終話 「The Reichenbach Fall(ライヘンバッハ・ヒーロー)」。
ついにモリアーティとの直接対決!


BBC SHERLOCK INDEX
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