ローラーガールズ・ダイアリー

WHIP IT／０９年／米／１１２分／青春スポーツ・ドラマ／PG12／劇場公開
監督：ドリュー・バリモア
製作：ドリュー・バリモア

出演：エレン・ペイジ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、クリステン・ウィグ、ドリュー・バリモア、ジュリエット・ルイス、ゾーイ・ベル

＜感想＞
母親の言いなりの生活に飽き飽きしていた女子高生のブリスは、偶然出会ったローラーゲームに魅了され、家族に内緒で始めてしまう。
＜感想＞
weezerの「Pork and Beans」が絶妙にマッチした予告編。
これで観る事は決定していたんですが、借りるまでに大分時間が掛ってしまった。
後回しにせざるを得ない位、ここ最近は話題作リリースが集中していたって事なんでしょうね。

主役のエレン・ペイジがとても可愛かったな～●＾＾●

『ハード キャンディ』や最近では『ＪＵＮＯ／ジュノ』、『インセプション』なんかの彼女も魅力的でしたけれど、今作での田舎の地味娘役がピッタリ似合い過ぎ。
オーラが出ていない分、余計に守ってあげたい感があり過ぎて滅茶苦茶愛おしく思えちゃいました。

そんな地味娘が自分を変えようと危険なスポーツ・ローラーゲームへと足を踏み入れちゃうんですが、ブリスを快く招き入れる仲間というか人生の先輩達がすっごく良い人なんですよ～。

そして理解力のある父親も良かったなぁ。
お父さんが大のスポーツ好きってのが好を制したんでしょうね。

年齢詐欺がバレて、且つ美少女コンテストの日が大会決勝と重なり、試合会場に姿を見せないブリスを仲間が、お父さんが説得に来るシーン。

ここ、ホント素敵過ぎます！
素直に感動しちゃったもん。

地味娘がローラーゲームを切っ掛けに自分の殻を破って、恋に青春に、そして自ら見出した人生に向かって歩み出して行く。

一人の女の子の自立と成長をポップな作りで描き出している辺りはドリュー・バリモアらしさ、センスの良さを感じますね。
もう少し決勝戦位にはぶつかり合うスポーツの白熱さが欲しかった所ですが、初監督作でここまで観る者に元気を与えてくれただけでも十分じゃないっすかね。
監督だけじゃなく出演もしている彼女ですが、何処か天然気味なバカっぽい役が可笑しかったです。

久々にジュリエット・ルイスを観ましたが、相変わらずビッチな女を演じさせたら上手い！(笑)。

オフィシャル・サイト（日本語）

評価：★★★☆
１１／０３／１１ＤＶＤ鑑賞（準新作）

にほんブログ村
レンタル開始日：2010-12-15
メーカー：ギャガ・コミュニケーションズ