銀幕大帝α

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クリード 過去の逆襲

2023年10月08日 17時46分32秒 | 洋画ドラマ

CREED III

2023年

アメリカ

116分

ドラマ/スポーツ

劇場公開(2023/05/26)

監督:
マイケル・B・ジョーダン

製作:

マイケル・B・ジョーダン
シルヴェスター・スタローン

出演:
マイケル・B・ジョーダン・・・アドニス・クリード
テッサ・トンプソン・・・ビアンカ・クリード
ジョナサン・メジャース・・・デイミアン・“ダイヤモンド・デイム”・アンダーソン
ウッド・ハリス・・・トニー・“リトル・デューク”・バートン
フロリアン・ムンテアヌ・・・ヴィクター・ドラゴ
ミラ・デイヴィス=ケント・・・アマーラ・クリード

フィリシア・ラシャド・・・メアリー=アン・クリード

<ストーリー>

ボクシング界を制覇し充実した日々を送るアドニスの前に、出所した幼馴染みのデイミアンが現れる。ふたりには隠れた因縁があった。アドニスは今や敵となったデイミアンとの戦いを決意する。

血と涙の
ファイナル
ラウンド

―感想―

はあ?吹き替え収録してないだと!?

それだけ付ける価値の無い作品だと思われたのかな。

ま、確かに感動のうっすい内容ではあった。

出所したばかりの腐れ縁であるデイミアンがアドニスに近付いて来るのだけど、どうも目つきが怪しくてねえ。

俺はこいつを端から信用出来なかったんだよなあ。

すると案の定、恩を仇で返す男だった訳で。

幼少期に起きたある事件(デイミアンがムショ送りになった切っ掛け)から数十年後、お互いが持つ後悔としがらみを断つ為に、2人はリングへと立ち拳と拳をぶつけ合うのであった。

ボクシングシーンはダイナミックな映像で描かれてたけれど、前述した様に感動出来る部分が無いんよね。

最終ラウンドまで縺れ合う、勝者はどちらになるのか、この辺は予定調和で進むから意外な事が起きて驚かされるという事もなく全体的に平凡な仕上がり。

仮にもしデイミアンが勝利してたら、向こう側から良好的なアプローチはあったのか、ちょっとそのビジョンは見えてこなかった。

教科書通りの平和な終わり方、マイケル・B・ジョーダン初監督らしい置きに行った感じで、もうちょっと冒険しても良かったんじゃないだろうか。

っぱ、スタローンが大きく関わっていない、劇中にロッキーが一切出てこないと、過去2作同等のドラマ性と感動性は生まれないものなんだね。

無理に3作目を作る必要があったのかどうかすらも疑問として残る。

『ロッキー5』が映画ファンの間ではなかったようにされているみたいに、この『クリード3』も同じ目に遭わなければいいのだが。

人気シリーズの最新作に、これまで監督を経験した事が無い俳優に任せたのは流石に酷だったか。

でも、前作の感想で書いたかもしれないが、終盤のトレーニングシーンを観ているとマイケル・B・ジョーダンに父アポロの面影が乗り移っている様に凄く感じた。

アポロを演じたカール・ウェザースとマイケル・B・ジョーダンは本当の父子でもないのに、あそこまで似てくるのは奇跡というか奇妙というか、これこそ映画マジックだよね~。

評価:★★★

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メーカー: ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント

関連作:

『ロッキー(1976)』(オリジナル・シリーズ第1作)※個人的評価:★★★★☆
『ロッキー2(1979)』(オリジナル・シリーズ第2作)※個人的評価:★★★★☆
『ロッキー3(1982)』(オリジナル・シリーズ第3作)※個人的評価:★★★
『ロッキー4/炎の友情(1985)』(オリジナル・シリーズ第4作)※個人的評価:★★★
『ロッキー5/最後のドラマ(1990)』(オリジナル・シリーズ第5作)
『ロッキー・ザ・ファイナル(2006)』(オリジナル・シリーズ第6作)※個人的評価:★★★★
『クリード チャンプを継ぐ男(2015)』(第1作)
『クリード 炎の宿敵(2018)』(第2作)
『クリード 過去の逆襲(2023)』(第3作)

オフィシャル・サイト

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