2015年
アメリカ
137分
アクション
劇場公開(2015/04/17)
監督:
ジェームズ・ワン
『インシディアス 第2章』
製作:
ヴィン・ディーゼル
出演:
ヴィン・ディーゼル:ドミニク・トレット
ポール・ウォーカー:ブライアン・オコナー
ドウェイン・ジョンソン:ルーク・ホブス
ミシェル・ロドリゲス:レティ
ジョーダナ・ブリュースター:ミア
タイリース・ギブソン:ローマン・ピアース
クリス・“リュダクリス”・ブリッジス:テズ
エルサ・パタキ:エレナ
ルーカス・ブラック:ショーン・ボズウェル
ジェイソン・ステイサム:デッカード・ショウ
ジャイモン・フンスー:ジャカンディ
トニー・ジャー:キエット
ナタリー・エマニュエル:ラムジー
カート・ラッセル:ミスター・ノーバディ
ジョン・ブラザートン:シェパード
アリ・ファザール:サファー
ロメオ・サントス:マンド
ルーク・エヴァンス:オーウェン・ショウ
バウ・ワウ:トゥインキー(トゥインク)
タリー・ケリー:ニーラ
<ストーリー>
オーウェン・ショウ率いる国際犯罪組織を壊滅させ、レティを奪還したドミニクたち。安息の日々を過ごす彼らの下に、オーウェンの兄、デッカード・ショウから電話が入り…。
-感想-
どいつもこいつも化け物みたいな体しやがって。
幾ら装甲を硬くした改造車だからとは云え、あんなにドッカンドッカン崖から転げ落ちてもほぼ身体は無傷なんて有り得ないっしょ。
首がむちうちしてもおかしくはない。
でもしない。
皆してピンピン元気ハツラツだがや。
かと思えば(Part1)、ラストではお涙頂戴が欲しかったのか呼吸停止しちゃうドミニク。
「わたし、全部思い出したの!」
「やっと・・・思い出しかニヤッ」
蘇生術も施さずに生き返るドミニク。
涙ながらに訴えかけただけで息を吹き返すなんて、んな馬鹿なw
こんなんで生き返るなら救命士なんていらんわっw
流石に階上から車の屋根に落下したホブスは骨折の重傷を負ってはいたが。
でも骨折程度で済む所が最早人間の常識を超えちゃってますけどね。
普通、死ぬよ、うん。
仲間のハンが東京で殺された事で弔い合戦へと発展していく本作。
敵の中心に居るのがハゲイサム。
こいつがドが付く程の大悪党で、しかも何でもかんでも爆弾一つで処理しちゃおうとする短気野郎。
正々堂々と戦えやハゲ!
かと思えば(Part2)、終盤でドミニクとタイマンバトル開始。
壮絶な殴り合いしてたら立体駐車場が崩れ落ちてハゲイサム・ジ・エンド。
呆気な~い。
だがしかし、これでも死なないのかハゲイサムで、こいつもピンピンした体で牢屋にぶち込まれて、「脱獄してやんよ!」とほくそ笑む。
第8弾は多分、自力か仲間の力を借りてかで厳重な牢屋から脱出して再びドミニク達に襲い掛かるのだろう、と予想してみた。
ハゲイサムの他に敵の一人として登場しているのがトニー・ジャー。
やたらと無意味にくるくるアクロバティックな動きをしてブライアンを翻弄。
こりゃあブライアンが苦戦しちゃうのも当然だわな。
かと思えば(Part3)、体に錘を結び付けられてそのまま「あ~れ~~~~!」。
これに限らず決着がちょっとどれも雑過ぎやしないか?
5作目では巨大金庫引っ張り爆走、6作目では戦車&飛行機バトル。
規模がでかい。
興奮のアドレナリン出まくりの面白さ、痛快さ。
処が今回7作目はドローン。
急にショボくなってしまった。
前2作と比べたら無人小型機と車のチェイスでは、迫力負けしちゃっている感半端無い。
邦題で『SKY MISSION』と銘打っている割には車の空中ダイブも、ビル間ジャンプもすこぶる楽しさが別段味わえず。
5作目、6作目のアイデア秀逸さを考えると、今回は至って平凡なカーアクションの1本にしか過ぎず、全体通しても大したワクワク感が得られなかったのは正直、期待ハズレな仕上がりだった。
お別れの言葉は掛けない。
また何処かで会うだろうから(あの世でって事かな?)。
この台詞はスタッフ&キャスト全員がポールに向かって送った心の言葉をそのまま劇中で引用したのかもしれない。
ブライアンとドミニクそれぞれの車が別々の道を進んでいくラストは正に、ポールとヴィン兄の人生そのものへと置き換えた形になっていて、急遽考え追加されたのであろうこの演出には感動的な気持ちに浸れる事は出来たし、ポールのこれまでのシリーズ通しての懐かしい姿を回想させながらのエンディングを観ているとウルウルッとはなったので、ポール追悼の意を込めておまけの★4つにしようかと思ったが、けどやっぱりキャスティングが豪華になった割には面白さが急速に落ちていた事にガッカリしたので、ここは心を鬼にして★3つ半でヨロシク。
車は空を飛べないんだぞ!
ドライブ狂のポールとしてもブライアンとしても最期に残した名台詞と共に天国で安らかに。
撮影途中で亡くなったので出番が少ないのかと思いきや、案外ラストまで出ずっぱりだった事にビックリ。
所々は替え玉かなんかで誤魔化しているんだろうけど全然気にはならなかったなぁ。
評価:★★★☆
15/09/03DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2015-09-02
メーカー:NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社
オフィシャル・サイト(日本語)
関連作:
『ワイルド・スピード(2001)』(第1弾)※★★★
『ワイルド・スピードX2(2003)』(第2弾)※★★★☆
『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006)』(第3弾)※★★★★
『ワイルド・スピード MAX(2009)』(第4弾)
『ワイルド・スピード MEGA MAX(2011)』(第5弾)
『ワイルド・スピード EURO MISSION(2013)』(第6弾)
『ワイルド・スピード SKY MISSION(2015)』(第7弾)
『ワイルド・スピード ICE BREAK(2017)』(第8弾)
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020)』(第9弾)
車が大好きなので、あんなにぶっ壊しちゃうなら1台欲しいと思ったくらいです。
メンバーはほぼ不死身の体の持ち主ですね!
個人的にはレティのドレス姿のアクションが好きです。
さて、ジェイソン君はどうやって脱獄するのでしょうか!?
コメント&TBありがとうございます。
初のシリーズ鑑賞だったのですね。
高級車の破壊やスピードを追及したカーレースなど、毎回試行錯誤されたアクションが豊富に用意されていて、ファンとしては楽しませて貰っています。
8作目はまた前の監督に戻るみたいですし、ステイサムも再登板の予定にされているので楽しみにしています。
どうやってあの監獄から出るのかが冒頭での見所になりそうですね。
ポールの代役をやったのって弟でしたっけ?
コメントありがとうございます。
ステイサムとドゥエインのタイマン勝負が白熱した肉弾戦でカッコ良かったです。
ポールの弟さんが代役を務めて、映画を完成させたようですね。
弟はコーディーウォーカーですかね?
写真を見るかぎりあまり似てないと思うのですが映画ではCGによって加工されていたのでしょうか。
スタントマンの弟コーディが代役を務めたみたいですね。
顔がはっきりと映ってしまうところはCGIで加工したようです。
無茶な物語にも、蘇生したり、不死身だったりありましたが、アクションで、
あそこまで無謀な試みを見せつけられて、説得力が増したせいかも知れません。
スピードの壁を打ち破る時というのは、野球選手やチャンピオンの時が止まって
見えるという言葉にあるように、一瞬一瞬が捉え難く永遠を感じるものでは
無いでしょうか。カーアクションや殺陣でも何かをマスターしている個の人間の
強さと自信、アクション全般に対する監督の強い自負心を感じました。
このシリーズはアクションの派手さがメインなので、今回もその点では見応えのあるものになっていました。
少し前作、前々作には見劣りする部分は感じましたが、観客を楽しませようとする監督の熱意は伝わってきました。
確かにスピードが増した時はその現場に居る人間は時が止まったように感じると言ってらっしゃいますので、それを視覚的に映像として再現している演出は見事ではあります。
むちゃむちゃ面白かったんですが・・・
やはりヒロ之さん方みたいにずっと観られて
いる人だと物足りないんですか???
へええーーーーー。
どんだけ5作目とか面白いんですか?
すっげえ気になってきました。
近いうちに観ないとイカンなあ。
ヒロ之さんのレビューを見てそう
思ってしまったのでした!
コメント&TBありがとうございます。
初見ならあり得ない展開ばかりなので、凄く面白かったという感想されたタケヤさんのお気持ち凄く分かりますよ^^
このシリーズ、かなり時系列を組み替えながらの内容になっているので、出来れば1作目から観て貰った方が、話に入り易く、理解もし易くなるとは思うのですが、個人的にはタケヤさんには5作目を観て欲しいかもです。
私は、あれをああいう形で使って、破壊しまくるという発想にめっちゃ驚いちゃったんですよね~。
5作目の終盤は何度観ても手に汗握っちゃいます。
シリーズ1番のお気に入りシーンです。