銀幕大帝α

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アーバン・エクスプローラー

2011年09月11日 23時21分25秒 | 洋画ホラー
URBAN EXPLORER/11年/独/94分/サスペンス・ホラー/劇場未公開
監督:アンディ・フェッチャー
撮影:アンディ・フェッチャー

出演: ニック・エヴァスマン、ナタリー・ケリー、ブレンダ・クー

<ストーリー>
ベルリンの地下にあると言われる旧ドイツ軍のバンカーを求め、各国から集まった4人の若者たち。現地ガイドに従って地下に足を踏み入れた彼らだったが、突然の事故でガイドを失い…。
<感想>
ぶっちゃけネオ・ナチ殺人鬼には恐ろしいと思える印象は受けないです。
何処にでもいそうな浮浪者的面構えですし。

けど、それを補うかの様に演出面で際立っているのが

音と映像。

セリフが聞き辛い程のでかい音、音楽が鳴り響き、左右前後に時に激しく時にはゆっくりとカメラが動く事で、不快さ・不気味さを植え付けてくれるのです。
これが非常に効果を齎していて、一体話はどう転がっていくんだろうと、不安を抱えながらグッと身構えさせてくれます。

序盤はガイドを含め5人の若者が出てきます。
途中、1人の女性が気を抜いていたガイドに向けて「はいチーズ」とカメラのフラッシュをたいたものだから、ビックリして転落。
ガイドが足を複雑骨折してしまった事で話は急展開を迎えます。
一組のカップルがガイドの元に残り、女性2人が助けを呼ぶ為に元来た道を戻っていくのですが、なんと、この後女性2人は出てきません!
いや、正確には出てくるのですが、残念な姿で出てきます。
途中離脱ってのは予想外でしたが、ああいう形で再登場というのは予想範囲かな。
シチューが出てきた時に何となくそんな予感はしました。

で、助けを待つカップルの所にふいにやってきた初老の男。
最初こそはガイドを介護する素振りを見せてましたが、当然ながらこの男は鬼畜の殺人鬼でして、3人を自分の住みかに連れ込んでから急に性格一変。

こっからはおぞましい展開へと怒涛の様に突き進むのです。

うわ~・・・うっわ~・・・

ってなりますよ。
男の鬼畜ぶりが半端無いです。
特に

女装させて生身のシャツを脱がす

シーンがエグい。
塩までかけちゃってますし。

結構おっそろしいストーリーになってますし、ありゃりゃ~と奈落の底に突き落とすかの様な後味の悪さも味合わせてくれます。

どうせ・・・なんて希望、全く持たずに観て下さい。
そんなもの何処にもないですから。

オフィシャル・サイト(英語/ドイツ語)

評価:★★★☆
11/09/11DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2011-08-26
メーカー:アース・スター エンターテイメント

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2 コメント

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後味最悪系 (にいな)
2011-09-14 09:58:10
あら、これもそうなのね。
「ファニーゲーム US」の後で見たら、どんだけ暗くなるやろうか・・

でもこういうの嫌いじゃないんだよね。

気になるなぁ。
返信する
>にいなぁんへ (ヒロ之)
2011-09-16 00:14:15
これも嫌になっちゃうくらい救いの無い映画だよ。

ドイツ映画だしね、兎に角、演出が陰惨なのよ、ハハ^^;
返信する

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