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銀幕大帝α

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ラストミッション

2015年05月01日 21時05分15秒 | 洋画アクション
3 DAYS TO KILL
2014年
アメリカ
117分
アクション/サスペンス
劇場公開(2014/06/21)



監督:
マックG
『Black & White/ブラック & ホワイト』
原案:
リュック・ベッソン
脚本:
リュック・ベッソン
出演:
ケヴィン・コスナーイーサン・レナー
アンバー・ハードヴィヴィ
ヘイリー・スタインフェルドゾーイ
コニー・ニールセンクリスティン
リヒャルト・サメルウルフ
トーマス・レマルキスアルビノ
マルク・アンドレオーニミタット
ブルーノ・リッチグイド



<ストーリー>
余命わずかと言い渡されたCIAエージェントのイーサン。残された人生を家族と共に過ごすため、パリを訪れた彼の下に、CIAエージェント・ヴィヴィが現れ…。

職業、スパイ。
弱点、16歳の娘。


-感想-

あー冒頭の銃撃戦、ホテル爆破からしてベッソン印ですわ。
ちょこっとコミカルなものを入れてからそういった展開へ持ち込む辺りにも「ベッソンが書きそう」と思わされるし、それが持ち味やからベッソン脚本を知って観ている自分としてはすっげぇ安心。

くたびれた感じのケヴィン・コスナーが娘の行動に翻弄されながらも、絶対に悟られない様に任務を淡々と遂行していくその姿そのものもベッソンが考えそうなキャラクター。
余命3ヶ月を言い渡されて、疎遠していた娘の為に父親らしい事をしてやろうと懸命になるも溝は深まるばかり。
任務優先なもんだから約束の時間に遅れるってのはしょっちゅう。
ダサい紫色の自転車を「プレゼントだ」と見せられても今時のイケイケ女子が喜ぶはずもない。
「父親失格だ~」と頭抱えるも、次第に娘の気持ちを理解し始め、ある日危機的状況から救い出し、実は自転車に乗れないと分かった娘の為に時間を費やして練習を手伝う。
で、なんやかんやで娘も父親の優しさに触れて円満解決。
それまで名前でしか自分を呼んでくれなかったのに、ラストでは「パパ」と気持ちの変化も現れて、家族の為にも長生きしなきゃ!て仲間から報酬の1部として渡された謎の新薬で寿命も延命。

こういう都合の良過ぎる展開もまたベッソンらしくて良いじゃない(笑)

「あんたは娘想いだから殺さない」と敵を見逃したり、拉致した帳簿士に娘にイタリアンレシピの作り方を教えてやってくれと頼んだり、長期留守中に隠れ家に住み着いていた移民の家族と交流を持ったり、緊張感を和らげてくれるほのぼのエピソードも実に愉快で面白かった。
さぁこれから一仕事始めるか!てなった時に限って娘からの電話が鳴り響いちゃって、やる気を損なわれるなんても笑いを誘われたな。

ガラの悪い連中が「おっさん何じゃこら!」と因縁つけて来たら即銃を出してビビらせるイーサン。
面倒臭い事に一々構っていられないイーサンとしては銃程頼りがいのあるものはないってか。

新薬の副作用で意識朦朧とする事もあれば、その薬の効果が切れて病気の症状が現れて鼻血出しながらフラフラになったりと度々イーサン自身も肝心な時にピンチの連続。
でもそんな状況下でも気絶前の糞力で脱したりと、凄腕のエージャントらしい気力と体力を十分持ち合わせた姿もきちんと見せてくれます。

特別目を見張るようなシーンはないけども、裏の顔と表の顔を交互に見せながら仕事に家族の為に全力で残り少ない人生を生きようとする一人のおじさんを温かく応援しながら見守ってあげる作品でもあり、アンバー・ハードの美貌を心行くまでチェックする作品でもある。

今作のアンバー・ハード図鑑




エロ可愛い。
因みに現在の旦那はパイレーツの撮影すっぽかして行方不明中。

評価:★★★
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6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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今晩は (morkohsonimap )
2015-05-01 21:22:03
アンバー・ハード目当てで鑑賞しましたが
はて、どっかで見たことあるような既視感
ベッソンがフランスで作っている「ノー・リミット」って言うTVシリーズの映画焼き直しだったようですね
アンバー嬢もカリブの海賊を骨抜きにしちゃったようですね
最近観た「インフォーマーズ」っていう映画ではアンバー嬢が脱ぎまくっていましたが
もう彼女は脱いじゃくれないでしょうねぇ
返信する
>morkohsonimapさんへ (ヒロ之)
2015-05-01 22:29:48
こんばんは!
コメントありがとうございます。
実はアンバーちゃんが出ているのを知らずに借りました(笑)
ベッソン脚本ていうのは知ってたので、まぁ暇つぶしには丁度良いと思い見てましたが、それなりに楽しめました。
これってそのTVシリーズと同じ内容のものなんですね。
安上がりで済ませる所がベッソンらしい。
「インフォーマーズ」ではアンバちゃん脱いでいるんですか!?
それは是非目に焼き付けておきたいですね~。
返信する
不完全燃焼 (ミス・マープル)
2015-05-02 06:59:57
アンバーちゃんは、既にジョニーとは破局したのね。
ちょっと前に仲良く来日してたのにねえ。
で、この映画はどうもいまいちでした。娘に大甘のパパが強いのはリーアムパパを彷彿とさせましたが、アルビノが差し向けた殺し屋も中途半端な行動でした。副作用を抑えるのはウォッカ?へ?
返信する
>ミス・マープルさんへ (ヒロ之)
2015-05-02 17:37:17
こんにちは!
コメント&TBありがとうございます。

え!?もう破局したんですか!
つい最近まで仲良かったのに。
原因はやっぱりジョニデの奇行っぷりでしょうか。
なんで副作用にウォッカが効くのか謎ではあります。
余計にヘベレケになりそうな感じがします。
まぁベッソン絡みですからね、どうしても似たようなものが出来上がっちゃいますよね。
返信する
こんばんは (maki)
2015-05-03 02:38:01
車のトランクにはいる際のやりとりが可笑しかったです。
「当然はいるんだよね?」みたいなところが。
パスタのソースを伝授してもらったりとコミカル路線は楽しかったのですが、全体としては中途半端な出来だった気がします
まあベッソンですから!で、すむか。
返信する
>makiさんへ (ヒロ之)
2015-05-03 14:58:58
こんにちは!
こちらにもありがとうございます。
あっちも入って当然みたいに、自分からトランクに入ってましたよね(笑)
シリアスな内容のはずなのに、終始コミカルな形で描いていたから、割と笑いながら見れる楽しさはありました。
いつものベッソン映画で、そういう意味では安心して見れる作品ではありましたね。
返信する

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