ケヅメリクガメ☆なりまさ☆

ケズメリクガメと暮らす日々の記録

介護職の処遇改善

2008-12-27 | 平ちゃんの投稿日誌

2008年12月27日(土) 読者のひろば

 厚生労働省は先日、介護職に就く人材の確保を目的に、介護福祉士を目指す学生を支援する準備金の貸し付けを決めた。学生が大学や専修学校などへ入学する時と、卒業後に福祉施設で働く際、それぞれ準備金として20万円、計40万円を無利子で融資するという。
 学生にとって準備金は確かにありがたい。志望が減っている学校の入学者を増やす効果はあるだろう。しかし、これだけで介護施設の人手不足がすぐに解消されるとは思えない。介護は、人間の生命や尊厳を支える崇高な仕事だ。しかし「3K」と呼ばれる過酷な現場の割に、報酬はそれに見合っていない。そのため、3年もたたないうちに転職者が相次ぎ、施設職員が不足する事態となっている。
 早急に介護職の処遇、労働条件を改善すべきだ。それが介護施設で働く人、介護職を志す学生の増加につながる。
 施設を、ついのすみかとする高齢者は多い。そんな方々のためにも、介護職員には、充実した環境を、やりがいを持って働いてほしい。

2008年12月12日(金)

 

介護職:介護士(ヘルパー),介護福祉士[国家資格],介護支援専門員(ケアマネージャー)