ケヅメリクガメ☆なりまさ☆

ケズメリクガメと暮らす日々の記録

高齢者医療は協調を

2008-06-28 | 平ちゃんの投稿日誌

2008年6月28日(土) 読者のひろば

 75歳以上の人を対象に、4月から始まった後期高齢者医療制度。年金からの保険料天引きなどに批判が高まり、野党多数の参院では廃止法案が可決された。また、国会のねじれ現象を露呈したわけだ。しかし与野党で真剣な議論を尽くした後、最後に協調というものがなければ、国民に幸福は訪れないと思う。
 日本の保険制度は、主に大企業が設けている健康保険組合、中小企業のサラリーマンが加入するウ政府管掌健康保険、自営業や無職の人が加入する市町村の国民健康保険に分かれている。拠出金を分担して、老人保健制度を3月まで維持してきたのである。
 しかし与野党ともに、このまま少子高齢化が進めば、福祉政策や保険制度の破たんは必須と受け止め、10年以上の歳月をかけ議論を積み重ね、やっとの思いで今度の医療制度が誕生したのだという。
 私はこれまで、それほど政治に多くを期待してきたわけではないが、わずかな望みをかけて選挙で投票してきた。この点は今後もかわらない。日常生活でお世話になっている方々に感謝し、りんとして慎み深く高潔な「高貴」高齢者になりたいと望んでいる。

「「高貴」高齢者を望む」2008年6月12日(木)

参照:論陣論客「75歳で線引き 後期高齢者医療」山崎泰彦,尾形裕也(2008/6/11)読売新聞