ケヅメリクガメ☆なりまさ☆

ケズメリクガメと暮らす日々の記録

多少面倒でも患者の安全を

2007-04-07 | 平ちゃんの投稿日誌

2007年4月7日(土) 読者のひろば

 昨今マス・メディアで、インフルエンザ治療薬「タミフル」と異常行動の因果関係が取りざたされている。
 私は薬や医療についての知識はまったくないが、素人ながら「ええっ!」気づいたことがある。問題のタミフルは、全生産量の6割が日本で使用されていると報道で知ったからである。
 代替えの治療薬には「リレンザ」があるという。しかし、リレンザはタミフルと異なり少々使いにくい。服用にあたっては、円盤状で吸い口のある専用の器具に粉薬をセット。息を吐き切ってから吸い口をくわえて吸引する。
 薬剤が気管支から入り効果が早く現れるというが、医師にとっては手順の説明はなんとも面倒なことである。これに比べカプセルのタミフルは簡便に水で服用できる。このため、リレンザはほとんど普及していないそうである。
 患者の安全、安心を願うなら、多少の手間暇がかかっても、相当の選択をしてほしいと思うものである。

「薬品の利便性に潜むリスク」2007年3月30日(金)

 

タミフル:抗インフルエンザウイルス薬リン酸オセルタミビル。タミフルを服用した10代の若者がビルから飛び降りるなどの異常行動で死亡する例が報道された。厚生労働省は「意識障害からくる異常行動は、インフルエンザによる脳炎・脳症の症状でもあり、タミフルの副作用とは言い切れない」とし、発熱中は保護者が注意深い観察をするように指導。

リレンザ:抗インフルエンザウイルス薬ザナミビル水和物吸入剤。