blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
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2008年5月25日(社)障害者自立生活協会シンポジウム

2008-05-23 | 風の備忘録 
2008年5月25日(日)午後1時30分
与野本町コミュニティセンターにて
JR埼京線 与野本町駅西口下車 徒歩3分
社団法人埼玉障害者自立生活協会 シンポジウム2008 
対談 「障害」から照らされる「いま」
どこから来て どこへ行くのか
八木下浩一(埼玉障害者自立生活協会相談役)
小山正義青い芝の会神奈川連合会)

コーディネーター猪瀬浩平(風の学校事務局長・明治学大学教員)
八木下スパゲティを食いながら
普通学級か養護学校かという、問題もあるけど、
知的障害者の労働の問題を考えないといけないんだよ。
誰も良太みたいな奴雇いたがらない
コーヒー飲みながら
良太みたいな奴っていいますけど、
うちの兄貴のほうがヤギさんよりよっぽど働きものですよ。毎日農園行ってるし。
ヤギさん
みたいな人のほうそ、誰も雇いたがらいでしょう。
八木下
 そうだよな」(一同笑い)
そんな感じのやり取り。体験したことはないけど、地元の村帰って、
そこの古老と昔話をしているような気分はこんなものなのかなあと思った
はじめてヤギシタさんの名前をきいたとき、メェー、メェーなく動物を想った
 本物のヤギさんは、ヨタヨタとうちにやってきて、しかめっつらでしべり
 うちの親父と怒鳴りあい、ストーでビールを飲んだ、兄貴が飛び跳ねた。
ヤギさんが一軒一軒障害者の家を回る 誰に促されたわけでもなく
 思いつくまま、気の向くまま、今だったらたぶんストーカー 
非常識に他なない、そんな埼玉の70年代
 健全者文明の否定、愛と正義の否定、かっこよく語るい「青い芝の会」の裏側で
 ダサく、カッコ悪く、でも地に足着いて、ゴチャゴチャと生きる 
制度も支援もなかった頃を生きた二人と制度も支援もできた後に語る
 制度も支援も整って「障害者」は「障がい者」になって、世界に「理解」があふれている
何も分からない、も知らない、ただ感じるだけ、ただ忘れないだけ
「障害」が問う社会とは へ
みなさま ごぶさたしています。遅ればせながら、今度の日曜日のご案内です。
社団法人・埼玉障害者自立生活協会の総会の後、
記念シンポとして、「障害者の自立・共生」の源流の旅を企画しました。
同行者は、30歳の猪瀬浩平くん。
「どの子も地域の公立高校へ埼玉連絡会」の発足に直接・間接の影響を与えた
猪瀬良太君の弟さんです。
そして、「源流」へ遡るのは、
映画「さようならCP」にも登場する小山正義さん(青い芝)と
かって29歳で地元川口の芝小学校に入学した八木下浩一さんです。
お二人とも猪瀬浩平君の2倍以上の年令です。
2000年の介護保険、2003年の支援費制度、
そして2006年からの障害者自立支援法、という大きな流れの中で、
障害者とそこに関わる人達の関係が、急速に消費者とサービス提供者の関係に変わり、
また2001年からの特別支援教育の中でもやはり「支援」の名の下にきめ細かに
分けるシステムの固定化が進められ、
地域でも学校でもそこに生きる人々の生活と思いが見えにくなりつつあります。

また、バブル崩壊後の新たな市場再建の切り札として介護が脚光を浴びたり、
子ども達の総合的学習の時間や教員免許のための介護等体験などが打出された時期をくぐり抜け、
いまや福祉系学科や介護福祉士の専門学校が大幅定員割れという時代に入って
あらためて「自立生活」とは、「共に生きる」とはという問いが、社会に広がり始めています。
そんいまだからこそ、いったん源流に遡り、
そこから現在を見つめ直すこうした作業が不可欠だと思うのです。
お忙しい時期とは思いますが、ぜひお出かけ下さい。会員の方でなくとも参加できます。
山下 浩志 社団法人・埼玉障害者自立生活協会 「通信」編集担当
対 談 「障害」から照らされる「いま」
―どこから来てどこへ行くのか

小山正義さん VS 八木下浩一さん
コーディネーター 猪瀬浩平さん
(風の学校事務局長・明治学院大学教員)


月25日(日)13:30 与野本町コミセン
(埼京線与野本町駅下車3分)
主催:社団法人・埼玉障害者自立生活協会
(080-6608-1275)  
2008年5月25日(日)午後1時30分
与野本町コミュニティセンター

JR埼京線 与野本町駅西口下車 徒歩3分

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