「トリックボーイ」は,1984年に T&E SOFTより発売されたピンボールシミュレータ。いかに忠実にピンボールを再現するかを目指して開発されたゲームで,PC-6001シリーズという弱小機種においてもスムースかつリアルなボールの動きを実現しています。その代償として 画面はいたってシンプル。ターゲットやバンパー等のオブジェクト数も少なく,ボールとフリッパー以外は バンパーが震える程度しか動きがありません。マシンスペックの関係上 仕方なかったのだと思いますが,この画面クオリティでも商品になった訳ですから,世の中ずいぶんと変わりましたよね(笑)。
この「トリックボーイ」は,自分が初めてプレイしたコンピュータピンボールです。どっぷりハマッたのは どちらかというと「ミッドナイトマジック」の方なのですが,この頃は「mkIIユーザー」だったので,家では ひたすら「トリックボーイ」で遊びつつ パソコンショップの店頭で「ミッドナイトマジック」を遊ぶような事を繰り返していました。正直,ピンボールは上手くはありませんが,この頃からずっと「ピンボール好き」ではあるようです(笑)。
久々にやってみたら,結構苦労して10万点どまり。
ボールが分裂する隠しコマンドがあったはずですが,忘れちゃいました・・・。
とりあえずボーナスステージは出せたからいいか。(≧∇≦)
派手なピンボールを探そうと思えば いくらでも見つかる時代ですが,逆にシンプルでアナログなピンボールを捜しても,ほとんど見つかりません。自分が最も気に入っているピンボールシミュレータは,Macintosh用の「ROYAL FLUSH」。これはデジタル化された究極の「アナログピンボール」です。懐かしい「ドラム式」のスコアボードを音まで再現しているうえ,クレジットアップするときの音もリアルに再現。これをプレイするためだけに,SE/30をカラー化したようなものです。
いまは動作環境が休眠状態なので 近いうちに復旧したいです。
「ROYAL FLUSH」みたいのが,Windows で動くと嬉しいんですけどね。
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