「スターウォーズ・アーケード」は,1994年に発売されたセガの同名アーケードゲームを「スーパー32X」向けに移植したものです。ゲームモードはアーケードモードと32Xオリジナルモードが用意されていて,アーケードモードは,スターウォーズのエピソード6「ジェダイの帰還」を舞台とした全4ステージで構成。ゲームの流れとしては,Xウイングを操縦して敵のタイファイターを撃破しつつスーパースターデストロイヤーの内部に侵攻し,コア(原子炉?)を破壊。引き続き,第2デススターでのタイファイター戦を経て内部に侵攻し,ターゲットを破壊してゲームクリア・・・といった感じ。32Xモードは,映画の1作目にあたるエピソード4を舞台とした全8ステージ構成。アーケードモードと同じくタイファイター戦を経てデススターへ侵攻し,狭い通路に突入するおなじみのシーンへ。ターゲットにプロトン魚雷を撃ち込んでデススターを破壊。その後は再びタイファイター戦を経てアーケードモードと同じくスターデストロイヤー内部へ侵攻しターゲットを破壊。続いて,第2デススターに侵攻しおなじくターゲットを破壊してゲームクリア・・・となります。難易度は32Xモードの方が簡単になっているようなので,最初にプレイするなら32Xモードがお薦め。まあ・・・どっちをプレイしても,タイファイター戦で苦戦しまくるとは思いますが(笑)。
とにかく難しい。Xウイングで宇宙空間を自由に飛びまわれるコンセプトは素晴らしいのですが,タイファイターを照準で補足するのがひたすら難しく,最初のうちはデススターの姿を一切拝めない状態が続くので,さっさとクソゲーの烙印を押して諦めてしまう人も多かったのでは。と思います。壁に激突してダメージを受ける仕様のゲームなので,デススターやスターデストロイヤーの内部もえらく難しいのですが,このゲームの醍醐味は映画のようにデススターやスターデストロイヤーを破壊する事にあるので,半端に諦めてしまうのは勿体無い気がします。・・・とはいいつつも,やはり難しい。何度やってもタイファイター戦を突破できません。ああああああ。こんなゲームやめてやる(笑)。
X68000で発売されたワイヤーフレームの「スターウォーズ」は,もっと気持ちよく遊べたんですけどね。
こっちはなんでこんなにストレスのたまる内容になっちゃったのかしら。
そんな人に素晴らしい朗報が。タイファイター戦でポーズして「↓BB↑→←」のコマンドを入力すると,某ハン・ソロの「いやっふぅぅぅ」という声と共に「制限時間が減らなくなる」のです。これを使えば時間切れの心配はなくなります。被弾さえ回避できればデススターまでは到達できるかと。注意点としては,3ボタンパッドでなく6ボタンパッドを使うこと。3ボタンパッドでは,スタートボタンが「視点変更」になっちゃうのでポーズができないようです。そもそも「スターウォーズ・アーケード」自体が6ボタンパッド向けにデザインされているようで,実際のところ6ボタンパッドの方がプレイが楽だったりします。もうひとつ注意点を挙げると,ミッション開始毎にコマンドを入れ直す必要があることです。油断してゲームオーバーならないよう注意しましょう(笑)。
慣れたら結構面白いゲームかもしれませんが,慣れる前に折れちゃう可能性の方が高そう。
隠しコマンドを使ってもうちょっと練習してみます。(´・ω・`)
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