MC68000 Maniacs!
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「シャドー・ダンサー ザ・シークレット・オブ・シノビ」は,1990年にセガから発売されたサイドビュー型の横スクロールアクションゲーム。前年に発売されたアーケード版と同名のタイトルではありますが,内容は完全にメガドライブオリジナル。当時,仲間内では「アーケード版と全然違う」という理由から嫌う意見もあったソフトですが,個人的には非常に大好きなタイトルです。アメリカンニンジャを表現したゲーム内容で「忍ばない忍」なスタイルは相変わらずのセガ(笑)。「シャドー・ダンサー」というよりは,どちらかというと「忍」に近い操作性が実装されていて,非常に軽快な操作性になっています。各ステージのグラフィックも,アーケード版には劣るもののメガドライブ初期のゲームとしてはかなり美麗だと思います。音楽面では,前年に発売されたメガドライブ版「ザ・スーパー忍」の影に隠れてしまっている感がありますが,これは「古代祐三氏」のパワーであって,楽曲の良し悪しのせいでは決してありません。本作の音楽も実はかなり強力なのです。

本作では「ザ・スーパー忍」の主人公であったジョー・ムサシの息子であるハヤテが主人公です。・・・抜け忍となったジョー・ムサシが妻とハヤテ,忍犬ヤマトを船で逃がし,自らは追っ手との最後の戦いへ向かい姿を消した。妻は絶命したものの,ハヤテと忍犬ヤマトはニューヨークの海岸に流れ着き,古武道場を営む日系アメリカ人 DICK・C・KATOに拾われ育てられた。10年後,謎の殺戮集団に父親(KATO)を殺されたハヤテは,忍犬ヤマトとともに復讐の戦いへと向かう。・・・ざっくり概要を言えばこんなストーリー。DICK・C・KATOがハヤテを拾った際の名言「シュリケン・・・,ジャパニーズ・・・,ニンジャ!」が衝撃的(笑)。ハヤテの手に「手裏剣」が握られていたためこう叫んだ,とされていますが,あんた日本人を馬鹿にしているだろう??

基本的な操作系は,方向ボタン左右でハヤテの移動,Aボタンで忍術の使用(1ステージ1回),Bボタンで攻撃(遠距離では手裏剣,近距離では忍刀またはキックで攻撃),Cボタンでジャンプ(方向ボタン上下と同時押しで,上段(下段)通路への移動が可能)です。特殊攻撃として忍犬攻撃があります。攻撃ボタンを押し続ける事で「忍犬メーター」がチャージされ,攻撃ボタンを離すと,忍犬が敵に襲いかかり「一定時間動きを止めて」くれます。防御が硬い敵を突破する際に役立ちますが,忍犬が攻撃を受けてしまうと「忍犬が小さくなって」しまい,しばらくの間忍犬攻撃を出せなくなってしまいます。個人的には,忍犬攻撃にもうちょっとバリエーションが欲しかったです。

別の意味での注目どころが「ボーナスステージ」。
ビルから飛び降りながら,ビル間を三角飛び(?)で上昇してくる敵を手裏剣で撃つという謎のシチュエーションに加え,
えらく中毒性のあるBGMが素晴らしすぎます。作曲者はS.S.T.BANDにも参加していた塚原啓介氏。

サントラもあるみたいだし,買ってみようかしら。


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
Unknown (DST)
2016-05-03 12:07:35
このゲームは難易度が高かったですよね
当時は結構なゲーマーだったのですが、クリアはできませんでした
歳を取った今では1面クリアに一苦労
ボーナスステージは画面端で連射してた記憶があります

個人的には「スーパー忍」のようにLIFE+残機制にしてくれていたらと思ってます
 
 
 
Unknown (funnyplace)
2016-05-05 22:18:00
コメントありがとうございます。

当時は同じくクリアできませんでした。
たしかにLIFE+残機制であればクリアできたかもしれませんね。

アーケードっぽい一撃死の緊張感も
個人的には好きなんですけどね。
 
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