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「Seaside Route 765」は,リッジレーサーの象徴とも言えるコース。初代リッジレーサーの頃は単純に「初級コース」と呼ばれていましたが,いつのまにか立派なコース名が付きました(笑)。初代リッジ以降,リッジレーサーVリッジレーサーズ(2),リッジレーサー7に収録されたコースであり,基本的なレイアウトは初代リッジから不変です。しかし,いざ走り比べてみると,その印象は作品によって随分と違います。

リッジレーサーVでは,PS2のハードパワーでグラフィックレベルが急激に向上。非常にリアルに表現された仮想現実の「Seaside Route 765(Sunny Beach)」を初めて走った時は,ものすごく感動しました。初代リッジよりも走行視点が各段に低いものの,コース自体は非常に広く感じるので,非常に走りやすい印象です。ただ,ゲーム自体の仕様があまりよろしくなく,やたらと路面のアンジュレーションを拾うため,画面が常に「ごつごつ」と揺れているのが気になって仕方ありませんでした。

リッジレーサーズでは,PSPのワイド液晶をフル活用した画面表示が最大の特徴。リッジV同様に走行視点が低めに設定されているものの,ワイド液晶の効果かコースは異常に広く感じます。車両の動きはかなりフラットで,コントローラを「ちょんちょん」と操作しても,反応を感じられないほど余計な動きをしません。ドリフト状態での動きも穏やかで扱いやすく,トンネル~吊り橋までのS字を振り返しドリフトでつなげられるのが気持ち良いです。

リッジレーサー7は,むしろ一番「初代」に近い印象だと言えます。リッジV,リッジレーサーズと比較すると,かなりコースが狭く感じますが,全体的にガードレールが高く描かれているので余計にそう感じるのかもしれません。トンネル~吊り橋までのS字を振り返しドリフトでつなげられるのはもちろん,最終コーナー手前から流しっぱなしでホームストレートまでつながるあたりが最高です。しかし,車両の動きは非常にシビアなので,高速車両でのコントロールは,かなりの慣れが必要だと思います。

個人的にはやはりリッジ7の「Seaside Route 765」が一番好きですね。リッジV,リッジレーサーズのように,コースがだだっ広く感じるのはちょっとマイナスかなと。初代リッジにあった「壁接触」の緊張感は,やはり貴重ですよ。その点,リッジ7はコースが狭く感じられるうえ,車両の速度が極めて速いので緊張感は抜群です。ある意味,初代よりもプレッシャーを感じるかもしれません。

肝心の初代リッジは,あまりにも「雑さ」が目立つのでNG(笑)。
ドリフトもやり辛く,自分にとっては「楽しくない」ゲームになっちゃいました。

10年前はこれが最高峰だったんだねぇ。(≧∇≦)


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