MC68000 Maniacs!
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「ターボアウトラン」は,1989年にセガから発売されたアウトランシリーズ第2弾にあたるレースゲーム。前作にあった「ルート分岐」が撤廃され,舞台はヨーロッパからアメリカ大陸へ。ニューヨークからロサンゼルスまでの全16ステージを走破する「キャノンボール」ライクなレースが展開されます。愛車は「フェラーリF40」。ライバルも登場し,助手席の「彼女」を奪い合う演出も盛り込まれていたりします。前作と比較するとだいぶレースらしくなっている・・・のですが,前作とはかなり感触の違うゲームになっていたため,それほどヒットしなかったゲームだと記憶しています。個人的には,音楽もゲームも「ターボアウトラン」の方が断然好みです。

ルート分岐がないので「アウトラン」らしくない,という点には同意しますが,後に海外版として発売された「OUTRUN 2006 Coast 2 Coast」では公式に「全ステージ走破モード」が実装されていますし,PlayStation2で発売された「アウトラン2SP」に至っては,舞台がアメリカ大陸+全ステージ走破モードなので,もろにキャノンボール仕様。ターボアウトランの位置づけは決して間違っている訳じゃないと思います。各ステージのチェックポイントを制限時間内に通過すればレース継続。時間切れでゲームオーバーになります。4ステージ毎(4,8,12)に自車のチューンナップが可能で「ハイパワーエンジン,ハイグリップタイヤ,スペシャルターボ」から1つを選択できます。また,走行中にシフトレバーのボタンを押すことで「ターボ」を発動可能で,一定時間猛烈な加速力が得られます。使用回数に制限はなく何度でも使用する事が出来ますが,オーバーヒートするとしばらく使えなくなるので注意です。

メガドライブ版はというと・・・噂通りの寂しい出来栄え(笑)。操作性や画面の動きに関しては,ゲームに支障があるほどガクガクな訳ではなく,出来栄えなりに楽しむ事は可能です。ただ,シムス製の「アウトラン」と比較すると,同じメガドラソフトなのに・・・という思いがどうしても出てきてしまいます。まあ・・・8MビットROMのアウトランに対し,ターボアウトランは4MビットROMなので,そもそも扱えるデータ量が違いすぎますね。音楽もありえないほど寂しいアレンジになっちゃっていて,ターボアウトラン「らしさ」は,ターボ発動時の「爆発音」くらいのもの。これは酷評されても仕方ないですね。・・・「Shake The Street」だけでもいいからちゃんと作って欲しかった。

個人的には結構好きで,9~10ステージくらいまではなんとか到達できてます。
ターボを発動するタイミングさえもうちょっと掴めれば,クリアまで行けそうな気がしますよ。
本作の入手でメガドラのアウトランシリーズはコンプリートです。(≧∇≦)


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