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お世辞にもヒット商品とは言えなかった「PSX」ですが,ウチでは主力の家電製品だったので,4ヶ月前に動かなくなった時は 結構ショックでした・・・。現在の PLAYSTATION3 の「原型」とも言えるマシンで,XMBを使用したインタフェイスを搭載し,LAN接続機構標準装備で ファームフェアのオンラインアップデートにも対応。HDDは160GB~250GBのものを標準装備。HDDへのテレビ番組録画機構に対応しており DVD-R/RWへのダビングも可能。さらに,PlayStation2としての機能も持ち,HDD対応のオンライン対応ゲームもプレイ可能・・・。という,あまりにも盛りだくさんな機能が詰め込まれていたため,初代機(DESR-7000)の最上位機種は10万円を超えていました。それでも自分は発売日に最上位機種を購入しましたが,やはり「ゲーム機」としては驚異的に高価だったため,ソニー社の野望を実現することなく 不人気シリーズへの道を驀進した不運のマシンなのです。
ソニー社の野望は新たなプラットフォームである PS3 が受け継ぎ,自分の手元にも PS3 がある時点で,代替のHDDレコーダーとして再び PSX を選択する必要は全くないのですが,個人的には,PSX という製品が凄く面白く感じるのです。本気だったのか,それとも,PS3 の進む道を確かめる(または開拓する)ための実験機だったのか。これほどコンセプトが近くて,しかも,型式上では正常進化関係にないはずの製品が 短期間に連続して登場した背景って,凄く興味があります。絶対に無関係な訳ありませんからね・・・。プロジェクトX的な特番で取り上げてくれないかしら(笑)。
PS3に録画機能を搭載したら,きっと10万円を超えてきたでしょうね。
HDDのサイズも PSXの方が極端にでかいですし,自分は PS3 が「退化」した製品に感じた事があります。
今は,そんなことはないですけどね。(≧∇≦)
で,やっと本題(笑)。
週末に仙台の某ジャンク屋さんに,2万円ちょっとで 中古の「DESR-7500」が売られているのを発見。本体は凄くきれいで,箱入りで欠品はなし。しかも3ヶ月保証付き。初期型ではないので,同社の「スゴ録」を超えると言われた録画機能「おまかせ・まる録」も搭載されているモデルです。こりゃあ買いだとばかりに 迷わず購入しました。地上波デジタルにも非対応で ハイビジョン録画も不可能なマシンですが,VHSデッキとかを使うよりはマシでしょう(笑)。仙台の自宅に仮設置してみましたが,動作は今のところ健全。(当たり前か・・・)今月いっぱいで東京滞在も終了なので,仙台に戻れば 再び「XMB三兄弟(PSX, PSP, PS3)」な環境が帰ってくる事になりますね。
普段よく使う機器の操作性が統一されてるのって,かなり快適ですよ。
願わくば あと1年半くらいは稼動して欲しいなぁ。2万円だから無理かな・・・。
まずは永眠したPSXを処分しなくちゃね。
【関連リンク】
・ハードディスク搭載DVDレコーダー「PSX」 ・・・ PSX の公式ページ。
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