MC68000 Maniacs!
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「雷電」は1990年にセイブ開発が発売したアーケード向け縦スクロールシューティングゲーム。当時,東亜プランが十八番としていた「切り返しスタイル」のゲームシステム(飛翔鮫,究極タイガー等)を「継承」していると思われるゲームで,自機の移動速度が遅い+敵弾が非常に速いという点では確実に共通しています。メガドライブ向け移植版である「雷電伝説」は,1991年7月に株式会社マイクロネットから発売されたものです。パッケージ裏面に「LICENSED BY (C)1991 SEIBU KAIHATSU, INC.」の表示が大きめに書かれているだけあって,完成度は結構高めに仕上がっています。

パワーアップが最大状態になると,ショットがチカチカと点滅状態になってしまったり,高次ラウンドでは処理落ちが発生するなどハードウェアのパワー不足が響いている箇所もありますが,下位機種への移植版としては及第点かと。自分はアーケード版の雷電をほとんどプレイした事がないので参考にはならないかもしれませんが,かなりバランスよく移植されている感じは受けます。難易度イージー(デフォルト設定)の場合,程よく「ヌルめ」に調整されているので,ボムをしっかり使っていけば6~7面までは気持ちよく進めます。ボムの発射から着弾までのタイムラグが少々長いので,緊急回避でボムを撃つのではなく,撃つ場所をあらかじめ決めてしまう方が安全です。

また,切り返し系シューティングの特質上,画面を左右に移動(切り返し)ながらプレイする事になると思いますが,敵戦車がかなり画面下(の左右)から登場する箇所がいくつかあります。画面が左右にスクロールするので敵戦車の出現に余計気付きづらい感じです。まあ・・・これは東亜プランのシューティングでも同じ事が言えるので,出現パターンを覚えて対策を組むしかありませんね。ただ,雷電の場合は明らかに「殺す気満々」な配置(笑)なので,この手のシューティングをやった事がない人はかなりムカつくと思います。

個人的にはかなり好印象なソフトです。
メガドライブ向けの移植モノとしては,出来が良い部類に入ると思います。
・・・手に入って良かったッス。(`・ω・´)


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