Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

秋の一日

2017年11月12日 | お出かけ


紀尾井ホールで催された演奏会に行って来ました。
東京合唱団によるドヴォルザークの「スターバト・マーテル」。
これは「悲しみの聖母」という意味で、十字架で処刑された聖母マリアの悲しみを
歌っているのだそうです。
ドヴォルザークの名曲といっても、馴染みのない私にはブタに真珠状態でしたが
あくまで暗く重く、悲しい調べでありました。



演奏会の後、紀尾井ガーデンテラスの叶匠壽庵で一休み。
和菓子のお店の奥にごく小さなイートイン・スペースがあり、
眼の前でお抹茶を立ててくれます。

日栄神社を見ながら夕暮れの街を永田町まで歩き、「黒澤」で食事を。
ここは、かの黒澤明監督の身内が経営されているのですって。
元々料亭だった築60年の建物を、黒澤組の美術スタッフが外観や内装を担当して
改修したのだそうです。
国会議事堂や議員会館のすぐ近くに、こんな古風な建物が残っていたとは驚きました。
新蕎麦が入荷したということで、豚しゃぶコースにそれも入れて頂きました。



永田町の大通りの目の前に、虎ノ門ヒルズが聳え立って見える。
そこのホテルアンダーズ最上階のバーからの眺めが素晴らしいというので、そこまで歩くことに。
距離から言ったらたいしたことないのですが
ビル風が吹きすさんで、寒いこと!(昨日はまた風が強かった)
しかも昼間は暖かったので、私はワンピース1枚に革ジャンという軽装。
寒暖差がありすぎ!と怒りながら歩きました。



虎ノ門ヒルズの52階「ルーフトップ・バー」は、ちょっと変わった造りです。
窓も極高い天井もあるし、勿論暖房も入っているのですが、セミオープンということで結構寒い。
屋外用のパラソルヒーターも沢山並んでいますが
ソファにはなんと電気ひざ掛けが備え付けてある。
そのひざ掛けにくるまって、東京湾からお台場を一望できる夜景を眼下にしながら
温かいホットカクテルを頂くのは、非日常的な、中々に素敵な経験でした。
しかし窓も天井もあるのにセミオープンというのは、一体どういう構造なのか?
薄暗くてよく分からなかったのですが、訊いてみればよかった…


黒澤 http://9638.net/nagata/
ルーフトップバー https://www.andaztokyo.jp/restaurants/jp/rooftop-bar/
コメント (2)
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