Zooey's Diary

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スーパー歌舞伎「ワンピース」

2015年11月16日 | 劇、オペラ、コンサート


岐阜からまた、昨夜戻って来ました。
帰省の合間をぬって先週観た、スーパー歌舞伎「ワンピース」の感想を。
スーパー歌舞伎というのは”3代目市川猿之助が1986年に始めた、古典芸能の歌舞伎とは
異なる演出による現代風歌舞伎”なのだそうです。
日本が誇る大ヒット漫画「ワンピース」は世界中で人気を博し、累計発行部数3億以上。
息子たちの部屋にこの漫画があることは知っていましたが
私はろくに読んだこともないのです。
「one piece」というタイトルが「ひとつなぎの大秘宝」を意味しているということすら知らなかった。
その漫画と歌舞伎とのコラボってどうよ?と思っていましたが…
歌舞伎通の友人が誘ってくれて、気分転換に行って来ました。



面白かった!
だいたい歌舞伎って、今でこそ高尚な古典芸能のように扱われていますが
江戸の昔から大衆芸能であった訳だし、
今回主演の市川猿之助曰く「歌舞伎はそもそもバカバカしいのが売り、バカバカしい仕掛で楽しんでもらいたい」。
そのバカバカしさが半端じゃない!



猿之助がルフィ、ハンコック、シャンクスの三役を。
ルフィの手は舞台の端まで伸びるし、「宙乗り」で客席の上を飛び回るし、
ついでに巨大な鯨も飛び回るし、客席中に花吹雪は降って来るし、
いきなり滝が現れて客席まで水浸しになるし(10トンもの水を使ったそうです)、
歌舞伎初心者の私にすら分かる歌舞伎の技法と、ミュージカルの演出が見事に融合。
猿之助の早替りはあまりに見事で、最初気が付かないくらいでした。


すごいイケメン、中村隼人のサンジ

ひとつ計算外だったのは
楽しい海洋冒険ロマンを期待して行ったのに
主要人物が二人死んでしまうという、悲しい場面もあって
私の涙腺は簡単に決壊。
それでも4時間半の長丁場があっという間。
笑って泣いてドキドキして、元気を頂きました。
こちらの動画で少しだけ様子が分かるかと思います。



画像はこちらから頂きました。
http://francepresent.com/one-piece/
コメント (6)
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