北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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立ち位置が変わっても面白い

2013-03-31 20:56:04 | ドラマ
昨日、札幌で「相棒シリーズ X DAY」を観てきた。
率直に感想を言うと、「面白い」「迫力ある」など色々な表現が浮かんでくるのだけど、何故そのように思うのかを考えてみると、今回の主役である伊丹をはじめ、おなじみの登場人物たちのキャラクターがしっかりと確立されているから、これに他ならないと感じた。

どういうことかと言うと、テレビ本編の主人公は、あくまでも右京さんとカイト(以前は尊君と薫ちゃん)だけど、この二人以外の登場人物も、しっかりとキャラクターが確立されていて、かつ、それが長年続く中で全くと言っていいほどぶれていないため、立ち位置が変わっても、つまり、右京さん達が脇役に回り、他の登場人物が主役に回っても、観る側としては、何の違和感もなく感じられ、主役に回った登場人物に感情移入することができるというわけで、そういう物語の作り方をしているという所に、「相棒」の大きな魅力があるのだなと、改めて実感させられた。
そういう視点で観てみると、前回のスピンオフ作品「鑑識・米沢守の事件簿」も同じような感想を持つことができるし、これから、スピンオフ第三弾・第四弾が制作されるとしても、その感想が変わることはないだろうと思う。





諸事情によりパンフレットは買わなかったけれど、この本はしっかりと購入。
川原さんのロングインタビューや、水谷豊さんをはじめとする共演者達が証言する川原さんの人物像など、読み応えは十分の一冊です。

思い起こせば、「鑑識・米沢守の事件簿」の時も、函館では、公開と同時に上映にはならず、今回と同じ、3月の最終週に札幌に帰って観てきた後、5月になって、函館で上映されたのを観に行ったのだった。
今回もあの時と同じように、せめてGW明け頃、函館でも上映してほしいものです。
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