これは?
どこぞの能か歌舞伎の舞台?
この風情ある茶屋は?
ここは、「東映太秦映画村」でも「ワープステーション江戸」でもなく、実は、昨日から紹介している羽田空港国際線ターミナルの中の施設なのです。
ここを利用する外国人客向けに、和の風情を味わっていただく目的で設置された、小さなテーマパークと呼んでもいい場所です。
いいですねえ、この提灯も。
浮世絵もあります。
歌川広重の「東都名所 海晏寺 紅葉の図」。
江戸随一の紅葉の名所とされた、品川にある「海晏寺(かいあんじ)」の様子を描いたものです。
同じく広重の「武陽金澤八勝夜景」。
広重晩年の傑作とされている一枚です。
この橋は・・・?
おお、日本橋でしたか。
日本の道路の起点である日本橋。
旅の起点でもあることを示す立札です。
歌舞伎の劇場として作られた建物。
外国人にも人気の歌舞伎の雰囲気を味わえる場所となっていると思います。
首都圏ではもうシーズンも終わってしまった感があるけれど、北海道では今が本番の紅葉。
江戸の町並みに彩りを添える、とてもいい雰囲気を醸し出していると言えます。