First Step

初めてのロンドン生活、初めての育児。前向きに色々な事に「はじめの一歩」を踏み出してみようと思います。

大英博物館

2012-04-19 23:41:55 | お出かけスポット

「大英博物館を見ずして英国を語るなかれ」と言われるように、大英博物館(British Museum)はイギリスを代表する博物館です。その規模は世界最大級で、西はヨーロッパから東は極東まで、南はアフリカまでの旧石器時代から近代にかけての古今東西を網羅したその収蔵品数は700万点に上り、年間700万人以上の見学者が訪れるロンドン最大の観光スポットです。

大英博物館の正面です。この日はSpring term(スプリング・ターム)が終わり、Summer term(サマー・ターム)が始まるまでの2週間の休み中という事もあり、恐らくいつも以上にとても混雑していました。
大英博物館

大英博物館は吹き抜けになっていて、とても開放的な印象を受けました。
大英博物館内部

大英博物館は主にエリア毎に展示がなされ、そこにはたくさんの見どころがありますが、その中でも一番の見どころは「ロゼッタストーン」だと言われています。たくさんの人だかりができていたので何だろうと思って近付くと、その先に世界史の教科書で見た事のあるロゼッタストーンが展示されていました。ロゼッタストーンと言えば古代エジプトの象形文字であるヒエログリフ解読のきっかけとなった石碑だと授業で習いましたが、それはエジプトではなくイギリスにあったのですね。
ロゼッタストーン

壁画もスケールが違いました。こんな感じで壁一面に展示されているのが印象的でした。
壁画

2歳の娘が一番気に入ったのが「モアイ像」でした。大英博物館にはたくさんの不思議な!?像が展示されているので、娘のような小さい子供でもとても楽しめました。
モアイ像

大英博物館は言うまでもなくとても広いのでじっくりと見る事はできませんでしたが、ロゼッタストーンやギリシヤの彫刻群、ミイラなどの主な見どころを中心に1日かけて見て回りました。大英博物館の展示物を見て回りながら、「よくぞここまで集めたものだ。」と良い意味でも悪い意味でも感心しました。これらの収蔵品は大英帝国時代に植民地からイギリスに持ち込まれた物が多いそうで、しばしば返還運動も起こされているそうです。そう言った事情もすべてひっくるめて、「圧巻」というにふさわしい博物館でした。


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