First Step

初めてのロンドン生活、初めての育児。前向きに色々な事に「はじめの一歩」を踏み出してみようと思います。

JoJo Maman Bebe

2012-11-26 13:45:48 | ロンドン生活

イギリスに住んで少し経った頃、近くのショッピングセンターでJoJo Maman Bebe(ジョジョ・ママン・ベベ)というとても可愛い子供服のお店を見つけました。
Jojo Maman Bebe

JoJo Maman Bebeはイギリス生まれのマタニティブランドです。マタニティ以外にも、子供服やベビーグッズ、おもちゃや家具なども取り揃えています。特徴的なのは、雨が多く冬は寒いイギリスの気候でも子供達が濡れずに温かく過ごせるようにと商品が開発されている事です。イギリスでもとても人気のあるブランドで、多くの子供達がJoJo Maman Bebeの洋服やグッズを身に着けているのを見かけます。私も娘に多くのJoJo Maman Bebeの洋服を買って着せました。

JoJo Maman Bebeは残念ながら日本には店舗はありません。ネット通販でJoJo Maman Bebeの商品を扱っている場合もありますが、商品数は本当にわずかで、値段もイギリスで買うのの2倍以上です。日本にもJoJo Maman Bebeのお店があればいいのにな、と思います。


ECOVER

2012-11-20 23:25:00 | ロンドン生活

イギリスに来て間もない頃、当時生後8ヵ月の娘の哺乳瓶を洗うための洗剤を買いに行きました。日本では哺乳瓶洗い専用の洗剤がメーカーから出ていたのでそれで洗浄し、その後電子レンジ消毒をしていたのですが、イギリスではMilton(ミルトン)などの薬液消毒が主流のようで哺乳瓶専用の洗剤が見つかりませんでした。そこで、なるべく自然に近い成分でできた食器用の洗剤で哺乳瓶を洗おうと思い、色々と探して見つけたのがECOVER(エコベール)というメーカーのものでした。イギリスの洗剤は色も匂いもきつい物が多いのですが、ECOVERの商品はそれとは一線を隔しているように見えたのです。

ECOVERは1979年創業のベルギーのエコロジカル洗剤メーカーで、現在はアメリカ・イギリス・ドイツ・フランス・スイスに拠点を置き、世界40ヵ国で販売を行っています。ECOVER商品の全成分が植物由来であり、99%が生分解して自然物質に還るそうです。ECOVERという名前が象徴する通り、エコに徹底的にこだわり、その姿勢が高く評価されている世界的な企業ならびに社会企業家とも言えるでしょう。

ECOVERの看板商品であるWashing-up liquid(ウォッシング・アップ・リキッド)です。優しい洗い心地ながら汚れがしっかり落ちます。
ECOVER1

おしゃれ着用洗剤です。セーターや上質な生地を洗うのに使っていますが、洗い上がりがとてもソフトです。赤ちゃんの肌着洗いにも良いそうです。
ECOVER2

日本では販売されていないようですが、イギリスで生活する上では欠かせない食洗器用の洗剤も売られています。洗剤の溶けも良く、油汚れもしっかり落としてくれます。
ECOVER3

最近では日本でもECOVERが人気だと知りました。でも・・・値段がとーっても高いのです。イギリスでは安売りで1ポンドちょっと(150円位)で買える500mlのWashing-up liquidが日本だと600円位するのです。その値段の差何と4倍!ECOVERがいくら環境に優しいと言っても、この値段ではなかなか手が届かないかもしれません。そう言えば、イギリスでは色々な物が日本と比べるととても安いです。例えば、日本でも大人気のフランスの子供服であるPetit Bateau(プチ・バトー)はイギリスでは日本の約半額で買えます。アメリカ発の世界的に人気の幼児教室であるGymboree(ジンボリー)はイギリスでは1ヵ月45ポンド(約6000円)なのに対し、日本では1ヵ月で18000円。その値段の差何と3倍!その他、色々な物が日本と比べると安いです。もちろんイギリスはEU加盟国なのでヨーロッパの物は安いのは分かるのですが、それにしてもECOVERをはじめ日本に行くとどうしてこうも色々なものが高くなるのでしょうか・・・。


硬水

2012-11-18 22:55:18 | ロンドン生活

イギリスの水は硬水です。水1000ml中のカルシウムとマグネシウムの含有量を硬度と言い、それらが120mg/l以下を軟水、120mg/l以上を硬水と呼ぶそうです。東京の水道水の硬度が60mg/lで軟水なのに対し、現在住むロンドンのウィンブルドンの水道水の硬度は258mg/lで硬水に属します。

そんなイギリスの硬水の水道水ですが、そのまま飲んでももちろん問題ありません。しかし、軟水で育った日本人が硬水をそのまま飲むとお腹をこわしたりと抵抗感がある事もあり、多くの日本人はBRITA(ブリタ)などの浄水器を使用したり、飲み水にはミネラルウォーターを選んだりしています。私達は飲み水・お味噌汁などのスープ類・炊飯用にはミネラルウォーターを使用しています。そのため、キッチンにはいつも大量のミネラルウォーターがストックされています。幸いな事にイギリスでは水がとても安く、2リットルのペットボトルが50円程度で買えるので気兼ねなく使えます。また、イギリスのミネラルウォーターは軟水の事が多く、とってもおいしいのです。イギリスは硬水の国と思われていますが、実はイングランド西部と中部以北、ウェールズおよびスコットランドは軟水なのです。良く買うWaitrose(ウエイトローズ)というスーパーのオリジナルブランドのミネラルウォーターはイングランド中部のStretton Hills(ストレットン・ヒルズ)のものですが、このミネラルウォーターの硬度を計算するとやはり軟水の部類に属します。
ミネラルウォーター

硬水でやっかいなのが「ライムスケール」の存在です。硬水にはカルシウムとマグネシウムが多く含まれるので、水が乾くと白い水垢が残ります。これがライムスケールと呼ばれるもので、放置するとどんどん蓄積されていき、除去するのが大変になります。そのため、ライムスケールリムーバーと呼ばれる洗剤で定期的にライムスケールを除去する必要があります。スーパーなどで売られているので、簡単に購入する事ができます。方法は至って簡単で、ライムスケールが気になる場所にシュッシュッとスプレーし、少し待って洗い流すだけなのですが、水回り全てにライムスケールが着くので大変です。。。
ライムスケールリムーバー

硬水は洗濯にも影響を及ぼします。洗濯洗剤が硬水のカルシウムやマグネシウムなどのミネラルと反応し、水に溶けない石鹸カスができてしまうのです。つまり、洗剤が水に十分溶けないため、洗剤によって汚れがあまり落ちないという状況になります。そのため、洗剤の量も軟水に比べて1.5倍の量が必要です。また、硬水で洗濯をすると色落ちしたり、白系の物は次第にグレーになっていったり、とにかく硬水は洗濯に向かない水のようです。
洗濯洗剤

そういった硬水で洗濯をする時に使用すると良いのが水を軟化させるためのWater softner(ウォーター・ソフトナー)であるカルゴンです。洗濯時にキャップ1杯入れる事によって洗剤の泡立ちを良くして汚れを落とし、洗濯機のライムスケールのこびり付きも防いでくれます。実際にはどれだけの効果があるのかは不明ですが、少しでも汚れ落ちが良くなるように必ず入れるようにしています。
カルゴン

日本では気にした事がありませんでしたが、ライムスケールが付かず、洗剤の泡立ちも良く、美容にも良い軟水の素晴らしさを硬水のイギリスで生活する事によって初めて感じています。


Baylis & Harding

2012-11-09 15:19:28 | ロンドン生活

イギリスでよく見かけるのがBaylis & Harding(ベイリス・アンド・ハーディング)のハンドソープです。お友達の家などにもよく置いてあり、私も気に入って使うようになりました。Baylis & Hardingはバス製品およびボディケア製品を中心に生産するイギリスの会社で、品質はもちろんの事、デザインにもこだわっているそうです。

この通り、パッケージも素敵で、バスルームがぐっと引き立ちます。ハンドソープだけで種類が8種類もあり、容量も500mlとたっぷりサイズです。
Baylis & Harding

日本に帰ってからも、お気に入りのハンドソープを見つけたいと思います。


日本クラブ

2012-11-08 14:49:55 | ロンドン生活

イギリスにはNHS(National Health Service)と呼ばれる国営の健康保険制度があります。「ゆりかごから墓場まで」というスローガンでも知られるNHSは医療費は原則無料、妊娠中の定期検査・出産・入院までもが全て無料という手厚い医療システムとして知られています。そのNHSの医療サービスを受けるためにはGP(General Practitioner)への登録が必要という事で、私達もイギリスに着いて早々にGPへの登録を済ませました。しかし、当時8ヵ月だった娘の追加の予防接種に個々の対応をして貰えない・電話がなかなかつながらない・診察日や時間が選べないなどの理由で次第に足が遠のくようになってしまいました。

駐在と呼ばれる海外勤務者の場合、基本的には会社側で海外旅行保険に加入してくれるため、有難い事に日系の病院で診察を受ける事ができます。病気などの場合には薬代も含めほとんどが保険でカバーされるため、小さい子供のいる私達は非常に助かりました。予防接種などは有料ですが、日本とイギリスの予防接種スケジュールを組み合わせて適切なアドバイスをして貰い、納得のいく予防接種スケジュールを組む事ができました。当日の診察はもちろん、時間までもが状況に応じて指定できるので助かりました。

お世話になったウィンブルドンにある日本クラブ南診療所です。ウィンブルドン近辺に住む多くの日本人が利用しています。
日本クラブ

イギリスに来た当初は日本クラブに頻繁にお世話になった娘ですが、ここ1年位は風邪ひとつ引かずにとっても元気です。考えてみれば私も主人も一度もイギリスで病院に行った事はなく、主人に至っては会社を1日も休みませんでした。やはり健康が一番ですが、何かと大変な海外生活を送る上でこういった日系の病院があるのは本当に心強いです。