First Step

初めてのロンドン生活、初めての育児。前向きに色々な事に「はじめの一歩」を踏み出してみようと思います。

工作

2011-05-26 13:03:29 | 育児

娘はナーサリーで様々なアクティビティを楽しんできます。おもちゃ遊びや外遊びはもちろん、砂遊びや水遊び、絵本の読み聞かせ、ダンスや工作、季節のイベントなど本当に盛りだくさんです。

工作では色々な物を作ります。2月には旧正月のカードを作りました。イギリスでは日本に比べて旧正月を盛大に祝います。
Chinese New Year

2月にはバレンタインデーのカードを作りました。
Valentine'     s Day1

この時はクッキーの型抜きに挑戦したそうです。
Valentine'     s Day2

4月には母の日のカードを作りました。
Mother'     s Day1

日頃の感謝を込めて!?メッセージも書いてありました。
Mother'     s Day2

ランプだそうです。
ランプ

ミルクのボトルにペインティングしたそうです。
Bottle painting

毎回のように工作を行うので、お迎えに行くと娘の洋服は絵の具だらけという事が多いです。工作の時には作業着を着ているのですが、それでもかなり汚れます。日本では少し汚れただけでも洋服を着替えさせますが、イギリスでは少々の事では着替えさせません。今日もナーサリーで過ごしている娘はきっと絵の具だらけになって楽しんでいる事でしょう。


レーズン

2011-05-23 13:42:01 | 育児

イギリスでは子供のおやつ用にレーズンが売られています。箱に入った食べきりサイズです。何かのついでに貰ったので娘に食べさせてみると、あっと言う間に完食!それからおやつには必ずと言っていいほどこのレーズンをあげるようになりました。よっぽどおいしいらしく、いつもあっと言う間に完食します。

レーズンだけのものもありますが、りんごやアプリコットなどが混ざったものもあります。また、レーズンではなくSultana(スルタナ)が入っているものもあります。イギリスではスルタナ入りのパンやスコーンなどが良く売られているのですが、レーズンがDark grape(黒ぶどう)を乾燥させているに対してスルタナはGreen grape(青ぶどう)を乾燥させたもので、レーズンよりも色が薄く、甘くしっとりとしているのが特徴だそうです。
レーズン


子供用サングラス

2011-05-21 13:08:56 | 育児

ロンドンでは近年まれにみる好天が続いています。長く暗い冬が終わり待ちに待った春が来たと思ったら、まるで夏のように暑いです。4月から20度を超える日も多々あり、半袖で過ごす事も多いです。街行く人々の中にはノースリーブの人もいたりします。

天気の良い日のロンドンの日差しはとても強いです。太陽が低い位置にあるため、正面から照りつけられる感じです。そのため、多くの人がサングラスをかけています。そして、強い紫外線から目を守るために子供用のサングラスも多く売られていて、実際にかけている子もそれなりにいます。私も娘用にサングラスを購入しました。

まるでおもちゃのようなサングラスですが、UVカット加工がしてあるれっきとしたサングラスです。値段は7ポンド(約1000円)位だったと思います。
サングラス1 サングラス2

ここまで毎日天気の良い日が続くと、ロンドン特有のあのどんよりした雨の多い天気が恋しくなる今日この頃です。


ベルギー旅行~ブリュッセル~

2011-05-18 12:56:57 | 旅行

旅行の後半はベルギーの首都ブリュッセルでした。ブリュッセルと言えば、EU本部や欧州議会などが集まる言わずと知れた政治の町です。そのためか、平日のホテルの値段が非常に高いのに驚きました。ところが、ひとたび休日になるとそれが半額近くまで下がるのです。そんな状況からブリュッセルにはいかに仕事で訪れるビジネスマンが多いのかを実感したのでした。

無事にブリュッセルに着いた私達は市内観光に出掛けました。ブリュッセルの中心部は環状道路に囲まれ、それを縦に貫くように鉄道が走っているという作りになっています。まずはそのちょうど中央に位置し、ブリュッセルのへそと言われるグラン・プラスに行ってみました。世界で最も美しい広場と言われるグラン・プラスの南側は市庁舎、東側はブラバン公爵の館、北側は王の家に囲まれた壮麗かつ美しい広場で、多くの観光客でごった返していました。

ゴシックボワイヤン様式の市庁舎は15世紀に建てられたものです。グラン・プラスの中でもひときわ目を引く豪華な建物でした。
市庁舎

正面の金の装飾が美しいブラバン公爵の館です。コロサルという建築様式が用いられています。
ブラバン公爵の館

続いてはブリュッセルの町のシンボルと言われる小便小僧に向かいました。行ってみると多くの人で賑わっていましたが、思っていたよりもずい分と小さい小便小僧でした。。。別名をジュリアン君と言うこの小便小僧がなぜ有名なのかは諸説ありよく分かりませんが、数百着という衣装を持つ世界一衣装持ちの小便小僧だそうです。
小便小僧

ブリュッセル2日目はまずブリュッセルの東側にあるEU本部を見に行く事にしました。道路を挟んでEU委員会本部とEU理事会の2つの建物がありました。Open dayであれば中を見学できたのですが、その日は残念ながらOpen dayではなかったので外観だけを見学しておしまいでした。

EU委員会本部の建物です。特徴のある個性的な建物でした。
EU委員会本部

EU理事会の建物です。EUの旗が誇り高く靡いていました。
EU理事会

続いては王宮に向かいました。王宮と言っても現在の国王が居住している訳ではないそうです。王宮に掲揚されている旗は、国内に国王がいる事を示しています。
王宮

午後からはミニヨーロッパというテーマパークに行きました。
ミニヨーロッパ1

EUに加盟する25ヵ国の有名な建物が25分の1のスケールで再現されています。25分の1とは東武ワールドスクエアとコンセプトが一緒ですね。ミニヨーロッパの方がずっと先に建てられたようですが。
ミニヨーロッパ2

ビッグ・ベンはこんな感じでした。それ以外にもヨーロッパの有名な建物が一度に見られてなかなか楽しめました。写真撮影の一番人気はやはりピサの斜塔で、ピサの斜塔を押しているようなお決まりのポーズでたくさんの人が写真を撮っていました。
ミニヨーロッパ~ビッグ・ベン~

旅行の最終日はブリュッセルから18km南にあるワーテルローに向かいました。ワーテルローと言えば、ナポレオンの最後の戦いとして有名なワーテルローの戦いが起こった場所です。ナポレオンはその後セントヘレナ島に流されて亡くなった訳ですが、その後ワーテルローにはライオンの丘が築かれ、頂上にはナポレオン軍の大砲を鋳潰してつくられたライオンの像が置かれたそうです。ナポレオン軍は敗れたにも関わらずそれを記念した丘が作られるとは、やはりナポレオンは大きな影響力を持った英雄だった事が伺い知れます。
ワーテルロー1

ライオンの像です。
ワーテルロー2

ワーテルローからブリュッセルを見渡すとこんな風景が見えました。
ワーテルロー3

ベルギーの歴史を見るにつけ、ベルギーは多くの国に占領・征服され、その度にそこから革命を起こして独立してきた国である事が良く分かります。そのような翻弄の歴史を持つベルギーは自国の言葉を持たず、ブリュッセルを中心に北部がオランダ語圏、南部がフランス語圏となっており、それ以外に小規模ではありますがドイツ語圏もあります。このような言語の分離は度々摩擦を起こし、言語戦争と呼ばれています。
日本のような島国に生まれ育ち、日本語という母国語のみを話し、日本人という単一民族に囲まれて育った私にはベルギーの複雑な事情は本当には理解できないのだと思います。このような複雑な事情を抱えるベルギーではありますが、EUの本部が置かれたり、多くの国際機関が集まるなど欧州の首都としてその存在感を世界に示しています。

1つの国でありながら決して1つにまとまる事のない複雑な国、今回の旅行を通してベルギーにそんな感想を抱きました。


ベルギー旅行~ブルージュ~

2011-05-14 19:00:35 | 旅行

主人が日本のGW同様に休みを取れたのでベルギーに旅行に行って来ました。ロンドンとベルギーは近く、首都のブリュッセルまでは約300kmです。そこで、今回は車でベルギーを回る事にしました。ロンドンの自宅からDover(ドーヴァー)まで車で移動し、そこから船でフランスのCalais(カレー)に渡り、そこから車でベルギーのブルージュとブリュッセルを回る事にしました。

今回の旅行行程は以下の通りでした。
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5/3 ロンドン⇒ブルージュ
5/4 ブルージュ
5/5 ブルージュ⇒ブリュッセル
5/6 ブリュッセル
5/7 ブリュッセル⇒ロンドン
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ドーヴァーからカレーまで移動するのに利用したのはSeaFrance(シーフランス)という船でした。所要時間は75分、費用も家族で片道50ポンド(7000円)程度とお手頃価格でした。船の中でランチを食べてちょっとのんびりしているうちにあっと言う間にカレーに到着しました。船もあまり揺れず、とても快適な75分でした。
SeaFrance1

船の中には子供向けのプレイルームもあり、娘も大喜びでした。
SeaFrance2

カレーから1時間半程でブルージュに到着しました。ベルギーの北西部に位置するブルージュは運河が流れる美しい町で、ブルージュ(Brugge)とは橋を意味するそうです。その地名を象徴するように、町中を流れる運河には多くの橋がかかり、静かな趣のある景観を醸し出しています。北海と水路で結ばれていたブルージュは12~13世紀頃には西ヨーロッパ第一の貿易港として栄えていたそうですが、その水路が沈泥のために閉ざされてしまった後はその地位を失い、中世の姿を留めたまま今に至るそうです。
ブルージュ

ブルージュの中心はマルクト広場です。そして、ブルージュの象徴とも言えるのがマルクト広場に建つ高さ88mの鐘桜です。13~15世紀に建てられたものですが、現在でも15分毎に美しい鐘の音を奏でます。広場をぐるりと囲むようにレストランやカフェが立ち並び、とても賑やかな雰囲気でした。
鐘桜

マルクト広場のすぐ東側にはブルグ広場があり、そこにはベルギーで最も古いものに数えられる市庁舎とルネッサンス様式の公文書館がありました。
市庁舎と公文書館

ベルギーと言えば、チョコレートが有名です。ブルージュにはチョコレート物語(Choco-Story)というチョコレートの博物館があったので行ってみました。チョコレートの歴史やチョコレートの製法などが色々と解説されていました。興味深かったのは、カカオ豆はかつて神への貢ぎ物や貨幣として使用されていたという事でした。カカオ豆30粒でウサギ1匹と交換できたそうですから、いかにカカオ豆が価値のあるものだったのかが分かります。普段よく口にするチョコレートですが、原料はカカオ豆だという事は知っていても、どうやって作られるのかを知りませんでした。そこで、せっかくなのでその製法も勉強して来ました。
チョコレート博物館1

銅像やまるで陶器のような置物もありました。もちろん全てチョコレートでできています。辺りにはチョコレートの匂いが充満していました。
チョコレート博物館2 チョコレート博物館3

ベルギーと言えばビールも有名です。ブルージュにはダ・ハルヴ・マーン醸造所という現在でも仕込みが行われている醸造所があります。私達もそこで醸造されているビールを堪能しました。ここではガイドツアーも行われていました。
2be

2be(ツービー)というお店では、何と780種類ものベルギービールを取り扱っていました!グラスにこだわるのもベルギービールの特徴の1つで、そのビール用のグラスというのが用意されていて、そのグラスにビールを注ぐ事によって、香りや味、泡立ちなどが最大限に引き出されるようにできているそうです。
2be

ベルギーは美食の国として有名なだけあって、おいしそうなものがたくさんありました。
まずはベルギービール。Hoegaarden(ヒューガルデン)という有名な白ビールを頂きました。上品でフルーティーなエールビールでした。
ベルギービール

こちらはベルギー名物のムール貝の白ワイン蒸しです。セロリや人参などの野菜を敷き詰めた上にムール貝を乗せて蒸してあるもので、磯の香りがしておいしかったです。
ムール貝の白ワイン蒸し

クリーム入りのホットチョコレートです。甘いけれどチョコレートにコクがあっておいしかったです。
ホットチョコレート

ベルギーワッフルです。ワッフルがフワフワでした。
ベルギーワッフル

ブルージュは海側にある町のせいか風が強くとても寒かったですが、ぶらぶら歩いて回るのにちょうど良い規模の町でした。都会過ぎず、かと言って田舎過ぎず、観光スポットもレストランもカフェもお土産屋さんの数も程良く、とても居心地が良かったです。何よりも町を流れる運河が気持ちをほっとさせてくれるようなそんなところがとても気に入りました。