First Step

初めてのロンドン生活、初めての育児。前向きに色々な事に「はじめの一歩」を踏み出してみようと思います。

ブルガリア旅行~ソフィア・サンダンスキ・カザンラク~

2012-08-22 23:21:29 | 旅行

先日、夏休みを利用してブルガリアに旅行に行って来ました。海辺のリゾートに行って日常を忘れてのんびりと過ごす旅行も魅力的ですが、未知の国に行って色々な刺激を受けるのもまた旅行の醍醐味であると思います。ヨーロッパで行ってみたい国はたくさんあるのですが、今回はヨーグルトとバラ以外にはあまり馴染みのないブルガリアに行って見る事にしました。

今回の旅行行程は以下の通りでした。
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8/2  ロンドン⇒ソフィア
8/3  ソフィア⇒サンダンスキ
8/4  サンダンスキ⇒カザンラク
8/5  カザンラク⇒ソフィア⇒ロンドン
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ブルガリアは共和制国家であり、正式国名はブルガリア共和国です。2007年1月にEUに加盟したものの、加盟に際しては改革が不十分であるとして欧州理事会に再審査をされたという経緯があり、現在もEU内ではGDPの水準が2番目に低いそうです。宗教はブルガリア正教が国民の約9割を占め、公用語はブルガリア語、通貨はレフとなっております。ブルガリアは旧ソ連の影響を強く受けた国です。ブルガリアは14世紀から19世紀にかけてオスマン帝国の支配下に置かれ、そこからの独立運動である四月蜂起が弾圧された事が発端となって露土戦争(1877-1878年)が起きました。その時にそれを支援する形で介入したのが旧ソ連であり、戦争に旧ソ連が勝利したのを契機にブルガリアはオスマン帝国から解放されました。露土戦争の講和条約によってブルガリアにはロシアの影響を強く受けた第3次ブルガリア王国が成立し、第二次世界大戦後も旧ソ連の衛星国としてブルガリア共産党による一党独裁の社会主義国家であるブルガリア人民共和国が成立しました。その後民主化要求が高まった結果、共産党による独裁は終焉し、ブルガリア共和国が成立しました。近年は旧ソ連や共産党に関する建物や銅像は撤去され、名実共に民主化が進んでいるそうです。

まずは首都のソフィアを訪れました。街を歩いていて良く目に付くのが教会です。ブルガリア正教教会の聖ネデリャ教会やキリストの教会である聖ソフィア教会、それ以外にも教会をよく目にしました。
聖ネデリャ教会 聖ソフィア教会

ひときわ目立つこの建物はアレクサンダル・ネフスキー寺院です。ブルガリアがオスマン帝国から独立するきっかけとなった露土戦争で戦死した約20万人の旧ソ連兵士を慰霊する目的で建立されたそうです。ブルガリアにとって非常に重要な意味を持つ存在であると言えるでしょう。
アレクサンダル・ネフスキー寺院

ソフィアの中心街に到着すると、とても威圧感のある建物が見えました。それは社会主義時代の旧共産党本部でした。現在は一体何に使用されているのかが気になります。また、その向かい側にある立派な建物は大統領官邸です。
旧共産党本部 大統領官邸

ソフィア唯一の百貨店であるツムです。旧共産党本部および大統領官邸の目と鼻の先にあり、社会主義を彷彿とさせる外観です。高級ブランドを多く取り扱っているのですが、とにかくお客さんがいないのです。私達以外に1組いるかいないかと言った感じで、店員さんは皆暇そうでした。また、閉まっているお店もありました。ツムに入店した直後にちょうどお店にいたブルガリア在住の日本人男性に「こちらに住んでいる日本人の方ですか?」と声を掛けられました。その人曰く、この百貨店は最近はお客さんが本当に少なくなってしまったそうなのです。
ツム

ツムの向かい側にあるセントラル・ハリというショッピングセンターに向かいました。食料や雑貨などを扱うお店がひしめき合い、庶民の生活を垣間見る事ができます。「あっ、豆腐がある!」と思って良く見ると、それはチーズでした。ブルガリアではよくチーズを食べるようで、チーズのお店がとても多かったです。2階にはフードコートもあるので、ちょっとした食事をする事もできます。
セントラル・ハリ1 
セントラル・ハリ2 セントラル・ハリ3

夜はクラチマ・プリ・ヤファタというブルガリア料理のレストランでブルガリア料理を楽しみました。タラトールは冷製のヨーグルトスープです。中にきゅうりが入っていてさっぱりした味わいです。カヴァルマはブルガリアを代表する料理だそうで、お肉と野菜をキャセロールに入れ、オーブンで焼いたものです。キョフテはブルガリア風のハンバーグです。ひと口食べてみると、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで食べた料理と同じ味がしました。ボスニア・ヘルツェゴヴィナもブルガリアも同じくオスマン帝国に支配された経緯があるので、これは恐らくトルコの料理なのでしょう。
タラトール 
カヴァルマ キョフテ

翌日はブルガリアの温泉の町であるサンダンスキに向かいました。途中でブルガリア正教の僧院であるリラの僧院に寄って行く予定だったのですが、とにかく道が悪くて予想外に時間がかかり、それに加えてとても暑くて(気温38度!)結局は断念せざるを得ませんでした。リラの僧院のフレスコ画を見るのを楽しみにしていたので、ちょっと残念でした。。。サンダンスキではインターホテル・サンダンスキというリゾートホテルに泊まり、温泉を楽しみました。このホテルは1980年代にオーストリアの会社によって建てられたホテルという事で外観はちょっと古めでしたが、中はリフォームしてあってきれいで、何よりも夕食のブルガリア料理のバイキングがおいしくて大満足でした。
インターホテル・サンダンスキ

翌日はバラで有名なカザンラクに向かいました。今回の旅行は移動が多くて大変です。。。サンダンスキからカザンラクまでは4~5時間を見込んでいましたが、途中で色々なアクシデントに見舞われ、また途中まで高速道路がないという事も災いし、かかる事何と7時間!せっかく旅行に来たのに終日車にいるのはかなりのストレスでした。何とか気を取り直してカザンラクのバラ博物館へ。バラの香油の蒸留釜や製造過程などが展示されていました。また、バラ祭りで選ばれたバラの女王であるミス・バラコンテストの優勝者の写真も飾られていました。ブルガリアの女性にはヨーロッパながらエキゾチックな魅力があり、とてもバラが似合う顔立ちだなと思いました。
バラ博物館1 
バラ博物館2 バラ博物館3 バラ博物館4

続いては世界遺産であるトラキア人の墳墓へ。紀元前4世紀後半から紀元前3世紀頃のトラキア人の戦闘場面や葬送儀礼の様子などが描かれたフレスコ画を見る事ができます。トラキア人とはバルカン半島東部の歴史的地域名であるトラキア(西トラキアがブルガリアの南東部とギリシャ北東部の一部、東トラキアがトルコのヨーロッパ部分)に住んでいた民族を指すそうです。紀元前の物とは思えない程の繊細なフレスコ画でした。
トラキア人の墳墓1 トラキア人の墳墓2

3泊4日のブルガリア旅行は移動が多くて大変でした。ブルガリアは道が悪く、舗装がまるでパッチワークのよう!?になっている事も多く、ガタガタとかなり走りにくかったです。また、高速道路が少なく、一般道も所々で工事中で迂回をする必要があったりと予想以上に時間を要する事が多かったです。
ブルガリアの道路

初めて訪れたブルガリアはヨーロッパというよりもアジアに近いような印象を受けました。それはオスマン帝国に長らく支配され、アジアの影響を多分に受けたと言う事もあるでしょうが、ヨーロッパの大国と比較するとまだまだ発展途上であるという事も挙げられると思います。ブルガリアを歩いていてどこかで見た景色に似ているなと思ったのですが、それはベトナムでした。大通りのショップのディスプレイもどこか懐かしさがあったり、大量生産大量消費というよりも手作り感に溢れる物が多かったり、まだまだこれから発展する町なのだと思いました。これまで未知の国であったブルガリアですが、今回の旅行を通してまた親近感を持つ国が1つ増えました。


Peppa pig

2012-08-17 12:09:11 | 育児

Peppa pig(ペパピッグ)はイギリスで大人気の子供向けのブタのアニメ番組です。Peppa(ぺパ)という主人公の女の子を中心に、弟(George:ジョージ) ・パパ(Daddy pig:ダディピッグ) ・ママ(Mummy pig:マミーピッグ)のPeppa pigファミリー、おじいちゃん(Grandpa pig:グランパピッグ) ・おばあちゃん(Granny pig:グラニーピッグ)、ぺパのお友達やその家族などが登場して繰り広げられる心温まるストーリーが多くの人に支持されています。1つ1つが5分程度の短いストーリーになっていて、その短いストーリーの中に社会のルールやマナー、人としての優しさなどの大切なメッセージが含まれています。私も時々娘と一緒に見ますが、大人が見ても面白いです。

こちらがPeppa pigファミリーです。娘はDaddy pigが一番好きなようです。
Peppa pig1

Peppa pigの絵本達です。気が付けばこんなにたくさん。夜寝る前のBedtime storyは大好きなPeppa pigです。
Peppa pig2

Peppa pigで良く見られるお決まりのエンディングは、Muddy puddle(マディ・パドル=泥んこの水たまり)でのSplash splash(スプラッシュ スプラッシュ=パシャパシャ)です。この影響からか水たまりを見つけてはパシャパシャするようになってちょっと困っています。。。
Peppa pig3

一時よりは少し下火になってはきましたが、このPeppa pig大好きはまだ続きそうです。


Nectarine

2012-08-16 13:12:34 | フード

イギリスでは夏になるとNectarine(ネクタリン)が売られます。日本では見かけた事がありませんでしたが、イギリスではスーパーなどで一般的に売られています。Nectarineはバラ科の果樹で、桃の仲間だそうです。桃のように表面に毛がなくつるつるしていますが、食べてみると桃のように甘くておいしいです。

このようにパックに入ってネットがかけて売られています。値段はとっても安く、1パックに4~5個入って1ポンド(約125円)程度です。先日はイギリス流の「Buy 1 Get 1 Free」で売られていたので、2パックで1ポンドでした。1個の値段を計算すると、何と20円弱です。
Nectarine1

冷蔵庫で冷やしてきれいに洗ってそのままがぶりと食べるのがとってもおいしいです。Nectarineは桃よりも種が取れやすいので、そのまま食べるのに向いています。食後のデザートのみならず、おやつにも食べる程のお気に入りです。
Nectarine2

調べてみると、日本ではNectarineが10個程で3000円位するので、とても貴重なフルーツなのだと思います。イギリスにいるうちに飽きるほど食べておこうと思います。


オリンピック観戦~シンクロ~

2012-08-14 23:30:37 | ロンドン生活

7月28日の柔道に続いて8月7日はシンクロナイズド・スイミング(デュエット決勝)の観戦でした。今回のオリンピックで一番見たかった競技がこのシンクロだったので、チケットが当たったのはラッキーでした。

シンクロが行われるのはオリンピックパーク内のAquatics Centre(アクアティックス・センター)なので、オリンピックパークに入る事ができました!いつもテレビで見ていたメイン・スタジアムなどを実際に目の前で見る事ができて大感激!オリンピックパーク内はまるでお祭りのように賑やかで、人々の表情はとても明るく楽しそうでした。
初めてのオリンピック観戦~シンクロ~1
初めてのオリンピック観戦~シンクロ~2 初めてのオリンピック観戦~シンクロ~3

テレビで見るとどちらかと言うと人工的に見えるオリンピックパークですが、メインスタジアムの周りにはきれいなお花が咲いていたり、ピクニックのできる芝生のあるエリアがあったりとイギリスらしい自然も見受けられました。パーク内にはフィッシ&チップス・ローストビーフ・バーガーなどの各種イギリス料理のストールがたくさんあったり、オリンピックグッズを売るメガストアがあったり、BMWの特設ブースがあったりと競技を見る以外の楽しみもありました。そうこうしているうちにあっと言う間に時間が過ぎ、そろそろ会場に向かおうとしたところ、気が付けばすごい人が増えていました。午前よりも午後、午後よりも夜の方がオリンピックパークは混むようです。
初めてのオリンピック観戦~シンクロ~4
初めてのオリンピック観戦~シンクロ~5 初めてのオリンピック観戦~シンクロ~6

こちらがシンクロなどの水泳競技が行われるAquatics Centre(アクアティックス・センター)です。向かって左側が競泳やシンクロが行われるプールで、右側が飛び込みが行われるプールです。そして、いよいよ選手達が入場してきました。
初めてのオリンピック観戦~シンクロ~7
初めてのオリンピック観戦~シンクロ~8 初めてのオリンピック観戦~シンクロ~9

目の前で見るシンクロはとても美しく、Synchronized(シンクロナイズド)という言葉通りに素晴らしく同期していました。そして、いよいよ日本の演技です。日本の順番は一番最後の12番目でした。途中から音楽に太鼓のような響きが加わり、日本らしさ満点の演技でした。
初めてのオリンピック観戦~シンクロ~10
初めてのオリンピック観戦~シンクロ~11 初めてのオリンピック観戦~シンクロ~12

シンクロナイズド・スイミング(デュエット決勝)の優勝はロシアでした。続く2位はスペイン、3位は中国でした。これら3チームの演技の完成度はとても高く、指先の角度まで同期しているようなとても繊細な演技でした。お互いが見えない中でここまで互いの演技を同期させる事ができるのは離れ業なのだと思います。
初めてのオリンピック観戦~シンクロ~13
初めてのオリンピック観戦~シンクロ~14 初めてのオリンピック観戦~シンクロ~15

今回のオリンピックで日本はシンクロが採用された84年ロサンゼルス五輪以降初めてメダルを逃しました。お家芸と言われたシンクロでメダルを逃した背景には日本の実力云々以外にも外国勢のレベルが上がった事が挙げられると思います。王者として長らくトップに君臨するロシアは別として、その外国勢の中でも最も勢いのある国が中国、そしてスペインです。そして皮肉な事にこれらのコーチは両方とも日本人です。中国のコーチは言わずと知れた元日本代表ヘッドコーチの井村雅代さん、スペインのコーチは元シンクロナイズドスイミング選手の藤木麻祐子さんです。日本がメダルと逃した事は残念ですが、日本人がこうして世界にシンクロを広め、シンクロのレベルが上がる事自体は素晴らしい事だと思います。次回のリオデジャネイロオリンピックではシンクロはさらに進化している事でしょう。日本選手の活躍に期待をしたいと思います。

閉会式を以て17日間に渡って行われたロンドンオリンピックも幕を閉じました。これまではテレビで見ていただけのオリンピックですが、今回は自分が住んでいる場所で実際にオリンピックが行われ、自分も実際に観戦に出掛け、オリンピックを肌で感じていただけに本当に寂しい限りです。ロンドンオリンピックではイギリスの素晴らしさ・誇り・実力など色々な面を垣間見た気がしました。特にあの開会式と閉会式はイギリスでなければなし得ない多種多様なエッセンスが盛り込まれた圧倒的なものだったと思います。イギリスはかつて大英帝国として栄華を極め、世界を支配した国なのだという事を改めて思い出しました。閉会式でのSebastian Coe (コー大会組織委員会会長)のスピーチが印象的でした。こういった場面でのスピーチと言えばお決まりの美しい言葉で締めくくるものだと思っていましたが、それとは異なっていました。 "Wonderful games in a wonderful city.(素晴らしい都市での素晴らしい大会が幕を閉じる。)"という言葉で始まり、"When our time came, Britain, we did it right.(我々の出番が来た時に、イギリスはしっかりとやり遂げた。)"で結びました。オリンピックの開催国としてしっかりと役割を果たした事を世界に向けてアピールしたのでした。それは自信に満ち溢れていました。素晴らしい都市ロンドンでの素晴らしい大会を観戦でき、かけがえのない思い出ができた17日間でした。


オリンピック観戦~柔道~

2012-08-09 14:44:49 | ロンドン生活

華やかに幕を開けたロンドンオリンピックも残すところあと僅かとなりました。私達も柔道(女子48kg/男子60kg決勝)とシンクロ(デュエット決勝)のチケットが当たったので観戦に行って来ました。まずは7月28日の柔道から。

柔道の会場となったのはロンドン東部にあるヨーロッパ最大級の多目的施設であるExCel(エクセル)でした。柔道以外にもボクシング・フェンシング・卓球・テコンドー・ウェイトリフティング・レスリングの試合が行われる会場です。
オリンピック観戦~柔道~1 オリンピック観戦~柔道~2

テレビを通して見るオリンピック会場は静かなので2歳の子供連れの私達は大丈夫かな、と心配していましたが、実際の会場はとてもざわざわしていてびっくり!子供が多少泣いても全く問題ない位の騒々しさでした。それまでお昼寝をしていた2歳の娘も会場の騒々しさを察したのか早々に目を覚まし、「ここはどこ?」という感じできょとんとしていました。そんな会場の雰囲気に驚いているうちに日本の福見友子選手の試合が始まりました。その後準決勝まで進みましたが、残念ながらメダルには手が届きませんでした。
オリンピック観戦~柔道~3 オリンピック観戦~柔道~4

男子60kg級には平岡拓晃選手が出場しました。準決勝では目の覚めるような鮮やかな一本勝ちで決勝に進みました。決勝では残念ながら金メダルとはなりませんでしたが、日本の初メダルとなる銀メダルを獲得しました。
オリンピック観戦~柔道~5 オリンピック観戦~柔道~6

女子48kg級の金メダルはブラジルのS・メネセス選手でした。
オリンピック観戦~柔道~7 オリンピック観戦~柔道~8

男子60kg級の金メダルはロシアのアルセン・ガルスチャン選手でした。
オリンピック観戦~柔道~9 オリンピック観戦~柔道~10

余談ですが、金メダルを獲得したブラジルのS・メネセス選手のコーチのリアクションがすごかったです。まさに「熱血」という言葉がぴったりで、会場でも選手以上に目立っていました。
オリンピック観戦~柔道~11

柔道は日本の国技というだけあって、会場には多くの日本人が応援に来ていました。中には着物を着ている人や侍の格好をしている人などもいて、かなり人目を惹いていました。私達はと言えば、日本の国旗などの応援グッズを何も持たずに手ぶらで行ったので、何か持ってくれば良かったかな~などと話していました。

これまでずっとテレビでしか見た事のないオリンピックでしたが、今回初めて生でオリンピックを観戦してみてその雰囲気を肌で感じる事ができました。私達は前から5列目というかなり前の席でしたが、それでも選手の表情までは見えませんでした。ただ、テレビでは感じる事のできない会場の雰囲気や熱気、臨場感などを体験する事ができ、そして何よりもオリンピックという場に居合わせる事ができたのはとても貴重な経験だったと思います。