せっかくならCentre CourtでWimbledon Championshipsを観たいと思っていましたが、5歳未満は入場できないとの事で観に行くのを諦めていました。しかし、Centre CourtとNo.1~No.3以外のコートに入れるチケットであるグラウンドチケットを買って観に行こうよという主人の提案でWimbledon Campionshipsを見に出掛ける事にしました。
会場の近くに着くとすごい人で賑わっていました。チケットの買い方が良く分からなかったので近くにいたスチュワートの方に尋ねると、近くの駐車場に行って並ぶようにと言われました。その際に、恐らく2~3時間位並ぶだろうと言われました。そして言われた駐車場に到着すると、何やらたくさんの人が見えました。これがウィンブルドンのもう一つの名物である長~いQueue(キュー)でした。
Queueの最後尾に並ぶと、スチュワートの方にQueue Card(キューカード)なるものを渡されました。私は本日の12239番目でした。
これがテニスと並ぶウィンブルドン名物の長~いQueueです。見えるのはQueueのほんの一部で、Queueの先頭はまだまだずーっと先です。人のQueueの左側にはキャンプのQueueが見えます。
キャンプのQueueも結構長いです。そしてこのキャンプのQueueは明後日のチケットを買うために並んでいるのです!つまり、ここで2泊キャンプをするのです。というのも、次の日は試合がないのですが、明後日は地元イギリスのAndy Murry(アンディー・マリー)選手の試合がCentre Courtであるので、そのチケットを買うためにキャンプをしているのです。
キャンプをする人々はと言えば、外で本を読んだり、ワインを飲んだり、日焼けをしたりと思い思いの時間を過ごしていました。何だか楽しそうです。
私達が待ったのは結局・・・5時間でした!!!最初の3時間位は楽しかったのですが、さすがに5時間ともなると疲れました。。。それとは対照的に、20ヵ月の娘はたくさんの人がいるいつもとは違う雰囲気に大興奮!あちこちを自由に走り回ってとっても楽しそうでした。5時間も並ぶと、列の前後の人とも言葉を交わすようになるもので、娘も遊んで貰ったりして楽しそうでした。これもQueueの醍醐味かもしれません!?そして、ついにグラウンドチケットをゲットしました!並び始めたのは14時半なのに、入場できた時には時計はすでに19時半を過ぎていました。。。
いざ中に入り、試合の掲示板を見て何の試合を見ようかなと思っていると、
「Kimiko DATE-KRUMM」の文字を発見!クルム伊達選手はシングルでは残念ながら2回戦でビーナス・ウィリアムズ選手に惜敗してしまったのですが、ダブルスが残っていたのです。
そして、クルム伊達選手の試合を観に行くと、すごい人で賑わっていました。日本人の姿も多く目にしました。
クルム伊達選手がペアを組むのは、中国のShuai Zhang(張帥)選手でした。やはり近くで見ると迫力がありました。そして、見事勝利しました!
ウィンブルドン観戦と言えば、いちごとシャンパンが有名です。時間が遅かったのでいちごは売り切れでしたが、シャンパンで乾杯しました。
5時間並んだにも関わらず、テニスを観戦できたのは1時間弱でしたが、Wimbledon Championshipsの雰囲気を十分に楽しんだ1日でした。ロンドンでの思い出がまた1つ増えました。