First Step

初めてのロンドン生活、初めての育児。前向きに色々な事に「はじめの一歩」を踏み出してみようと思います。

ノッティング・ヒル

2011-07-28 13:56:47 | お出かけスポット

Notting Hill(ノッティング・ヒル)と言えば、映画「ノッティングヒルの恋人」の舞台としても知られるロンドン西部にある高級住宅地です。ノッティング・ヒルに何があるのか良く知りませんでしたが、せっかくなので行ってみる事にしました。駅前をぶらぶらしていると、「Market」と書かれた案内板が見えたのでそちらの方向へ歩いて行きました。

すると、とても大きなマーケットを発見!マーケットの名前は「Portobello Market(ポートベロー・マーケット)」でした。こんな感じでアンティークから始まり、青果や日用雑貨など歩くうちにジャンルが変わるという作りになっていました。
Notting Hill1

マーケットは緩やかな坂になっており、その両側に所狭しとお店が連なっていました。
Notting Hill2

ポートベロー・マーケットはアンティークが有名だそうで、センスの良いアンティークのお店がたくさんありました。ついつい見入ってしまい、時間がどんどん過ぎて行きました。
Notting Hill3

このお店は額入りの写真や懐中時計などが置いてあるお店で、なかなか楽しかったです。
Notting Hill4

とっても可愛い子供服のお店です♪ちょっとセレブっぽい感じのお洋服でした。
Notting Hill5

カバンです。とっても斬新なデザインですね。
Notting Hill6

とっても気に入ったPYLONES(ピローヌ)というお店です。でも、どこかで見た事があるなぁ~と思っていたところ、東京にもある事を思い出しました。
Notting Hill7

PYLONEで娘用にこんなキュートなシャンプー&リンス入れを買いました。
Notting Hill8

ポートベロー・マーケットは時間をかけて見る価値のある充実したマーケットです。特にアンティークのお店が楽しいですが、個性的なお店があるのもその特徴です。カフェやレストランなどもたくさんあるので、休憩をはさみながらのんびり見て回るのが良いと思います。


DESIGN MUSEUM

2011-07-21 15:28:24 | お出かけスポット

ロンドンと言えば、言わずと知れた世界をリードするデザインの街です。そんなロンドンにDESIGN MUSEUM(デザイン・ミュージアム)というデザインの歴史を見る事ができる博物館がある事を知り、行って来ました。

最寄り駅の1つであるTower Hill(タワー・ヒル)の先にあるTower Bridge(タワー・ブリッジ)という橋を渡った所にデザイン・ミュージアムはあります。一見すると分かりませんが、タワー・ブリッジは開閉式の橋です。橋があると通れないほど背の高い船が通行する時のみ橋が開きます。以前は頻繁に上がった橋も、現在では週に3回程しか上がる事はないそうですが、運良く!?その場面に遭遇した際には橋を渡るのに5分程待つ必要があります。
DESIGN MUSEUM1

タワー・ブリッジの西側にはロンドン市庁舎をはじめとする近代的な建物とテムズ河を進む数々の船の姿が見えました。
DESIGN MUSEUM2

そんなロンドンの象徴とも言える景色を眺めながらデザイン・ミュージアムに到着しました。倉庫を改装したという建物はデザイン・ミュージアムにふさわしい個性的なものでした。そして中に入ると、この日は常設展は休みで特別展のみですと言われました。。。色々と調べてみると、ロンドンのギャラリーや博物館は改装などで休みになったり場所が移動したりという事も多いので、事前に調べてから行く必要があるみたいです。
DESIGN MUSEUM3

この日の特別展は「BRIT INSURANCE DESIGNS OF THE YEAR(ブリット・デザインズ・オブ・ザ・イヤー)」でした。別名「Britain's top design award(ブリテンズ・トップ・デザイン・アワード)」とも呼ばれ、革新的で先見性があると認められた世界中からのノミネート作品の数々が展示されていました。リサイクルできる素材や使用後は土に還す事ができる素材を使ったものなど、全体を通して地球の環境にやさしい作品が多いのが特徴的でした。ファッション部門では、ユニクロがドイツの+Jというブランドと共同で開発したコートがアワードを受賞していました。また、MUJIがレゴと共同で開発したPLAYING WITH LEGO BLOCKS AND PAPER(紙と遊ぶレゴブロック)も展示されていました。そして栄えある優勝作品は、イギリスのデザイナーであるSamuel Wilkinson(サミュエル・ウィルキンソン)さんとデザイン会社Hulger(ハルガー)が共同開発したPlumen lightbulbという電球でした。幻想的な形をした電球で、その美しいシルエットと自然なフォルムがその受賞理由だそうです。Plumen lightbulbは省電力電球でもあり、白熱電球と比べて約20%の電力消費量で同等の照度が得られ、製品寿命は8倍長いそうです。Plumen lightbulbは照明に凝るお国柄のイギリスにふさわしい優勝作品だと思いました。


DENBIES

2011-07-15 15:44:39 | お出かけスポット

DENBIES(デンビース)はロンドン南西部のサリー州ドーキングにあるワイナリーです。265エーカーというイギリスで最も大きなぶどう畑を有しています。ワインに関する各種ツアーはもちろん、ファミリー向けの様々なイベントが開催されています。また、結婚式や各種イベントも行う事ができます。レストランも充実していて、DENBIESのワインと一緒に食事を楽しむ事ができます。DENBIES1 DENBIES2

ワインの生産本数は年間400,000本にものぼります。種類は白ワイン、ロゼワイン、赤ワイン、スパークリングワインの4種類ですが、白ワインの種類が多いです。その中でも一番の看板商品が「Surry Gold(サリー・ゴールド)」というワインです。このワインはイギリスで一番売れているイギリスのワインだそうで、すっきりとしたフルーティーな白ワインで、ほんのり甘いです。とても飲みやすいワインなので、気を付けないとどんどん飲んでしまう感じです。。。
DENBIES3


Hampton Court Palace Flower Show

2011-07-11 23:32:47 | お出かけスポット

Hampton Court Palace(ハンプトン・コート・パレス)で開催されたFlower Show(フラワー・ショー)に行って来ました。このフラワーショーはRHS(王立園芸協会)が主催する世界最大規模のフラワーショーです。フラワーショーと言えばチェルシーが有名ですが、5歳未満は入場不可となっています。一方、ハンプトン・コート・パレスにはそういった制約はありませんでした。
Hampton Court Palace Flower Show1

会場にはMarquee(マーキー)と呼ばれるこのような巨大な仮設テントが8つ設置されていました。このマーキーは「Wonderland of Roses」と言うもので、中ではイギリスの国花であるバラが所狭しと並べられ、販売されていました。
Hampton Court Palace Flower Show

日本で売られている花は大きさも色も均一なものがほとんどだったような気がしますが、ここではもっと自由に伸び伸びと咲いているように見えました。
Hampton Court Palace Flower Show

数あるマーキーの中でも圧巻だったのは、色々な花が売られている「RHS Floral Marquee」でした。世の中にはこんなにもたくさんの花があったのかと思う程の本当にたくさんの花が展示販売されていました。サボテン1つとっても、見た事もないようなものばかりでした。
Hampton Court Palace Flower Show Hampton Court Palace Flower Show Hampton Court Palace Flower Show Hampton Court Palace Flower Show

その中でも目に付いたのがこういったフラワーアレンジメントの数々でした。調べてみると、フラワーアレンジメント発祥の地はイギリスである事が分かりました。イギリスは本当に発祥の地である事が多いです。
Hampton Court Palace Flower Show Hampton Court Palace Flower Show Hampton Court Palace Flower Show

「Conceptual Gardens」というコーナーでは、様々なコンセプトのある庭が紹介されていました。その中でもとっても変わっていたのがこの庭です。凹凸のある庭で、特に凹の部分に目が行きました。この庭、どうやってお手入れをするのでしょうか。。。
Hampton Court Palace Flower Show

この庭も変わっていました。小高い丘の中に見えるオブジェからは煙が上がり、まるでリゾートホテルのレストランの庭を彷彿とさせるような斬新な庭です。
Hampton Court Palace Flower Show

園芸関係の見本市も開かれていました。私が気になったのは「Summer House(サマー・ハウス)」と呼ばれる庭に置くハウスです。こんな感じの木製の物が多かったです。庭を見ながらお茶を飲んでくつろいだり、趣味の部屋に使ったりと色々な使い方ができるみたいです。周りを気にせず静かに過ごしたり、何かに没頭するにはもってこいの場所ですね。
Hampton Court Palace Flower Show

こんな変わったサマー・ハウスもありました。何だか近未来的な感じです。
Hampton Court Palace Flower Show

フラワーショーという言葉通り、見に来る人が多いのかと思っていましたが、花を立てたまま運べるようになったキャスター付きのバスケットを持って買い物をしている人が予想以上に多い事に驚きました。帰って自分の庭に植えるのでしょう。初めて訪れたフラワーショーでしたが、イギリスらしさ満点のイベントだったと思います。ここまでの規模でフラワーショーを開催するとは、さすがガーデニングの本場だなと思いました。