First Step

初めてのロンドン生活、初めての育児。前向きに色々な事に「はじめの一歩」を踏み出してみようと思います。

初雪*

2010-11-30 19:23:04 | ロンドン生活

ロンドンに初雪が降りました!天気予報によるとこの雪はHeavy Snow(大雪)だそうで、これからひどくなりそうです。この雪のためロンドンの交通機関も混乱しています。

今朝は風邪気味の娘を病院に連れて行くため、初めて雪道を運転しました。日本では冬になるとスタッドレスタイヤに変えたり、タイヤにチェーンを巻いたりしますが、こちらでは一年中同じオールシーズンタイヤと呼ばれるタイヤで走る車がほとんどだそうです。オールシーズンタイヤは雪道でも大丈夫と謳われているようですが、スタッドレスタイヤからサイプ構造を省いてゴム質をノーマルタイヤに近くした物がオールシーズンタイヤとの事ですので、やはりスタッドレスほどの効果はないようです。私の車もオールシーズンタイヤなので、急ブレーキをかけないように慎重にゆっくりと運転しました。病院は車で10分弱と近いので無事に行けましたが、ナーサリーは郊外にあるためバイパスを通る必要があり、車で20分位かかるので今日はお休みする事にしました。これから雪が降って路面が凍結する事もあると思うので、その点を踏まえて運転の練習をしてみようと思います。

外はとても寒いですが、家の窓から見る雪景色は情緒があって素敵です。
初雪*1 初雪*2


HEATTECH

2010-11-25 21:11:12 | ロンドン生活

イギリス北部では昨夜から今年初めての雪が降りました。実に17年振りに早い雪だそうです。天気予報によるとロンドンも今週末から寒くなるそうなので、近いうちに雪が降るかもしれません。

寒いロンドンの冬を乗り切るために、ユニクロでHEATTECHを購入してみました。東京では品薄で手に入りませんでしたが、ここロンドンで手に入れる事ができました。そして実際に着てみると肌にぴったりと密着して暖かいです!今では洋服の下に着ても目立たない黒のクルーネックが手放せなくなりました。値段は12.99ポンド(約1700円)と日本とあまり変わりませんでした。
HEATTECH1

ユニクロはイギリスに14店舗を構えていて、私の住むWimbledonにも店舗があるので時々立ち寄っています。日本のデザインはそのままでサイズだけ大きめのものを展開しているのかと思っていたのですが、デザインもその国の特性によって変えているみたいです。こちらのユニクロには日本人女性が好きな可愛い系のデザインは少なく、カジュアルでシンプルなものが多いです。また、トップスにレギンスだけというファッションが多いこちらの女性を意識してかトップスの丈が長いものが多いように見えました。この冬の売りはやはりHEATECHという事で、店頭にもORLANDO BLOOMとCHARLIZE THERONがHEATTECHを着ている巨大な広告がありました。
HEATTECH2

そう言えば、先日旅行で訪れたパリでも街頭でユニクロのHEATTECHのチラシを配っていました。HEATTECHにワールドワイドに力を注ぐユニクロの努力が実り、寒いヨーロッパでHEATTECHが広く受け入れられるようになる日が来るのでしょうか。個人的にはもう少し価格が下がれば実際に手に取って試してみる人が増えるのではないかと思います。というのも、日本ではユニクロと言えば低価格帯の商品を扱うお店として認知されていますが、こちらではそれに該当するお店はH&MやGapであって、ユニクロはそれよりは少しだけランクが上のお店として認識されているという話をロンドンに長く住む日本人女性から聞きました。そう言われてみれば、H&Mと比べるとユニクロの方が若干価格帯が上のような気がしました。まだまだ立ち位置の動きが見られそうなイギリスでのユニクロ。今後のマーケティングに注目したいです。

隙間風

2010-11-16 12:40:17 | ロンドン生活

カーテンが揺れているのがお分かりでしょうか?これ、隙間風なんです。。。最初の頃は窓を閉め忘れたかなと思って確認をしていましたが、その正体は隙間風でした。
すきま風1 すきま風2

日本の窓枠はサッシですが、イギリスは木枠が多いのでそこから隙間風が入ってくるのです。
すきま風3

日本とイギリスでは住宅に対する考え方が異なります。日本では新しい建物を良しとし、古くなったら建て替えるため最新技術が盛り込まれた高気密・高断熱の建物が多いです。一方イギリスでは古い建物を良しとし、元からある建物を修繕しながら長く使い続ける傾向にあります。そして古い建物の窓枠は木枠が多いため、隙間風に悩まされる事になります。また、古い建物を修繕する場合は外装や内装を新しくする事はあっても外壁と内壁の間の骨格部分に手を入れる事はあまりなく、古い建物はレンガなどの石造りの外壁に直接石膏を塗って内壁を作っている物件が多いため、断熱材がありません。そのため、冷たい外気が部屋の中まで伝わり、それが部屋の暖かい空気とふれて結露が発生し、石膏でできた内壁がその水分を吸収して部屋を冷やすのです。

窓と壁の両方から冷気が伝わるイギリスの住宅。高気密・高断熱の住宅に慣れた日本人にとってはとても寒く感じるに違いありません。

フランス旅行~パリ~

2010-11-11 15:05:07 | 旅行

3日目はパリの市内観光に出掛けました。パリと言えば見どころがたくさんあるわけですが、私達は13ヵ月の赤ちゃん連れという事でパリの名所のいくつかをのんびりと巡ってみる事にしました。

まずは世界最大の門である凱旋門から。多くの観光客で混雑していました。
凱旋門

凱旋門から伸びるシャンゼリゼ大通りを歩き、コンコルド広場へ向かいました。シャンゼリゼ通りを歩きながら、東京の表参道にとても似ているなという印象を受けました。
シャンゼリゼ大通り

コンコルド広場の少し手前に2009年に日本から全店撤退してしまったLE NOTREがありました。西武百貨店に行く度に利用していたので懐しかったです。
LE NOTR

そうこうしているうちにコンコルド広場に到着。周りに遮る物がないので視界が開け、抜けるような青空に包まれて開放的な印象を受けました。しかし、この広場にはかつてはギロチン台が置かれ、マリー・アントワネットをはじめ1000人以上が処刑されたそうです。今は観光地と化した穏やかなこの場所はそんなパリの激動の歴史を見つめてきた場所と言えます。
コンコルド広場

続いてルーブル美術館に向かいました。と言っても、今回はルーブル美術館を見るのは難しいので素通り。美術館の地下にあるカルーゼル・デュ・ルーブルのフードコートでランチを取りました。ここのフードコートは各国料理がリーズナブルな価格で気軽に食べられ、赤ちゃん連れでも大丈夫でした。次回はルーブル美術館をゆっくりと見てみたいです。
ルーブル美術館

続いてはエッフェル塔見学。ここもかなり混雑していました。そして、エッフェル塔の展望台に上るのに予約ができる事を知りびっくり!フランス人はよほど並ぶのが嫌いみたいです。東京タワーに上るのにわざわざ予約をするというのは聞いた事がありませんし、そもそもできるかどうかも私は知りません。それはさておき、エッフェル塔は東京タワーのようにカラフルではありませんが、それが逆に存在感を強調しているようで重厚感のあるタワーでした。この日のパリは快晴だったので、水色の空に綿菓子のような雲がちりばめられ、まるで絵葉書のような風景でした。
エッフェル塔1 エッフェル塔2 

最後はプランタンでショッピング。おもちゃや子供服を中心に見て回りましたが、やはりウィットに富んだセンスの良い物が多いと感じました。次回は自分の洋服も見てみたいと思います。
プランタン1

プランタンの屋上に出る事ができたので、そこからパリのサンセットを眺めました。エッフェル塔とパリの街に明かりが灯り、私達のパリ観光もこれで終わりとなりました。
プランタン2 プランタン3 プランタン4

今回パリを回ってみて、やはりパリは大人の街だなと感じました。大人の世界と子供の世界がきれいに分かれているようで、子供の場所には子供がたくさんいるが、大人の場所には子供は見当たりませんでした。そんな中、13ヵ月の赤ちゃん連れの私達が一番困ったのがレストラン選びでした。できるならそれなりのレストランでフランス料理を食べたいと思っても、赤ちゃん連れでも大丈夫という雰囲気には見えなかったので、ショッピングセンター界隈のレストランで食事を取る事がほとんどでした。また、パリの地下鉄はロンドン並みにリフト(エレベータ)がなく、娘を乗せたベビーカーを持ち上げながらの階段の上り下りは結構大変でした。トイレは少なく、ほとんどが有料でした。次回は今回行けなかった美術館や博物館を中心に回ってみたいです。娘が小学生位になってからかな?

フランスは美食の国と言われますが、本当にその通りで食べる物すべてがおいしかったです。その中でも私がとても気にったのが塩でした。パンなどと一緒に出される塩が塩自体にうま味があってとってもおいしいのです。自宅でも使ってみようと思い、お土産にゲランの塩を買って来ました。パンと一緒に食べるのもおいしいですが、お肉料理やお魚料理に使うと素材の味が引き立ってとてもおいしいです。
ゲラン


フランス旅行~ディズニーランド・パリ~

2010-11-09 11:41:27 | 旅行

3日間に渡ってフラットのバスルームの改装工事があり、家にいると落ち着かないのでフランスに旅行に行って来ました。10:00過ぎのパリ行きの飛行機を予約していたのですが、朝の準備に思ったよりも時間がかかったのと、初めてヒースロー空港まで車で行ったため道の混み具合の読みが甘く、何と飛行機に乗り遅れました!主人も私も人生初の飛行機の乗り遅れにかなり焦りましたが、もう間に合わないと分かると仕方ないよねという感じで開き直りました。結局は1人68ポンド(約9000円)の追加料金を支払い、次の便に乗せて貰う事ができました。赤ちゃん連れの場合、朝は何かと慌ただしいので飛行機は12時位の便がいいのだなと確信しました。

今回の旅行行程は以下の通りでした。
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11/3 ロンドン⇒パリ
11/4 ディズニーランド・パリ
11/5 パリ市内観光
11/6 パリ⇒ロンドン
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ディズニーランド・パリには2つのテーマパークがありました。1つはディズニーランド・パーク、もう1つはウォルト・ディズニー・スタジオです。ディズニーランド・パークはファンタジーなおとぎの国といった感じのテーマパークでとても広かったです。眠れる森の美女の城がシンボルになっていて、そこを中心に5つのジャンルで構成されていました。
ディズニーランド・パーク1 ディズニーランド・パーク2 ディズニーランド・パーク3

赤ちゃん向きだったのがファンタジーランド。ティーカップや空飛ぶダンボなどを楽しみました。乗る時に娘の年齢を聞かれ、1歳と答えると大丈夫と言われました。娘は初めて乗る乗り物に大興奮の様子でした。
ディズニーランド・パーク4 ディズニーランド・パーク5

ウォルト・ディズニー・スタジオの方はミニ・ハリウッドと言った感じのアメリカンなテーマパークでした。ハリウッド映画やディズニーのアニメーションを中心としたテーマパークでしたが、絶叫系の乗り物もありました。特に、トワイライト・ゾーン・タワー・オブ・テラーというのが怖そうに見えました。
ウォルト・ディズニー・スタジオ1 ウォルト・ディズニー・スタジオ2

また、同じ敷地内にディズニー・ヴィレッジというショップやレストランが立ち並ぶエリアがあり、テーマパークが閉まった後でもそこで買い物や食事を楽しむ事ができます。
ディズニー・ヴィレッジ

私達はせっかくなのでディズニー・ヴィレッジにあるカフェ・ミッキーというキャラクター・ダイニングで夕食を食べようと思い30分程並んで待ちましたが、とても混んでいる上に予約客がどんどん来るので一向に中に入れず、お店の人に聞いたらあと1時間程待つと言われたので諦めました。カフェ・ミッキーに行くなら予約は必須です。
カフェ・ミッキー

私達は時間的な都合上、1日で2つのテーマパークを回れるフリーパスを買いましたが、特にディズニーランド・パークがとても広いので1日で2つを全て回るのはかなり大変だと思います。ベビーチェンジは意外に少なく、それぞれのテーマパークに1ヶ所ずつでしたが、トイレにベビーチェンジシートがあるのでそこで替える事ができました。今回は娘がまだ13ヵ月だったので乗れる乗り物も少なく、また全てを回りきれなかったので、娘が大きくなったらまた来たいです