地底人100物語

相手にとって不足なし

新胎内温泉「ロイヤル胎内パークホテル」

2020年08月15日 | 新潟の地底人
新胎内温泉「ロイヤル胎内パークホテル」

新聞の折り込みに「展望露天風呂が3/20リニューアルオープン」のチラシが!
年度末の忙しさが一段落したら休養を兼ねて行ってこようかなと思っていたら、新型コロナウイルスの感染拡大により営業自粛。
その後全国の緊急事態宣言解除を受け、6月1日から営業が再開されたので、行ってまいりました。

エレベータの前や、館内のいたるところにアルコール消毒液が設置され、手指の消毒を行います。

暖簾をくぐって浴場へ。
脱衣所の脱衣棚は市松模様に籠を撤去し密を回避。


浴室内の洗い場も、元々個々に仕切りがあるのですが、一つおきに椅子と洗面器を撤去し密を回避していました。

体を洗い、まずは内湯。窓越しに見えるのが展望露天風呂ですね。

さっそく行ってみましょう。
渡り廊下もきれいになっています。


階段を上ると、リニューアルした展望露天風呂!

湯舟の造りに大きな変化はなさそうですが、外側が大きく変わっています。
溢れ出した湯は、すぐ外側の浅い水盤状のところへ。
夜になると水鏡のように月が写りこむのかな。

湯に身を沈めると以前と変わらず適温のヌルヌル湯。
かぁ~、たまりまセブン!
一点気になったのが、湯に浸かった状態での景色。
以前は目線の先にスキー場のゲレンデが見渡せたんですが、リニューアル後は半透明のボードが設置されたんです。

オープンな景色が見づらくなった事に加え、自分の影が何気に写りこんじゃって…

もしかしたら近隣住人から、
「オヤジの裸はなぁ~」とか
「野球を楽しんでいる健全な青少年の育成に・・・」とか
ご意見があったのかな

2020年6月の入浴メモより

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胎内市の奥座敷にある超豪華なホテルがここ「ロイヤル胎内パークホテル」。
ヨーロッパのお城のような外観は、ネズミーランドのツンデレラ城と見間違うばかり。

エントランスホールには螺旋階段。
お姫様が駆け下りてきそうな雰囲気ですね。
温泉とは縁がなさそうな感じですが、ここの温泉、けっこういいんです。

ではフロントで入浴券を購入し、階上の浴場へ向かいましょう。
浴場には内湯とサウナ・水風呂、軒下タイプの露天風呂、その先に展望露天風呂、の3部構成。



内湯と露天風呂は十分な大きさを確保してあります。
洗い場も十分な数が確保されています。


お湯は無色透明。
見た目のインパクトはなく、おとなしそうな湯と思われることでしょう。
が、この湯の凄さは入ったとたんに判ります。
体にヌルスベの膜ができたような感触なんです。
ヌルヌルの肌触り。
ここまでのものはなかなかないんじゃないでしょうか。

グリーンシーズンの快晴の日に来ると、展望風呂がさらにナイスです。
スキー場の上空をパラグライダーが舞っているんですね。

適温のヌルヌル湯に浸かり、風に吹かれながらこれをボーっと眺める。
癒されますよー。


ふと気が付いて湯口を覗きこむと、中には口が3本。
・左端からは適温やや熱めで消毒臭のする湯。
・中央は未使用。
・右端からは適温やや温めの湯。
右端の湯は生源泉かもしれません。

体が火照ってきたら水風呂でクールダウン。

そして浴室内の湯船をグルグルまわりますが、やっぱり展望風呂が一番気持いいなぁ。
豪華なホテルにこんないい温泉があるなんて、「お釈迦様でも気がつくまい」でした。

新胎内温泉
ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉
51.6℃ pH8.40
成分総計1725mg/Kg
分析年月日 平成12年3月17日

新潟県胎内市夏井1191-3
TEL 0254-48-2211


2014年6月の入浴メモより

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桂温泉

2020年08月02日 | 新潟の地底人
桂温泉

久しぶりに桂温泉にやって来ました。
ここ桂温泉は、長岡市の東側に連なる丘陵地の麓に点在する温泉の一つです。

広い駐車スペースに車を停め玄関へ。
玄関前には足湯のような施設がありますが、湯は張られていませんでした。

受付で湯銭を払い館内へ。
右手手前が男湯。

脱衣所内には鍵付きのロッカーがあり貴重品にも安心ですね。
裸になったら浴室へ…

ガラス戸の張り紙には
「源泉100%かけ流しの天然温泉です。」
「毎日、浴槽の温泉を落としています」
と書かれているほか、
「長湯はキケン!」。
これには期待が高まります。
ガラスの向こうには湯舟が2つ見えます。

浴室内を露天風呂側から。

右手手前に小さな四角い湯舟。
左手奥には台形の大きな湯舟。
浴室内には湯の投入と溢れ出しの音が、小川のせせらぎのように響いています。
台形の湯舟のほうが分かりやすいかな。
湯口から広がるさざ波。


湯船にはペットボトル飲料の「綾鷹」のような色の湯が満たされ、縁からはサワサワとお湯が溢れ出ています。
41℃の入り心地のいい湯。
誰もいない浴室で、じっくりとお湯いただきます。
ほんのりとタマゴが香り、タマゴ重曹味。
トロっとした湯は体の表面に膜の張ったようなスベスベ感。
肌をさすり続けると膜が取れキシム感じがでてきます。

一方、手前の小さな湯舟は41.5℃。
小さい分、鮮度も温度もアップしているようです。


体が温まり、汗が滲んできたら露天風呂へ。
ドアの外には四角い湯船が一つ。


頭上には日よけのタープがかかっています。
このタープのおかげで眩しく暑い思いをしないで済みます。
40℃の温湯でまったりです。

と、まったりしていると
いやぁ~びっくり。
最近は外出自粛もあって運動不足。
代謝も悪くなっているんでしょうね。
汗が噴き出る、噴き出る。
体の中の悪い液体が汗となって出てるんじゃないかって感じです。
噴き出る汗はドロドロでヌルヌル。
デトックス効果ばっちりです。

湯に入ったり出たりを繰り返し、悪い汗を出し切るとさっぱり感。
最後は「温泉水」蛇口の湯を浴び、タマゴまみれで温泉を後にしました。


桂温泉
アルカリ性単純温泉
42.6℃ pH 8.5
成分総計379.8mg/Kg
調査及び試験年月日 平成27年6月29日

新潟県長岡市桂町1527
TEL 0258-44-8480

2020年7月の入浴メモより

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中越地震で被災し、その後しばらく仮設小屋で温泉を提供。



2005年7月に訪れた時は、現在の施設を再建中でした。


2005年7月の入浴メモより





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