地底人100物語

相手にとって不足なし

神の宮温泉「かわら亭」

2016年08月29日 | 新潟の地底人
神の宮温泉「かわら亭」

夏季限定の冷たい温泉をもう1軒。
こちらはメタケイ酸の項で温泉に該当する「神の宮温泉かわら亭」であります。
5月中旬~11月上旬は夏季限定の冷泉風呂ということで、源泉水風呂を堪能してきました。
場所は北陸新幹線の上越妙高駅の近く、さらに言えば「妙高はねうまライン」に乗り換え、お隣の北新井駅が最寄り駅ですね。
車で行く場合は国道18号から、ぐるっと回りこむので要注意。


かわら亭にたどり着くと七福神がお出迎え。

恵比寿さんと大黒天さんでしょうか。

受付を済ませ、館内をズンズン行くと途中に健康ルーム。
ちょっと覗いてみたらこんなでした。

さらに進んで、男女別の浴室入口。

では暖簾をくぐって入りましょう。


まずは「源泉かけ湯」で体を慣らします。
続いて体を流したら温泉へ。

内湯は露天へ向かって左右に1つずつ。

左手の湯船は2ヶ所から湯が投入の静かな湯。

右手はジェットが作動する落ち着かない湯。
どちらも適温なので、お好みの方へ入るのがよろしいかと。

体が温まったら露天風呂へ。
こちらも左右に湯船が1つずつ。
ここは迷わず左手の湯船へ。

こちらこそが夏季限定の冷泉風呂。

スペックはメタケイ酸130mg/Kg、pH 9.5、成分総計731mg/Kg
おそらく20℃未満の玄人仕様。よしかさんには無理だなぁ~と思いながらの入浴。
メタケイ酸のみならず、アルカリと漂う気泡のコラボのせいか、すべすべの肌触りは小気味いいです。
画像ではモールっぽく見えますが無色透明。

重曹泉タイプの泉質で、冷泉でもあって温まりはありません。
体が冷えたかなぁ~って感じたら、右手の適温湯へ移動。

温冷交互浴を繰り返し、締めは源泉シャワー。

リンスが洗い落ちないような感触が残ります。
メタケイ酸の温泉でここまで満足したのは珍しいなぁ。
そうそう、冷泉は無色透明ですが、体がかなり青白く発光してました。
機会があれば行ってみてください。

神の宮温泉 景虎の湯
メタケイ酸の項で温泉に該当。
19.3℃ 110L/分(動力揚湯) pH9.5成分総計731mg/Kg
メタケイ酸を130mg含有!
調査及び試験年月日 平成19年12月6日

新潟県妙高市大字神宮寺31-1
TEL 0255-72-7307

2016年6月の入浴メモより

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七福温泉「七福荘」

2016年08月23日 | 新潟の地底人
七福温泉「七福荘」

こう暑い日が続くと、「温泉、ちょっとなぁ~」と心が揺らぎますよね。
でも暑い日には暑い日なりの温泉があるっていうもの。

例えば…
(1)激熱温泉にさっと入って、ぱっと上がる
(2)重曹泉の湯上り爽快
(3)冷たい温泉で冷奴になった気分

ということで、夏季限定の冷たい温泉に行ってまいりました。

目指したのは新潟・福島県境にほど近い七福温泉。
磐越自動車道津川ICから国道49号を福島方向へ進んだ先の、
→御神楽温泉
→たきがしら湿原
→七福温泉
等の案内看板が出ている所で右折。
しばらく走ると左折の案内板。
あとは道なりに進むのみ。


到着するとウッディな七福荘がお出迎え。
受付で料金を支払い館内右手へ。

浴場入口はこちら。

男湯の暖簾をくぐると脱衣所。


館内全てがウッディで落ち着きますね。
ちなみに、脱衣所内に鍵付きロッカーはないので、貴重品は入口手前にある100円リターン式の小さなロッカーに収めましょう。


浴室に入ると岩組の大小湯船が一つづつ。

別の角度から。

右側の小さい方の湯船が冷たい温泉、冷泉風呂です。
源泉温度12.5℃。これを20℃くらいに加温し提供しているもの。

まずは適温に加温された大きい湯船にはいり、体を温めて勝負開始。
額に汗が滲み始めたら、冷泉風呂へ移動。


ひんやりとしているものの、体が縮こまるほどではない。
猛暑の日にはもう少し冷たくてもいいかな~なんて。
いやいや、温冷の差がつき過ぎない方が体によさそうかも。
そんなことを考えながら、また大きい湯船へ。
湯口には石板に七福神のレリーフ。

左から福禄寿さん、弁財天さん、布袋尊さんかな?

洗い場もご覧のように充実。


加温あり循環併用で、窓際の排湯口への溢れ出しあり。
さっぱりした浴感で、硬質グリスを塗ったようなスベスベの肌触りがグッド!
臭いは水道水っぽくてイマイチなるも、味はさっぱり甘味で個性的。
湯上りの爽快感もグッドです。

この冷泉風呂、数年前から始め、好評に応え期間を拡大してきているとか。
7月初めから9月末ころまでの夏の名物として定着しているようです。

さて、湯上りにはもう一つの名物「手打ちそば」をいただきましょう。
もっとりとした食感が印象的でした。

七福の湯
単純硫黄冷鉱泉 12.5℃ pH8.8 成分総計782.4mg/Kg
平成11年3月23日

新潟県東蒲原郡阿賀町七名乙930
TEL 0254-95-3550

2014年9月の入浴メモより

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墓間温泉「ニューはかま温泉洗心亭」(新潟)

2016年08月16日 | さらば愛しき地底人
墓間温泉「ニューはかま温泉洗心亭」

新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!

国道404号をJR信越本線「塚山」付近から「越後岩塚」方向へ走行中、こんな誘導電波を傍受。

えっ!500円で日帰り入浴できるの?
と言うことで、なすすべもなく矢印の方向へ引き寄せられてしまった!
狭いながらも舗装道路が続くも、途中から人家が途絶えて…
ちょっと心配になってきた頃、またしても誘導電波が。

秘密基地は近いかも。
と思ったら、もう少し行ったらところで舗装が途切れ、砂利道に変身。
あぁ~、今回は車高の下がった車だったのでその先はギブアップ。

Uターンもできず、ここまでバックで戻ってきました。トホホ…

帰ってきてググってみると、廃墟系には知れた施設のようですね。
新潟のいで湯」によれば、
「薬師さまにまつわる伝説もある古い温泉」
「目下休業中(平成5年春現在)」
「単純硫黄泉 18度」とか。

その後、平成6年に再開したものの平成12年に再度休業したらしい。
でもこの現役っぽい看板ですからね、ワタシと同じように誘導電波に導かれている人もそれなりにいると思います。

2016年5月のメモより

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実は10年以上前、知り合いの案内で、墓間温泉を訪問していたんです。
車の後席にいたので道中の記憶はありませんが…
最後は途中で車を降り、徒歩で向かい、しかも道がなくて畦道を歩いたんだったかなぁ~。

奥まったところに建物が見えますね。

手前が以前からの建物で、奥側が新館でしょうか。
手前の建物は近づいてみると、けっこう傷んでいます。

ビビリなので中を覗いてみるのはパス。

新館の方に近づいてみると、地中から突き出たパイプがあり、コンコンと冷泉が湧き出ているじゃないですか。

薄っすらタマゴな臭いにタマゴとじのような湯花。
しかし不気味なのは湯口を覆う様に生息する緑の葉っぱ。
ワタシは見るだけで終わりにしましたが、案内をしていただいた温泉マニアの方々はアビルマンに変身してました。

2005年7月のメモより

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真人天然温泉「ふれあいメゾン」(新潟)

2016年08月09日 | さらば愛しき地底人
真人天然温泉「ふれあいメゾン」

新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!

「真人」
これ、何と読むか分かりますか?
「まっと」って、読むんですって。ずぅ~っと「まびと」と読んでましたよ。
では行ってみましょう。
関越道の小千谷ICを降り、国道117号から県道49号、しばらく走って県道475号の分岐の手前。
十日町方向に向かって右手にトップ画像のような看板が出ているので分かりやすいのでは。
外観は「メゾン」とあるようにアパート風。



受付を済ませたら2階へ。
浴室前には休憩場所があるので、湯上りの待ち合わせや、一休みには便利。

男湯の暖簾をくぐり裸に着替え、浴室に入ると…
大きな内湯浴槽がドン。

満たされているのは薄い紅茶色というかオレンジ色の湯。

重曹っぽい甘味と温泉のほのかな香り。
湯はやや熱め。
狭い浴室は窓がはめ殺しなので熱気がムンムン。
汗がドバドバ止まらんです。

長湯せずに、一浴玉の汗。
さっと浸かって、ぱっと体を流してという普段着の温泉なのかも。
スベスベの肌触りがなかなかグッド。

洗い場も狭いですが、カランは使い勝手がいいです。
湯に入って体が温まっては、洗い場カランで水シャワーを浴びてクールダウンの繰り返し。
癖になるパターンです。

源泉名 真人天然温泉
単純温泉
32.5℃ pH8.2
分析年月日平成19年10月5日

新潟県小千谷市真人町甲576-5
TEL 0258-86-XXXX

2013年4月の入浴メモより

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その後、県道を通りがかりに見かけたら、こんな感じに閉鎖されていました。

2013年7月4日に業績不振により廃業したようです。

2014年9月のメモより。

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ふくしま日帰り温泉

2016年08月02日 | ガイド本リスト
ふくしま日帰り温泉 気ままに100湯

株式会社エス・シー・シー  980円(税込み)

毎年9月18日頃に改訂版が出版されていたクーポン付日帰り温泉のガイド本。
去年は見かけないなぁ~と思っていたら、1年半ぶりの出版なんだとか。
なるほどね。
2016年4月版は掲載施設が100湯に減ったものの、お得なサービス券は183枚へと大増量。
というのも、これまでは各施設1枚だったサービス券がおおむね2枚になったから。
温パラのミッツリターンに近づいた感じですね、

最新の2016年4月25日版の目次の構成は
□とっておき日帰り温泉・・・11湯
□中通り・・・44湯
□会津・・・24湯
□浜通り・・・8湯
□近県・・・13湯
の計100湯。
今回の「お得な読者サービス券」付は183枚。(有効期限は2017年3月31日)
今年は道の駅「ばんだい」でGETしてきました。

毎年ビミョウにキャッチコピーも替えているんですね。
2010年9月版「ふくしま日帰り温泉 のんびり120湯」サービス券106枚


2009年9月版「ふくしま日帰り温泉 120湯」サービス券105枚


2007年9月版「ふくしま日帰り温泉 ゆったり100湯」サービス券84枚


2006年9月版「ふくしま日帰り温泉 こだわり100湯」サービス券88枚
2005年9月版「ふくしま日帰り温泉 極楽100湯」サービス券84枚
2004年9月版「ふくしま日帰り温泉 至福の100湯」サービス券94枚
2003年9月版「ふくしま日帰り温泉 とっておき100湯」サービス券78枚

最新号は巻末の「入浴時間早見表」がなくなり残念。

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