地底人100物語

相手にとって不足なし

小谷温泉「あつゆ元熱泉荘」(長野)

2021年09月27日 | さらば愛しき地底人
小谷温泉「あつゆ元熱泉荘」

新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!

小谷温泉からポツンと離れ、山の中に少し上った先にあるのが熱泉荘。

上り口には熱湯口のバス停と、案内板があるので見落とすことはないだろう。
上った先のお宿は木造で、時代を感じさせるものだ。


さて温泉はと言うと…
内湯が一つのシンプルな造り。

薄っすらと白濁している。
熱湯(あつゆ)と聞いていたが加水ありで、適温よりやや熱めといったところか。

しかし、これには驚いたっ!

湯に入るとこんなぬるぬるでいいのかっ!と思えるほどの肌触り。
撫で続けても変わらぬぬるぬるさ。
pH8.8のアルカリと重曹泉のコラボの賜物なんだろう。

満足の1湯。


宿の奥の山に続く道には通行止めのバリケード。
この先に源泉地帯があるらしいのだが…
源泉周辺には落石と土石流の恐れがあり大変危険なためとのこと。


あつゆ元 熱泉荘源泉
ナトリウム-炭酸水素塩温泉
67.2℃ pH8.8 83.1L/分(自然湧出)
成分総計3256mg/Kg
調査及び試験年月日 平成20年10月21日

長野県北安曇郡小谷村小谷温泉18812
TEL 0261-85-XXXX


2012年10月頃の雄姿

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関温泉源泉100%かけ流し

2021年09月20日 | 地底人組合リスト
関温泉源泉100%かけ流し

関温泉に行ってみた。
日帰り入浴で立ち寄った宿に置いてあったパンフ。

享保13年開湯以来加 水無し 加温無し
源泉100%かけ流し

関温泉では11軒の宿の
すべてが『源泉かけ流し』です。
地中深く長い年月をかけて
熟成され湧き出た大自然の
恵みである本物の温泉を
是非ご堪能ください。

関温泉『源泉100%かけ流し』宣言
平成16年、関温泉では全旅館が浴槽水を科学的に調査し、良好な温泉と確認した上で、日本で初めて科学的分析による『源泉100%かけ流し』を宣言しました。

□ 中村屋旅館
□ 越前屋旅館
□ 山の湯旅館せきぜん
□ 登美屋旅館
□ 山荘神奈
□ グリーンヴィラ
□ やすらぎの宿小松屋
□ 癒しの湯宿朝日屋
□ 湯の宿泉山
□ 旅館吉野屋
□ うぐいすの初音

妙高高原温泉郷 関温泉

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

草津温泉「高砂館」(群馬)

2021年09月05日 | さらば愛しき地底人
草津温泉「高砂館」

新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!

今回旅人が旅装を解いたのは草津温泉にある「高砂館」。
草津温泉の主な6つの源泉のひとつ「地蔵源泉」を利用している宿だ。

4階建ての鄙びた佇まいで、通された部屋も昭和の薫りがするものだった。

部屋で一服したら温泉へ。
まずは小浴槽から。


湯舟は小さく3つに区切られていて、それぞれ1人くらいのサイズ。
見た時は気づかなかったが、写真を見直すとけっこう湯の色に違いがでている。
熱い順に中>右>左。
沈んでいる湯花の量が影響しているのかな?
湯の温度は、パイプに突っ込まれた木の楔の締め具合で湯量を調節し調整する。
共同浴場の地蔵の湯は、もう少しニュルニュル感があったような気がしたが、どうだろう。

いったん部屋へ戻り休憩。

次に向かったのは男性浴場。

変形ひょうたん型の湯舟。
奥にRのついた腰掛がある。
ここに腰掛け、へそ湯の状態で体への負担を抑えながらの入浴もできる。

こちらもパイプに楔を入れて湯量を調節。
先客が湯量を絞り過ぎていたのか温めの設定。
それではと楔を抜いたら、白い湯花とともにドバーっと注入!
熱さも戻り大満足。
静かに地蔵源泉を味わえるのはいいですね。
ちなみに画像には映っていないが、青い浮き輪が壁に。
もしかしたら、浮き輪を使った特殊な入浴秘儀があったのかも。

さて夕食はこちら。

朝食はこんな感じ。



群馬県吾妻郡草津町大字草津297
TEL 0279-88-XXXX

2004年10月の雄姿。

2014年夏閉館

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする