無償の個別指導

夕方は子供達との学習タイム。

長女ちゃんは数学と英語の課題、
次女ちゃんはひらがなと
算数のドリル、学校の宿題を
それぞれやる。

２人とも集中力がなく、
わからないを連発する。
蛙の合唱みたいに、わーわー
言いながらやってる。

ふと思い出したのは
大学生の頃のアルバイト。

あの時あまりにできない子がいて、
生意気でよく喋ってかわいくて。
もしや、うちの子達も似たような感じ。

短時間勤務で給料半減したうえに、
無償のアルバイト始めた感覚。

まぁお母さんが教えられるうちは
寄り添って教えてあげよう。

衝撃の連続

短時間勤務にしたら
給料半減したのが
最初の衝撃。

半減した１番の理由が
６万～７万も貰ってた
残業代だったことは
次の衝撃。

こんなに残業代貰えるなら
定時退社促す人なんて
でてくるわけないこと、
残業はおいしいと、
今更気付いたのが３番目の衝撃。

給料半減しても、それでも
短時間勤務を定年退職まで
続けたいと願ってしまうことが
最後の衝撃。

そう、ずっと短時間勤務でいたい。

何が良いことなのか

大卒で大企業に入り18年目。
入社4年目で出産し、家事育児と
両立しながらここまできたけど
何が良かったなんてわからない。

その時々その選択が最善と信じて
やってきた、その繰返し。

今、続けるか辞めるかの岐路にいる。

４月から始めた短時間勤務のおかげで
私の心にも余裕ができ、
子供達ものびのびして家庭内の空気が
変化したことを感じてる。

この制度の恩恵をうけれるのは
あと２年11か月。
恩恵を受けれなくなった後に
フルタイムの残業地獄に戻ることが
果たしていいことなのか。

自分の強い意思があれば残業を
はねつけられるのはわかっているけど、
守ってくれる制度はない。

夕方以降何もすることのない人は、
残業すればいい。
家事育児が待ってる人は、
定時で帰ればいい。

そんな簡単なことができないから
２年11か月後退職を選ぶことは
悪いことなのか。