ドキュメンタリー番組の感想

正社員で２児育てながら、
毎日精一杯生きてる自分は、
この主人公と何が違ったのだろう。

親のお金や旦那の給料で
生活しようなんて
一度も思ったことがないのは、
誰かがいないと生きていけない
生き方をしたくなかったから。

主人公はなんだかんだ言いつつ、
親がいないと生きていけない。

なぜ私は主人公のような思考に
ならなかったのか。
わりと裕福な家庭なのは一緒だけど、
根本的に違うのは、
子供を自立させなければ
という親の使命感の有無。

25歳になった子供は
家を追い出される決まりが
我が家にはあったけど、
主人公のご家庭には
ないように見えた。

子供が憎かったり、
悠々自適な生活を送りたいから
追い出すんじゃなく、
親は先に死ぬわけで
いつまでも守ってあげられはしない。

自分の力で世の中を
生きていける子になりなさい、
そう幼い頃から刷り込んできた親と、
刷り込まれ育った私。

自分達の希望を言うだけで、
子供の自立を真剣に
考えなかった親と主人公。

主人公には同情するが、
親を言い訳にできる
年齢でもないからどっちもどっち。

この気付きから痛感したのは、
私も子供達を自立した大人に
育てるという使命を背負っていること。

子育ては難しい。