社長つれづれ日記

私を深め、身近な人を、社員さんを、
    会社を、良き友を深める心のページ

経営者が深まるとき

2006年09月21日 | 仕事
◆◆ついに

 「我が社は社用車を導入すべきである」という論題のディベートを、我が社は数ヶ月前に行いました。全社的な議論では、肯定、否定共に、色々議論が分かれましたが、基本的には導入の方向のコンセンサスが取れていました。

 その後、あることをきっかけに急速に導入の検討が始まり、今回、ITソリューション営業部と、その他一部の営業担当社員さんに対して、社用車の導入が決まりました。今回の導入における新たな経費の発生は結構なものになりますが、今後のことを考えると致し方がありません。皆で経費以上のさらなる営業業績を上げ、前に進んでいったらよいと思います。宜しくお願いしますね。


◆◆長年のおつきあい

 今回の社用車の導入は、私がこの会社に入社をしたとき以来のおつきあいのある、TL社さんからの導入です。もう20年のおつきあいになるでしょうか。

 この会社は私がコンピュータの営業を始めて、初めてのお客様でした。そして、現在取締役になっているO氏は私がプログラムの開発法を指導させていただいた方です。そのことから、私どものカーオーディオを自分の会社で扱うすべての車に導入をしてくださったり、電話の設備、コンピュータのシステムなど色々ご注文を頂いております。

 また、私どものすべての社用車は、この会社から導入をさせていただいております。

 そういう意味で、深い関係のある取引先ですが、久しぶりに取締役のO氏が私どもの会社を訪問されました。今回の導入に際してのお礼と言うことです。懐かしい話しや私の創業当時(第2創業)の話題にもなり、結構な時間盛り上がりました。

 ところで、やはり、良い取引先との関係は大切にしなければなりませんね。そして、結局人間関係なんですよね。長く続くには、互いの信頼関係が大切です。そんなことを久しぶりにO氏と話しをしながら感じました。商売をしていると高いやすいから始まり色々ありますが、結局、この人がいるからとか、この人だったらと言うことなんですよね。会社はやはり人ですね。そんなことを再確認しました。

 今回の社用車の導入に関しては、宜しくお願いしますね。


◆◆新入社員さんの面接

 今日の夜は採用予定の新入社員予定者と面談をしました。入社日の打ち合わせや取り組む仕事内容、処遇に関することなど、色々打ち合わせをしました。いつも思うことなのですが、人を採用するときには、経営者としての責任を大変重く感じるときです。

 (あなたは期待を持って入社をしてくる社員さんに、きちんと応えることが出来るんでしょうね)
 (あなたの言っていることは、きちんと約束を守れるんでしょうね)
 (あなたは、この目の前の社員さんの家族までも頭に置いて採用を決めたのでしょうね)
 (あなたは都合の良いことばかりを言っていないでしょうね)

 もう一人の心の中の私が、私に語りかけます。その声を聞く度、唇が真一文字になります。経営者としての、心構えを問われるときです。

 そんな自問自答を繰り返しながら、(きっと良い会社にするのだ)と自分に言い聞かせています。苦い思い出もあります。そして、経営者が深まってゆく瞬間です。