No.176 会議と会話を生産的にする為に

昨日、日野市議会でコロナワクチン接種についての一般質問を
傍聴しました。私が31年働いた米系製薬会社がこき下ろされま
した。この質問には、通常よりはるかに多い20名近い傍聴者が
いました。大半は、ワクチン接種、マスク着用反対のグループ
の人たちでした。このグループの何人かの人は、質問中の市議
会議員に拍手を送りました。これは、禁止行為です。主張が正
しかったとしても規則を守らなければ.支持は得られません。

私は、昨年に自治会長に着任以降、各種の会議に参加して来
ました。その場で不快になるのは、第1に発言中に口を挟まれ
ること、第2に発言が長い人があることです。回答がずれている
時も不快になりますが、最初の2つ程には、多くありません。私
は、この３つに気をつけていますが、より徹底しようと思います。

さて、上記の問題への対策を考えて見ると、良い方法が見つか
りました。それは、手を上げることです。これで相手の発言を止
める事ができます。言葉で遮るよりも、冷静な印象を与えられ
ます。

会議で発言する人の半数は、自分の所属、名前を言いません。
自己顕示と見られるのを避ける、早く質問したい、という気持ち
と同時に匿名にして自分を守りたいという気持ちがありそうで
す。私は、今後、全ての初めての会議の最初の発言では、しっ
かり手を上げ、所属と名前を言います。他の人が口を挟んだら
手で制止します。長い発言には手を上げて気づかせます。
ゆっくりと話すことも大切です。

このような礼儀正しい対応をするこで、自分が参加するという
会議が生産的になると思います。非暴力が、暴力組織への有
効な対抗手段になるのに似ています。非暴力、礼儀正しさは、
多くの人の共感が得られるのです。

No.53 礼儀正しさに勝る攻撃力はない