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攻勢を強めるチャイナ

2016年06月19日 | 社会、読書
半世紀を掛けてじわじわとチャイナの脅威が強まっている。

チャイナが初めて尖閣諸島に領有権を主張した1970年から46年。
国と国の関係における時間スケールでは
46年は決して長くない。
かつてイギリス人がインドを征服した歴史では
「最初のヨーロッパの商人がインドの地を踏んでからちょうど300年たって、
白人は全インドを手中に収めたのであった。」
驕れる白人と闘うための日本近代史 p170)

私達は 今が平和ならそれでいい、とか
これまでは平和だったのだからこれからもそれが続くはず
などと、安易に考えてはいけない。
チャイナのみならず勢力拡大を目論む国は
皆、長期戦略で着々と侵食してくるものである。

口之永良部島領海侵入に対して抗議ではなく懸念にとどめたことが
早速チャイナをつけあがらせたようだ。
チャイナの軍艦(情報収集艦)が北大東島の接続水域に侵入した。
チャイナは「無害通航だ」と主張しているが
訓練中の他国軍艦を追尾して情報収集しているのだから
実際には「有害通行」ではないのか。

あっという間に「軍艦を出すのが普通」になってきている。
その先に何が待っているのか。
ぼやぼやしていると
チベット、ウイグルそして内モンゴルで起きたことが
日本でもやがて起きてしまうと考えるべきだ。

歴史的事実(チャイナの残虐性)と目の前の現実(軍艦が跋扈し始めた)の両方を
全ての日本国民に広めなくてはと、強く思う。


2016.6.16 産経新聞
中国軍艦が沖縄・北大東島の接続水域に侵入 15日の鹿児島・口永良部島の領海侵入に続き
 防衛省は16日、中国海軍のドンディアオ級情報収集艦1隻が沖縄県の北大東島周辺の接続水域に侵入したことを確認したと発表した。これを受け、外務省の金杉憲治アジア大洋州局長が劉少賓駐日中国公使に対し懸念を伝達した。防衛省は情報収集と警戒監視を続けている。
 防衛省によると、中国の情報収集艦は16日午後3時5分ごろ、沖縄県の北大東島の北から接続水域に入り、約55分後の4時ごろに北北西から離れたという。沖縄周辺海域で実施中の日米印海上共同訓練「マラバール」に参加していた3カ国の艦隊を追跡する形で航行した。海上自衛隊の護衛艦「ひゅうが」が確認した。海上警備行動は発令されなかった
 防衛省幹部は「中国は日米印の一連の共同訓練を継続的に情報収集している可能性が高い。特異な航行だ」と警戒感を示した。
 中国海軍は9日未明、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の久場島と大正島の間を北上するロシア艦隊の動きにあわせるように、ジャンカイI級フリゲート艦を接続水域に侵入させた。また、15日未明にも今回と同一の情報収集艦1隻が、インド艦艇2隻を追尾する形で鹿児島県の口永良部島付近の領海に侵入している。
 中谷元(げん)防衛相は記者団に「引き続きわが国周辺海域の警戒監視活動に万全を期す」と強調。「中国側には再三、懸念を申し入れている。事態をエスカレートさせることがないよう、しっかりとした対応を望んでいる」とも述べた。

「度が過ぎている」 政府、反発強める
 政府は16日、中国海軍の情報収集艦が沖縄県・北大東島の接続水域を一時航行したことについて「看過できない」(政府筋)と反発が強まった。9日の沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域航行から始まり、15日の鹿児島県・口永良部島の領海侵入に続く行動。政府内には「われわれの懸念などを顧みない行為で、度が過ぎている」との声が上がる。
 中谷元・防衛相は16日夜、北大東島での情報収集艦の航行が15日の口永良部島と同一艦であると断定し「再三、申し入れているのに、同じ艦艇が入ったことを極めて注視している」と防衛省で記者団に述べた。「わが国の領土、領海、領空を守らなければいけない。しっかり厳重に警戒監視活動を続ける」とも強調した。
 外務省幹部は「中国の行動はエスカレートしている」と警戒感を隠さなかった。官邸筋は、沖縄周辺海域で海上自衛隊と米国、インド両海軍の共同訓練「マラバール」が行われているとして、情報収集艦がインド艦艇を追尾していたとの見方を示した。
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