いちご199円

午前中、ウィークエンドリサイクルに資源ゴミを出しに行った。
横殴りの雪が降って、3月下旬とは思えない荒れ模様の天気。

帰りにいつものスーパーで食料品の買い出しをした。

昨日から戻っている長女が
「売っていなくて全然食べていない。」と納豆をリクエストしていた。

納豆はたくさん積んであったが
「お一人様2パックまで」の数量制限になっていた。
もちろん2パックかごに入れた。

ヨーグルトの棚がスカスカだった。
工場が稼働していないのか流通が滞っているのか
はたまた福島県の牛乳が出荷停止されているためか・・・。
消費者以上に生産に関わる多くの方達が困っているのだと思うと
心が痛む。

野菜売り場に回ると、
たくさんのイチゴが並べられているところだった。
１パック199円。
つやつやしたとちおとめで、399円がいつもの値段だ。
産地は茨城県だった。

原発の風評被害で安値になったのだろうか？
２パックを買った。

帰宅して家族に話したら、夫は
「北（東北方面）へ出荷できないから量がだぶついているんじゃない？」
との意見だった。
そうかもしれない。

こんな風に震災の後遺症が現れている。
イチゴの安値が原発の影響ということなら
気にせずガンガン食べることが、私にできること。

大気中の放射能濃度は、私が子供だった1960年代には
米ソの核実験の影響で今の100倍とか1000倍だったそうだ。
経年変化のグラフを見てそのことを知って
心配することもないか、と、気が楽になった。

買ってきたイチゴは晩ご飯の後に食べた。
甘くてとても美味しかった♪