自転車に乗ろう♪

自転車のこと、ロードレースのこと、庭のこと、日々の暮らしのことなど。    HN:Emmy(えむえむ)

次男の悩み事

2015年01月20日 | 家族
1月3日のスケートリンクで、次男と二人で話しているとき
長男が滑っているのを見ながら

次男:兄ちゃんって一つのことにずっと集中して続けてるよね?
私 :まあ、そういえばそうかもね。
次男:俺って、いろんな事をちょこちょこやって、全部中途半端なんだよね。
私 :え、そうなの?
次男:最初が小学校の時のサッカーで、水泳、軟式テニスに硬式テニス、スキー、自転車。大学入って、トライアスロンとボード。スケートもやりたい。でもどれもあんまり上手くなってないし。
私 :いや、色々なスポーツにチャレンジするってのはいいことだよ。それに兄は進路変更したよ?

長男は元々は鉄道関係志望だったが、途中で音楽をやりたいと進路を変え高校に入り直した。

次男:でもその後はずっと音楽で来ているでしょ?
次男:進路にしても大学受験の時には国際公務員になることしか頭になくて、受験先だってそれだけで選んできたのに、実際に入ったらやっぱり他のことが面白くてやりたくなってるし。

なるほどね。そういう悩みがあるのね。

でも、色々なことに興味を持ってやってみるのは、すごいことだと思う。
チャレンジ精神、進取の気性は誰にでもあるものではない。
今は中途半端に思えることが、将来そこに戻って集中できる対象になるかもしれない。
私も61年生きてきて、
今まで経験したことで無駄になったことなんて、何一つ無いと思っている。

一番大事なのは自分の特性を肯定的にとらえることだ。

例えば一つのことにこだわり熱中することでも
融通性がない、頑固だ、視野が狭いなどと否定的に見ることも出来るが
持続力がある、集中力がある、ぶれない、自信をもっているなど肯定的にも評価できる。

色々なことに手を出して、どれも中途半端?
いいえ。
それは好奇心旺盛で、新しいことへのチャレンジを躊躇しない心の強さだ。
しかもまだ19歳。
これから生きていく道を見つけるための準備段階だ。

大学に入ってこれまで考えていたのと別の道を見つけたとしたら
それだけ幅の広い大学でラッキーだったわけだ。
もしI○Uに入学していたら、もう他の進路なんてあり得なかったはず。
迷う余地がないのは楽かもしれないが、あまり面白くない。

国際貢献という分野に興味を持ち、勉強したり調べたことは
例え他の方向に進んだとしても、いつか必ず役に立つと思う。
語学が得意であることは何をやるにも武器になるだろう。

自分を客観的に見て短所を知ることは大切ではあるが
同じことでも短所にも長所にもなるなら、そこは長所として
自分を肯定的に受けとめる方がいい。


子供達には
高みを目指し、悩みながらもすくすくと伸びていってほしい。

コメント
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