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自転車のこと、ロードレースのこと、庭のこと、日々の暮らしのことなど。    HN:Emmy(えむえむ)

カミカゼ

2012年09月08日 | サイクル・ロードレース
ブエルタ第17ステージで
ステージ優勝・総合1位・敢闘賞を獲得したアルベルト・コンタドールは
レース後のコメントで次のように語った。

本能で無意識にアタックしていた。今日の走りが少しは揺さぶりになったと信じている。今日は本当にカミカゼみたいに走れた。そうする必要もあった。
天使と悪魔が、ぼくの背後にいるように感じた。一方は「アタックしなさい」と言って、もう一方が「アタックしてはダメ」と言う。適切なほうの助言に従った。(後略)

そういえば、ツール第4ステージでも「カミカゼ」が出てきた。

新城選手コメント(シクロワイアードより)
僕がアタックするときにカンチェラーラが「カミカゼ」って言ってました。さっきポディウムの裏で会った時になんでカミカゼかって聞いたら「お前の名前がカミカゼだ」って言われちゃいました。

コンタドールやカンチェラーラが口にした「カミカゼ」の意味合いは

強い 速い
勇敢な 勇気ある
自分を信じて 思い切って 真っ直ぐ
カッコイイ

というようなものではないだろうか?
つまり、とてもポジティブだ。


実は私自身は長い間
「カミカゼ」という言葉をネガティブに捉えていた。

無謀な 無意味な
命を粗末にした 非人間的な 強制的な

「負けると分かっているのに無謀な攻撃を若者に強要して
死地に追いやった最悪の作戦。」
「諸外国からは、日本人が狂信的で不気味だと見られている。」
というような主張を散々目にしてきた。


本当にそうなのかなぁ?
と疑問を持つようになって、色々と勉強して
守るべきものを守るために命を賭けて戦うことの尊さ素晴らしさを
素直に受け止められるようになった。

カミカゼをポジティブに思うことと、戦争賛美とは別物だ。

国と国との戦争に限らず、
自分自身との戦いを含めて世の中には大小様々な戦いがある。
その戦いに挑むとき、
カミカゼのようにアタックできたら素晴らしいんじゃないか。

ツールでスイス人のカンチェラーラ、ブエルタでスペイン人のコンタドール。
彼らヨーロッパの青年達が
それぞれの場面でカミカゼという言葉を使ってくれたことで、
「カミカゼ」がどのように受け止められているのかがはっきりと分かった。

ちょっと嬉しくて誇らしい。
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