自転車に乗ろう♪

自転車のこと、ロードレースのこと、庭のこと、日々の暮らしのことなど。    HN:Emmy(えむえむ)

女の子(^^;)

2010年12月06日 | 自転車
昨日は、ビンディングペダルでの初走行だった。

左足がはまらないことに気を取られていたのだろう、
トンネルの中で何かを踏んでしまった。
後輪に何かが絡まったようなカシャカシャという音がして、
その音はすぐに消えたものの
トンネルを抜けた辺りで、走る感触が異常なことが分かった。

降車してリアタイヤをみると
ああ・・・パンクだ・・・。

1年ほど前に前輪がスローパンクチャーで、自宅で修理したことがある。
2009年10月22日の記事
だから、何とかできるだろう。
替えチューブとタイヤレバーとボンベ2本をサドルバッグに入れてある。
後輪は外したこともないけれど、とにかくやるしかない。
1時間頑張ってもダメなら、家に電話して車での救援を要請しよう。


サイクリングロード脇の芝生に移動して
サイコンを外してバイクを倒立させ、ギアをトップに入れて。
ブレーキを解放してクイックリリースを解放してネジを緩めて。
後輪はすんなり外れた。
第一段階、クリア。

次は、タイヤレバーを差し込んで、タイヤの片側をリムから外す。
ところが、2本目のレバーを入れると1本目が飛んでしまって、うまくいかない。
5回、6回・・・。
こんなに堅かったっけ・・・(汗)

その時、上田方面から、男性5人グループが通りかかった。

「こんにちわ~」
ちょっと顔を上げて、私も「こんにちわ~」

すぐに手元に視線を戻して、意識をタイヤレバーに集中させようとしたとき、
10mほど先で、彼らが停止した気配を感じた。

「あれ、大丈夫かな?」
「あ~パンクだ、パンクしたんだ。」
「女の子だぞ・・・」

一瞬の後、目の前から声がした。
「大丈夫ですか?」

戻ってきてくれたのだ!!

「パンクしちゃって。
前に一回やったことがあるからやれると思ったんですけれど、
なかなかタイヤが外れなくて・・・。」

「最初はできないもんですよ。」
「彼は専門家ですから、任せてください。」
「後輪を外せるだけでも、えらいもんです。」

あな、うれしや~~

替えチューブとボンベを出して、後はマジックのような手際よさに見とれるばかり。

聞けば同じ市の方達で、しかもR徳さんの常連さんだという。

さらに、私のフレームがR徳さんに置いてあったのを覚えていて
「これSさんのフレームだよ。」
と、前の持ち主の名前まで分かってしまった(笑)。

10分も掛からずにチューブ交換は完了。

「同じ方向だから、一緒に行きましょう。」
と言ってくれて、
数キロの距離を仲間に入れてもらい、走った。

反対方向から来た彼らの知人5人のグループと立ち話になったところで
私は失礼して先に行った。
ほんのちょっとの時間と距離だったが、初めて他の人たちと走ったのは
新鮮な経験だった。

上山田のいつもの公園でトイレ休憩して、引き返した。


帰宅して家族にことの顛末を話した。

「よく見たら女の子じゃなかったけど、今更見捨てるのも失礼だと思ったんだろうね、気の毒に。」
と夫に笑われた(汗)。

でも、本当に感じのよい人達だったから、
端から「女の子」じゃないと分かっても、きっと助けてくれたと思う。
たとえば、敬老精神とか?(爆)

まあ、ともかく、ロードで走っていれば、
夜目遠目傘の中でなくても「女の子」に見えるらしいことが判明して、
自分の中で一段階モチベーションが上がったのは間違いない !(^^)!




今日はジテ通で、職場の休憩時間に左足をはめる練習をした。
10分間真剣に、カチャカチャ・・・

そうして帰るとき、遂に左足キャッチの感覚を掴んだ。
きっちりクリートをペダルにあわせたら、
立ちこぎのように少し体重をかけつつ、つま先を前方に下げる。

今度こそ大丈夫。
次の段階は、クリート位置がこれでいいのか、距離を走って決めていこう。


ジテ通2往復   11.3km
積算走行距離  1520.4km

コメント
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