おもいを言葉にしてみよう

今日も読んでくださって、ありがとうございます。

超入門! 落語 THE MOVIE

2017年01月24日 | Weblog
とても気に入ってみているテレビ番組があるのでご紹介します。
NHKで水曜日の夜10時50分からやっている
「超入門! 落語 THE MOVIE」です。

落語のストーリーを実写化したものなのですが
なんといってもおもしろさは「アテブリ芝居」なところ。

音声は落語家さんたちのホンモノの落語で
それにあわせて、俳優さんたちが演技をします。

落語家の話芸と
俳優の見事なアテブリの両方が楽しめるというわけです。

落語家さんがちょっと言いよどんだりするところも
俳優さんがうまいこと演じていたりして
コラボレーションならではの味わいがあります。

もうひとつの楽しみはナビゲーターの濱田岳さんも参加する
マクラ(前フリ)のショートストーリー。
こちらは現代劇なのですが、ふわりと本編へつなげます。

超入門! とあるとおり、
落語の入り口としても最適ですが、
すでに知っているお題だからこそのおもしろさもありますので
落語好きさんにもおすすめしたいです。

『鹿の王』

2017年01月17日 | Weblog
作者の上橋菜穂子さんにも、この本にも
とても興味があったのですが
上下巻からなる長編なので
読み始めるのをためらっていました。

なんとなく手に取ってページをめくってみたところ
あっという間に物語の世界へ。

いや本当のところは、あっという間ではありませんでした。

最初は漢字にカタカナがふってある固有名詞に慣れず
確認のために少し戻って読み返そうかと
何度か迷いました。

でも、面倒だから、ま、いっか、と
わからないままに読み進めることに。

すると、あれなんだっけと思うポイントには
くり返し説明のひとことがついていることに気づきました。
おかげで、ほどなくしてどっぷりと物語の世界へと突入できました。

強大な帝国、東乎瑠(ツオル)と
その周辺の国、地域で繰り広げられるファンタジーです。

主人公のヴァンは奴隷となって働いていた岩塩鉱で犬の群れに襲われます。
その犬にかまれた人から謎の病が発生し、大きな騒動に。
奇跡的に生き残ったヴァンはもう一人の生還者である小さな女の子と出会い、
逃亡の旅に出ます。

もう一人の主人公、医術師のホッサルは謎の病から人々を救うために
懸命に治療法を探します。

親子とは何か。
生きるとはどういうことか。
医療とは。神とは。

大きなテーマが次々と提示されますが
こたえをあいまいにせず、
登場人物が自分の立場できっぱりと意見を述べます。
そこがとてもいいなあと感じました。

描写がたくみで、
本を読んだのに、
映像作品をみた後のような気持ちになりました。

『鹿の王』上橋菜穂子(角川書店)

新しい冷蔵庫

2017年01月13日 | Weblog
新年はじめてのブログです。
今年もよろしくお願いします。

年末に思い立って、冷蔵庫を新しくしました。

クリスマスに入ったチラシを見て、商品を決めておき、
12月29日に店に問い合わせたら、まだ在庫があるとのこと。
すぐに行って、即決。
翌30日の午前には配達が完了していました。

冷蔵庫をいっぱいにしないタイプなのに
前のよりたくさん入るものを買ってしまいました。
でもスカスカした感じがアップしたことに満足しています。

朝は冷蔵庫のなかよりも、
台所の気温のほうが低いわが家です。
春を待て。

初の製氷機能つき。
氷担当は息子です。
でも、氷を使う習慣がないため
慣らし運転を終え、最初に作った氷が
まったく減らずにまだあります。
夏を待て。

ということで、
新しい冷蔵庫がだんだんと台所の風景になじみながら
ゆっくりと本領を発揮してくれることと思います。