おもいを言葉にしてみよう

今日も読んでくださって、ありがとうございます。

私の好きなモノ② 手ぬぐい

2011年10月28日 | Weblog
手芸は得意なほうではなく、
ぬいものは必要最低限しかしないのですが
なぜか「きれいな布」は大好きで
布やさんでブラブラと眺めているのが好きです。

その流れで、手ぬぐいやさんも好きで
あると足を止めずにはいられません。

手ぬぐいはそもそもは使うための布なのですが
私の場合、素敵な絵柄を眺めるというところから入りました。
その後、実用面でも非常に優れていることに気づき、
どんなにお気に入りの柄でも
台所で、バッグのなかで、首や頭に巻いて、
敷物代わりに、包みに……と
バンバン使っています。

手ぬぐいはとても丈夫で長持ちですので
10年くらい使っても、まだ捨てるに至りません。
そんなわけで、私の手ぬぐいコレクションは増える一方。
新しい柄を買いたいのですが
なかなか買えないのがちょっとストレス、かな。

私の好きなモノ① うちのピアノ

2011年10月26日 | Weblog
映画「The Sound of Music」のなかの
私の大好きなシーンのひとつが
嵐の夜にマリア先生と子どもたちが
自分の好きなモノをいいあうシーンです。
あの有名な「My Favourite Things」の歌につながります。

自分の好きなモノについて話すときって楽しい気持ちになります。
息子がよく「おかあちゃんのすきなモノは?」ときいてくるのも
すきなモノの話はハッピーだって分かっているからでしょう。

ということで、私の好きなモノの話を……。

息子はいつもこうききます。
「おかあちゃんのすきなモノは? ぼくとピアノ以外でね。」
つまり、息子とピアノは絶対、と分かっているわけです。

でもね、息子。
私が本当に好きなのは「うちのピアノ」なのよ。

もちろんピアノを弾くことが大好きなので
どのピアノも好きといえば好きなのですが
とりわけ「うちのピアノ」が好きです。

うちのピアノが私のところへやってきたのは昭和56年ごろのこと。
木目がうっすらと見えるワイン色のアップライトピアノです。
GERSHWINという名前です。
YAMAHAとかKAWAIじゃないところがなんとなくおしゃれ、と幼い私は思っていました。

どのピアノよりも長く弾いてきたから
音色もタッチもこれが基準、というのが大きいとは思いますが
私にとってはうちのピアノがいちばん弾き心地がいいのです。

まんなかあたりの音を弾くと
私にしかきこえないキンという音を出します。
ペダルが高すぎて、細かく踏みかえる曲を弾くと足がつります。
昔に比べると音が狂いやすくなったかも。

そういうところをひっくるめて
やっぱりうちのピアノが好き。
楽器とはそういうものなのかな。
楽器をお持ちのみなさま、どうですか?

親子寝袋が欲しい

2011年10月18日 | Weblog
あまり物欲はないほうだと思いますが
ときどき、とっても欲しいモノが目の前に現れることがあります。
目下の狙いは「親子寝袋」。
チロルチョコの発売50周年記念キャンペーンです。

リンクを見ましたか?
なぜ閣下?
なぜチロルチョコが寝袋を?
とふつふつと疑問がわいてきますが、
ともあれ、かわいいでしょう?

キャンプに使えるような
ちゃんとした製品なのかどうか分かりませんが
とてもひかれます。

対象商品を売っている場所をやっと見つけましたので
応募締切の来年の3月までに
がんばって10点集めようと思います。

エリーゼのために

2011年10月07日 | Weblog
はるか昔のことでも、風景や色、におい、雰囲気など
「ああ、あの感じ」と覚えていることはありませんか。
私はピアノのレッスンで「エリーゼのために」を弾いたときのことを覚えています。
おそらく小学校3、4年生のころだったと思います。

当時の私はピアノがどんどん弾けるようになっていました。
教本の曲が面白いようにスラスラ弾けて楽しかったです。
そんなある日、先生が与えた課題はベートーヴェンの「エリーゼのために」。
とても有名な曲ですし、
友だちが弾いていたのでメロディを知っており、
すぐに譜面は読めました。

ところが、レッスンで弾いたところ、
最初の2小節から、なかなか先に進ませてもらえません。
「もっとこういう風に」
「ここはどんなことを感じて弾いている?」
先生はこれまでにない言葉を使い、
1音1音の弾きかた、つなげかたを細やかに指導されました。

そうやって亀のあゆみのように少しずつ完成させた
「エリーゼのために」は
友だちが弾いているようなスピード感はなかったけれど
「私が弾いているんだ」と実感できた曲になったと思います。

おそらくあれが「私の音楽」の原点だと思えます。
そして、目指すところなのでしょう。

指はもっとなめらかにはやく動くようになりたいし、
もっと難しくてかっこいいコードをバンバン弾けるようにもなりたいですし、
そのあたりをあきらめたわけではないのですが
やはり、まずは自分がどんな風に音楽を感じ、
どんな風に弾きたいのかを忘れずに大切にしていきたい、
一緒に演奏してくれる人がいるなら、
その人たちに伝わるような演奏をしようと努力します。

そんなときに思い出すのは
あの「エリーゼのために」を弾かせてもらったときの風景です。