おもいを言葉にしてみよう

今日も読んでくださって、ありがとうございます。

親子でホンモノを知る

2011年05月30日 | Weblog
昨年の夏休みのことでした。
家族3人で能を観に行きました。
それはすばらしい公演で、
このブログでも紹介しました。

その企画が今年の夏もあります。
ふと思いついて友人にお知らせしたら
「歌舞伎のチケットをとる」と即答がありました。

日本の伝統芸能を生で観たいという人が
結構いるのかもしれないと思い、
ここで紹介します。

何においても共通だと思いますが
よほど好きでない限り、
ホンモノに触れる機会はなかなかありません。
子どもだけでなく、大人にとっても
稀有な体験になることと思います。

今年のわが家は寄席のチケットを購入しました。

もう一部はチケット発売が始まってしまっていますが
よかったらぜひ行ってみてください。
「2011 夏休み親子企画」

『富士山にのぼる』

2011年05月19日 | Weblog
おそらくこういう本のジャンルは「写真絵本」というのだと思います。
本屋さんに届けられたこの本を見て、
店員は、さて
絵本の棚にしようか、
写真集の棚にしようか
登山の棚にしようか
はたまた
詩集の棚にしようか
と迷ったのではないかと思います。

著者の石川直樹さんは写真でいくつかの賞をとっており、
写真家という肩書きで紹介されることもありますが
冒険家ですし
ジャーナリストですし
詩人でもあると思います。

既存の職業の枠にはまりにくい人が作った
既存のジャンルの枠にはまりにくい本ですが
写真も言葉も構成もすべてが端整で
すとんと腑に落ちます。

アタマを休めるためにも
アタマをシャキっと目覚めさせるためにも
もってこいの本です。

『富士山にのぼる』石川直樹(教育画劇)