エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

ゆったりハイキング 馬追丘陵循環縦走

2019年10月31日 | 山紀行 (道央・札幌・積丹)
ゆったりハイキングも歩き応えある13㎞の散策・・
馬追丘陵 瀞 台 (273m)長官山 (254m) 循環縦走
■ 山 行 日    2019年10月30日(水)   日帰り
■ コ ー ス     名水コース~瀞 台~馬追温泉コース~長官山~火葬場コース
■ メ ン バ ー     夫婦登山 №35
■ 登 山 形 態      登山道(遊歩道) 登山靴
■ 地 形 図     1/25000地形図  「南長沼」「三川」「栗山」
■ 三角点・点名    瀞 台 一等三角点 点名「ウマオイヤマ」 長官山 三角点無し
■ コースタイム    登り 2時間25分  下り 1時間40分
<登り>
10:40     登山口F(馬追名水)出発
11:40     瀞台 (273m)
11:50     瀞台出発
12:15     国道出合い
12:23     馬追温泉コース登山口
13:05     長官山(254m)

<下り>
13:15     下山開始
13:45     火葬場コース登山口
14:15~40  長沼温泉公園内散策
14:55     登山口(馬追名水)


★ 困った時の里山・・・
特にどこの山に登ろうかと計画の打合わせも無く、当日を迎えてしまった。
こういう時は、当然ながら遠方の山には行けず何度も登っている近場の山や未踏の低山
を探す場合が多い。最近では、菅原靖彦氏の著書「ゆったりハイキング」を参考に未知
の公園などを散策しに出掛ける事も多くなったがその中の馬追丘陵の瀞台や長官山は、
この本を手にする前から里山として馴染んで来た山だった。一応、本は持参するも一度
も開く事は無かったが、のんびりとちょっとだけ長いコースを歩いて見る事にした。
選ぶ山に困った時、馬追丘陵の里山は良い訓練の場としてすっかり定着した感じだ。



馬追名水コースから出発・・・


コルゲート管のトンネルを潜る


落葉した広葉樹林の遊歩道も気持ちが良い・・・


所々のモミジはまだ見頃のところも・・・


いつもながら丁度1時間で瀞台に到着・・・


貸切の瀞台(273m)は今日の通過点だった・・・

★ 晩秋の瀞台散策・・・
里山と言っても再訪するのは約半年ぶりだった・・。
紅葉のピークも過ぎた晩秋の趣がいっぱいの名水コース駐車場に着き、
なんか「久しぶりぃ~」と懐かしかった。平日にも関わらず数台の車が駐車していて、
下山して来たと思われる一台がすれ違うように出て行った。

チーヤンは長靴、私はしっかり登山靴を履いて出発する。
登山道にはびっしりと落ち葉のジュータンで敷き詰められ、晩秋を一層醸し出していて
気持ち良かった。何度かある高低差も日高の山に比べると、やはりハイキングの域であ
り、ゆったりハイキングにふさわしいコースだ。ゆったり歩いて約1時間もすると最初
の目的地「瀞台」に到着するが、コース途中で誰にも会わず頂上も貸切状態だったのが
不思議だった。駐車場に止まっていた車の持ち主はどこに行ったのだろう?・・・。



閉鎖中の馬追温泉と登山口


馬追温泉の敷地内に咲く銀杏の木・・・


心和む落ち葉のモミジ・・・


ここに来ると必ず思い出す亡き岳友の児玉氏のこと・・・


火葬場コースへの下り・・・落ち葉のジュータンと少しの紅葉も


大量の倒木が集中していた場所も重機が入ってきれいに処理され驚いた・・・


火葬場コース登山口に到着


昨年の胆振東部地震で多くの墓石が倒れてしまったが、修復されたようだ・・

★ 循環縦走・・・
色々なバリエーションが組める馬追丘陵なので、時々の都合で短くも長くもコース設定
が自由に出来るのが嬉しい。
名水コース登山口から瀞台を経由して長官山まで約2時間半の行程である。そのまま往
復するのも芸が無い気がして、下山は火葬場コースに決めた。ここから降りると温泉コ
ース登山口まで道道を20分ほど歩き瀞台へのコースに戻る事も出来るし、途中からコ
ミュニティセンターコースに降りて一般道から名水コースに戻る事も出来る。
しかし、今回は火葬場コース~名水コースまですべて一般道路を使って戻る循環縦走に
して見た。その途中で中沼温泉近くを通るので公園内も歩きたいと寄り道し、銀杏をゲ
ットする幸運だった。

グルっと周って約4時間のコースだったが、朝から行動していればまだ色々なコースも
楽しめただろう。いつでも来れる場所だから欲張るのは止めて、楽しみたい里山だ。