エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

横浜みっちゃんのカムエクで300名山完登に同行

2015年09月12日 | 山紀行 (日高山系)
横浜みっちゃん日本300名山完登に同行
カムイエクウチカウシ山 (1979m)
■ 山 行 日    2015年9月8日(火)~11日(金)  3泊4日
■ ル ー ト     札内川八ノ沢ルート 往復
■ メ ン バ ー    みっちゃん 、エバ
■ 登 山 形 態    沢登り&踏み跡道
■ 地 形 図    1/25000地形図  「札内川上流」
■ 三角点・点名   一等三角点・点名 「札内岳 サツナイダケ」
■ コースタイム (BC 八ノ沢出合)  
              登り 5時間45分    下り 4時間40分

<登り>
【9/9】
 7:45      札内ヒュッテ出発
 9:35~40   七ノ沢出合
10:50      仲ノ沢出合
11:55      八ノ沢出合 (C1テント泊)

【9/10】
 5:00      出発
 6:55~7:05 1000m三股
 8:50~9:00 八ノ沢カール
 9:40      稜線分岐
10:45      カムエク頂上

<下り>
10:55      下山開始
11:40      稜線分岐
12:10~15   八ノ沢カール
13:35~40   1000m三股
15:35      八ノ沢出合テント場 (C2テント泊)

【9/11】
 5:10      八ノ沢出合出発
 6:20      仲ノ沢出合
 7:30~40   七ノ沢出合
 9:55      札内ヒュッテP



GPSログは、HP「一人歩きの北海道山紀行」坂口さんからお借りして編集しました・・。

★ プロローグ【prologue】・・・
① 一本の電話
7月某日、携帯に電話が入る。登録していない携帯電話からでした。
「横浜の〇〇と言います。」「〇〇さんからの紹介で電話番号を知り掛けています・・・」
「実は日高のカムエクに登りたいのですが案内をお願い出来ませんか・・・」と言うガイド依頼だった。

あまりにも突然なのと早い口調に惑わされつつも「8月に行きたい・・」という希望には応えられず、
と言うより初めての電話と初めての〇〇さんについて何も知らない方の案内を即答でOKは
出来なかった。「もう少しお話を・・・」と聞きながら結局は8月のスケジュールにカムエクを
入れる事が出来ず一旦は依頼をお断りして電話を切ることになる。

② その後、単独での挑戦・・・
8月上旬、二度目の電話が掛かる。
「8月〇〇日に独りで行って来ました・・・」と切り出し、「八ノ沢出合で撤退しました・・・」
「あそこは私一人で行ける所ではありません・・・」と単独の挑戦を語る。

私から幾つかの質問をさせて頂きました。
そして、300名山を狙っている事を始めて知りその情熱にガイドをお受する事にしました。

③ プライベートガイド・・・
サラリーマンの私のシフトに合わせて山行日は私から提案しました。
一対一つまり完全なプライベートガイドの形も依頼者とガイドの立場では無くあくまでも
2人パーティーの個人山行と言う形に理解を求めて計画は進んで行きました。

そして、9月8日新千歳空港でお出迎えし初対面となったみっちゃんとの出会いでした。


★ 現地まで・・・
横浜から来道する前、山行日の天気予報は悪く特にアタック予定の10日は完全に雨予報だった。
計画そのものを中止する提案もしたが、折角の計画なので取りあえず「現地まで行きたい」との希望、
計画は決行となる。

新千歳空港・到着ロビーではすぐに彼女(みっちゃん)と判った。
初対面の挨拶も早々に何故か打ち解けてしまう仲間感は、HYMLの懇親会と同じだ。

私の準備もままならず一旦自宅に寄ってから高速道路を利用して一路「中札内村」を目指した。
道中のドライブは、互いを知る情報交換の場となり徐々にパートナーとしての信頼を高められたらと
話は尽きなかった・・・。

17:45 中札内村到着。
予定は道の駅で車中泊だったが、登山口となる札内ヒュッテまで走りヒュッテが無人ならヒュッテ泊に
しようと決める。そして、ヒュッテ泊となった。


★ 出発の決断・・・
札内ヒュッテの夜は、「ジンギスカン」でみっちゃんを歓迎。
ほとんどお酒は飲まない方でしたが、この時は一杯だけ付き合ってくれて乾杯が出来た。
使い捨てのジンギスカン鍋に興味を示し、帰りに買って行きたいとお願いされた。

【9月9日(水)】
 5:00 起床
雨の音は聞こえない。外に出ると静かな曇り空だった・・・。
コーヒーを落とし、まったりとした朝の時間はいつもの私スタイルに合わせてもらった・・。
朝食は、煮込みうどん。パックライスの用意もあったが食べられないとカットした。

そして、最初の決断の時を迎える・・・(ちょっと大げさ)。

① 七ノ沢出合まで歩きその間雨が降ったら、中止または七ノ沢出合で停滞する。
② 八ノ沢出合(テント場)まで行って雨ならそのまま引き返すか一泊して様子を見る。
③ 10日が雨なら計画を中止し撤退する。

・・・決断と言っても最初からそんな計画だったが、実際現地では迷うのはいつもの私だ。

 7:45 札内ヒュッテ出発。



9月9日、七ノ沢出合を目指し林道を歩くみっちゃん

★ 坂口さんとの再会・・・
9月7日からカムエクを目指す坂口さんの計画は事前に伺っていたので計画通りなら
この林道上で再会する事は予想していた。そして楽しみにしていた。
8:20頃、軽快に自転車に乗る坂口さんと再会する。
短い時間でしたが、みっちゃんの紹介とカムエク情報を伺って別れた。
雨予報の事を心配していたが「私たちも慎重に行動します」と、そのまま計画を続行する。

坂口さんのカムエク紀行はこちら ⇒クリック 


七ノ沢出合手前、大掛かりな工事で林道は寸断されていたが係員の誘導で通してもらう

★ いよいよ遡行開始・・・
 9:35 七ノ沢出合到着
ヒュッテから1時間50分の到着は、計画よりも少し早いペースだった。
休憩も僅かに1回だったが、みっちゃんが健脚である事は間違いないと判断出来た。

本流札内川の水量は途中でも判断出来たが、七ノ沢出合に来て更にその少なさと
11年前の違いを実感した。川の流れが変わり中洲の木々は大きく成長していた。
七ノ沢方向には、建設が中止された立派過ぎる日高横断道路が印象的だ。


 7:45 遡行開始
「沢登りは嫌いです・・」と豪語するみっちゃんと最初の渡渉を始める。
それは、身長175cmの私と30cm以上違う小さな身体(からだ)の事らしい。
こればかりは仕方のない事だが、その後の渡渉にもまったく影響は無くしっかりと歩いていた。



七ノ沢出合から本流を歩き始めた・・・


渡渉も慎重にでもしっかりと歩いて問題ない・・・


沢の随所に目立つ流木の残骸・・・過去の大増水と自然の猛威は恐ろしい。

★ 順調過ぎて・・・
11:55 八ノ沢出合 (キャンプ地) 到着
七ノ沢~2時間10分だった。
しっかりと30~40分に一度の休憩を取りこの時間の到着は順調過ぎるほど順調だった。
ここまで雨も降らず何か拍子抜けするテン場の到着である。
道中のルート取りを振り返ると読図は必須だが、必要以上に標識テープが付いていて、結果
迷わずに歩けるほど誘導された感がある。

私基準で渡渉の深い所でもせいぜい膝くらいだったし、みっちゃんの元気ぶりには脱帽だった。

計画の大きな目標の一つをクリアし、まずはテン場到着を握手して喜んだ。
キャンプ地には誰も居ない。一番良さそうな場所を選びテントを設営。
安着用のビールを沢で冷やし、早々焚き火用の流木集めに汗を流した。キャンプ地近くの流木は
ほとんど他のパーティーが使い尽くし残っていない。この作業に1時間は掛かった。



荷物の軽量化で2人用のテントを使用・・・


今日の安着と完登を祈念して乾杯!そして、早い夕食も準備する・・・


今夜の夕食は、麻婆豆腐丼です。しっかり豆腐1丁も持ち上げましたぁ~。


エバ特製・・・オニオンスープ付麻婆豆腐丼、完成です。

★ 出逢い・・・
15:00~ 夕食開始
お昼に着いて、テントを張って焚き火をして一杯飲む・・・
呑兵衛エバの悪い習慣はここでも露呈する。
今回はガイド依頼なのにそのガイドが率先して飲んでいてはもうガイド失格である(苦笑)

ある意味「明日は明日の風が吹く・・・」の心境。
沢の音と爽やかな風が吹く八ノ沢出合のキャンプ地、ここまで来てもうジタバタしても仕方ない。
焚き火の炎が安堵の気持ちにさせた。それはみっちゃんも同じだったと勝手に思う。
普段の山行では独りで泊り、焚き火などもっての外と言う本州の山に比べて、奥深き日高の山では
暖かい炎と明かりは格別な光景だったかも知れない。
飲まないみっちゃんも今夜はこの呑んべにまた付き合ってくれた・・。


16:20頃 下山者あり・・・
大好評の麻婆豆腐丼を食べ終わり、焚き火の前でまったりとしていると突然樹林の方から
ゴソゴソッと音がした。びっくりして見ると男女二人組の登山者だった。二人とも軽装である。

ここから、ちょっと長くなります・・・

二人は滋賀県から来たと言う。夫婦では無く師匠と弟子の関係らしい。
カムエクには日帰りで往復する予定だったが、遡行に予想以上時間が掛かった事、
道迷いのロスタイムと病み上りの彼女(弟子)の疲労などが重なり日帰りは無理となり
昨夜は1000m三股下の岩場でビバークしたらしい。今日も足の調子が悪く下山に時間が
掛かってこの時間の八ノ沢キャンプ地となったようだった。すでに16時を過ぎていたので
このまま下山すると暗くなるためここでビバークすると言う。

簡単な経緯は以上だが、元々「日帰り」装備なので行動食しか持っていない。
テントやツエルトは無く完全に野宿体制、昨夜は岩の窪みに身を寄せたらしい・・。

「まずは一杯やらんかい・・・?!」とウイスキーのお湯割りを進呈。
身体を暖めて焚き火の前に座ってもらった・・・。
パックライスを暖めてサバ缶を差入れる。遠慮していたが話を続けるとなんとHYML会員と判明。
ならばと快く食べてくれた(笑)

2~3年前から日高の山にハマリ毎年来道しているらしい。
今年の計画は縦走だったらしいが計画は結構無謀とも言える強行軍・・・(私には出来ない)

色々お話はしたが、時間が経つのも早く途中だが寝るモードにさせてもらった。

二人は野宿なので、焚き火の傍に陣取るもテント下に使用していたシートを提供し
タープの代用にしてもらった。



八ノ沢出合のテン場で知り合った滋賀県の二人はHYML会員だった・・・

★ アタック・・・
【9月10日(木)】
3:00 起床
心配していた雨は降っていなかった。
明るくなるのを待ちながら朝食の準備は、4人分だ。

焚き火が復活して4人でカレーを食べた。

5:00 アタック開始・・・
お二人は、ゆっくり下山すると言うので焚き火の始末と食器の洗い物をお願いする。
見送られて出発する・・・。(またの再会を楽しみ・・行って来ま~す)

アタック山行も30~40分毎に休憩を入れる。
渓相は堆積した大量の流木とガレ場、どこが右岸か左岸かも分からない場所も多い。
しかし、標識テープやケルンに誘導されて助けられた。

6:30        C890二股
6:55~7:05   1000m三股
7:40~50     C1200
8:30        C1450付近 雨具を着る
8:50~9:00   八ノ沢カール

核心部を越えて八ノ沢カールは、ガスの中で視界は100mほど。
本来ならカール壁や稜線までのルートもはっきり分かるはずだったが、どこがルートか分からない。
熊の気配は無かったが、笛を何度も吹いて「お邪魔しま~す」とご挨拶。
地形図を出して進むべき方向を定めるとなんとなく踏み跡があり辿ると登山道と確信する。



八ノ沢にはこんな場所が沢山あり本流がどこなのか分からない場面・・・


こういうところでもテープやケルンに助けられる


1000m三股付近で残雪の雪渓と出合う・・・


巨大な自然のスプーンカット造形に感動さえ覚える迫力だ!


秋の八ノ沢には、夏の花々もお目見えする「ヨツバシオガマ」


「ミソガワソウ」


「オオバミゾホオズキ」は6月下旬から8月上旬の花


1000m三股の雪渓で遊ぶ・・・


「モミジカラマツ」?


「エゾオヤマノリンドウ」


果敢にそして軽快に岩場を登るみっちゃん・・・


八ノ沢カールにある慰霊碑

★ 登頂の予感・・・
9:40  稜線分岐
わずか40分で稜線に着いた。
所々に熊の掘り返しや糞はあったが、お邪魔しているのは私たちである。
カールから1時間30分とみっちゃんのガイド本に書いていたが、私の記憶は頂上まで
1時間30分だったので、自分を信じた。稜線分岐には素晴らしいテン場があった。

ここまで来ると登頂の予感が色濃く、みっちゃんの日本300名山完登も間近だ!!

ガスは相変わらずで風はカールから強烈に吹き上げるもルートの稜線上では弱かった。



ハイ松の稜線を登るみっちゃん・・・ガンバレもうすぐ頂上だ!


頂上手前の花畑・・・この先にハイ松と灌木のトンネルを越えて頂上だ。

日本300名山完登しましたぁ~!!


昨日、取り付けられた新しい頂上標識です。


日本300名山 完登を果たした横浜のみっちゃん おめでとう!!

★ 強風の頂上も感激!!・・・
10:45  カムエク頂上
ガスと強風そして視界の無い頂上も登頂の感激は大きい。
みっちゃんと抱き合って日本300名山完登を喜んだ!
何枚も写真を撮って記念の証拠を残す・・・でも長居は無用。
雨具は着ているが次第に身体は冷えてくる・・・


10:55  下山開始
もし晴れていれば、日高の峰々を堪能出来る場所もこればかりは仕方がない。
まずは、風の弱い場所まで降りて冷えた身体を温める事が先決だった。



稜線上から姿を見せた「カムエク」の南尾根と青空


カールから降りた1200m付近で見事な滝を背に・・・

★ ご褒美・・・
頂上での長居は出来なかったが、下山途中の稜線で時折ガスが切れて青空が顔を出し
カムエクから派生する恐竜の背のような南尾根を見せてくれた。
何度も足を止めて振り返り、今登って来たカムエクの勇姿に再び感激する。
少しでも見せてくれたのは頑張った「ご褒美」と気持ちも晴れてくる。

下りも順調でほとんど迷う事無く登りのルートを下りる事が出来た。


11:40      稜線分岐
12:10~15  八ノ沢カール
13:35~40  1000m三股下
15:35     八ノ沢出合キャンプ地


★ 小雨のキャンプ地・・・
小雨と言うより「霧雨状」の雨が降ったり止んだりを繰り返す。
もしこの雨が本降りとなり沢が増水したら・・・と思うとちょっと不安になる頼りないリーダーだ。
一時はすぐにテントを撤収し下山する事も考えたが、撤収にも時間は掛かるし出発は16時を
過ぎてしまうだろう。300名山完登の余韻はこのBCでよみがえり疲れた身体を癒す場でもあった。

もうジタバタしない。
「明日は明日の風が吹く・・・」
今日はみっちゃんにゆっくり休んでいただこう・・・そう決めて泊まる事にした。



今夜のメインは、焼豚五目チャーハンです。これも美味かったと好評でした。

【9月11日(金)】
★ 下山の途・・・
3:00  起床
5:10  下山開始

就寝中ずっと雨音は絶える事が無く何度も目を覚ましていた。
頼りなきリーダーの不安はやっぱり増水だった。
起床と同時にみっちゃんに提案する・・・「コーヒーも朝食も抜きで出発してもいいですか?」と。
みっちゃんは快く了解してくれたが私の不安なる気持ちは顔に出たのか、お見通しのようだった・・。

心配していた沢の増水は無かった・・・。(ホッとする・・・)
少しずつ安堵感が安心感にもなって「帰れる」確信が強くなる。


6:20      仲ノ沢出合付近
7:30~40  七ノ沢出合


途中の沢で熊と遭遇もみっちゃんは少し離れていたので気が付いていない。
私だけピーピーと笛を吹きながら「熊だ!熊が居ました・・・」と独り芝居のようにみっちゃんに説明するも
何のことやら・・・と、見えていない熊を指差す方向に見送る。

そう言えば、八ノ沢カールでは「シマリス」にも出会っていたので森の仲間たちに歓迎されてると
ポジティブに考えるのはみっちゃんだった・・。





七ノ沢出合・・何故かここまで来て笑顔の中に一抹の寂しさを伺うみっちゃんでした。

★ 充実した時間・・・
七ノ沢出合から林道を辿り登山口への一途はつい足早になってしまった。
みっちゃんには早過ぎる帰路の途なのか、これで山行が終わってしまう事が寂しいのかも知れない。

初対面から3泊4日のプライベート山行
その時間は長い人生から見るとほんのわずかな時間かも知れないが、私にとっても大きな出逢い
である事に違いは無い。色々な人生があって色々な出逢いや別れもある。
決して大げさでは無く二人で行動した時間はずっと忘れる事はないだろうと思う。

結果として目標を成しひとつの偉業を達成したが、そうではない結果だとしても無事下山出来て
二人で挑んだ日高の山の思い出は充実感で一杯になった事と思う。
私はそういう山登りを大事にしたいと思う。

みっちゃん・・・本当にお疲れ様でした。
優柔不断、酒呑んべの頼りなきリーダーをこれからも宜しくです。
次なる目標を立ててまた北海道の山に来てほしいと思います。その時は是非また声を掛けて下さい。



札内ヒュッテ横の道路から頑丈なゲートで遮られた終点であり登山口

★ 書置き・・・
9:55  札内ヒュッテ着
車に着くとワイパーに書置きが挟んであった。
「色々お世話になりました・・・」という滋賀県の二人からお礼の書置きだった。
車の下に「差入れがあります」とあったので下を覗くが何も無かった。

あれっ?と思ったら、追伸が書かれている。
車のそばに食べ物を置いて来た事が気になって再度車に戻りヒュッテに置いたと書かれていた。
わざわざ街まで下りて再度車まで戻るなんて・・・なんとご丁寧な方々かと恐縮してしまう。
ほんと気を使わせてしまい申し訳ない気持ちだ。でも、ありがとう。嬉しいです。



HYML会員、滋賀県の二人はハンドルネーム「まるめの」さんと「mimosa」さんです。

★ 再会・・・
札内ヒュッテを出発して中札内村が近づくとようやく圏外からアンテナが立つ携帯の圏内となります。
書置きにmimosaさんの電話番号が書かれていたのでもしやまだ近くに居るかも・・・と電話をしてみた。
するとまだ中札内村に居る事が分かりこれからランチという事だったので「再会」が叶った。

下の写真はその時に撮ってもらった記念の写真です・・・。

まるめのさんたちは、悪天のため次の山行は中止して「中札内探訪」をしていたそうです。
まさかの再会・・・楽しい時間でした。「六花の森」レストラン料理も美味しかったです。



六花亭が作ったガーデンの中にある「六花の森」のカフェ「はまなし」

★ 色々な縁・・・
今回の山行を思い返すと三つの出会いと別れがあった。
一つは、一本の電話から始まったみっちゃんとの出会い。
一つは、林道で会った坂口さんとの再会。
一つは、山で逢った「まるめの」さんと「mimosa」さんとの再会だ。

どの出会いもカムエク山行がなければ在り得なかったものばかり。
坂口さんとはこれから何度も会う機会はあるだろうが、みっちゃんやまるめのさんたちとの再会は
偶然では在りえないだろう。でも私は最初の出会いを大切にしたいと思っている。
これも何かの「縁」良くも悪くも縁の繋がりで人生がもっと楽しくなるかも知れない。

これからも色々な縁に出逢えるよう山を楽しんで活きたいと思う。



芽室町営の新嵐山荘でさっぱりと汗を流し、新千歳空港に向かいました・・・



※ 9/23アップ終了しました・・・。







最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
林道で すれ違いました。 (苫小牧市ta)
2015-09-23 16:17:35
こんにちは、9日 林道ですれ違いました
苫小牧市taと申します。
偶然 sakagさんと テン場(呑み会(笑))で知り合い、ご一緒させて頂いたのも縁を感じました。
函館弁マシンガントークで
エバさんご夫婦のお話も聞かせて頂いてました(笑)

雨もさほどではなく 登頂
お疲れ様でした(笑)

先月 同行した 福島県の友人 I氏(300名山2廻り目)が標識が割れていたのを見て
僕が9月に登ることを知っていたので
福島県で標識を製作
設置を依頼されたのでした。

また、何処かの山で お逢いしたいですね(笑)
返信する
これまた縁かも・・ですね? (エバ)
2015-09-23 21:55:13
taさん コメントありがとうございます。

皆さんと林道でお会いする前にsakagさんから頂上標識の事は伺っていました。

私たち夫婦の事を函館マシンガントークで語ってくれたなんて光栄ですが、悪口では無かったですよね (笑)

新しい標識も楽しみで登りました。
実際、その標識と共に写真に収められて嬉しかったです。
作られた経緯も分かってこれからカムエクを目指す方々にも広く知ってほしいですね。

苫小牧は言わば隣町ですから・・・
気軽に声掛けて下さい。

もしHYMLに入っていないのなら是非お勧めします。
sakagさんのHPからも申込み出来ますよ。
待ってますね・・。

返信する
標識 (k)
2015-09-26 22:21:15
こんばんは(^^)
標識の経緯、分かりました・・・(*^_^*)
みっちゃんのいつでも笑顔いいですね。
友と、近場ならきっと通ったかも(笑)

10/2~4日、天候良ければ某山へ。標識の全くない山。合った方がいいよね・・・今から、間に合う???
パタゴニアブログで、お地蔵様健在と・・・

返信する
もしかして・・・? (エバ)
2015-09-27 23:12:47
kさんへ

いつもご訪問ありがとうございます。

>10/2~4日、天候良ければ某山へ。標識の全くない山。
>合った方がいいよね・・・今から、間に合う???

って、山のお誘い?でしたか!?
そして「パタゴニアブログ」お地蔵様・・・を検索して見て
kさんのkってkeiさんのkですか?
間違っていましたらゴメンナサイです。10/2~4の休みは間に合いませんが場所によっては行けるかも?

差支えなければ山の名前を教えて下さい・・・。
返信する
瀧倉山 (k)
2015-09-28 09:43:17
keiさん、すごいですね・・・
あのルート、瀧倉~駒が繋がっていません^_^;

返信する
次からkeiさんでね・・・ (エバ)
2015-09-28 09:51:40
「瀧倉山」、本州の山だったんですね。

詳しくないので、今度調べて見ます。

早々のレスありがとうございました。

今後ともよろしくです。
返信する
Unknown (下山家)
2019-07-27 16:20:41
はじめまして。何度か覗きに来るへたれ登山家です^^;
この項、大好きで何度も読み返してます。カムエク。何回か行ってますが気の抜けない所だらけですよね、帰りの七の沢へ戻れたときはほんとホッとするのは自分だけじゃないんですね。
投稿楽しみにしています。
返信する
下山家さん、始めまして (エバ)
2019-07-27 18:11:39
コメント、ありがとうございます。

神々しい大雪や日高の山々・・・
壮大な自然の中に身を置いて、自分との限界や緊張に打ち勝ちホッとする瞬間がなんとも言えない解放感と充実感ですね。

しがないブログですが、今後も見て頂ければ幸いです。
返信する

コメントを投稿