主婦が作ったNPO e-Lunch(イーランチ)

NPO法人イーランチの理事とIT企業勤務、コーチングも実践中のよくばりワーキングマザー

小学生へタイムスリップ

2015-05-06 | 私の日常
初めて参加した今年のお正月の中学校同窓会で、私たちが学んだ小学校の古い木造校舎が、いよいよ今年の夏に取り壊しになる、という話が出ました。
当時のまま使われてる校舎としては、かなり珍しい存在となり、里帰りするたびにその姿を見ては当時を思い出したりしたものですが、現在使っている在校生や先生方には、おそらくご不便をおかけすることが多くなっていたのでしょう。

それなら、その懐かしい学び舎が建て替えられる前に小学校の同窓会やろうと、自然に話がまとまりました。

通常同窓会は、お盆やお正月休みにやりますが、校舎の解体が決まっているだけに今回ばかりは夏まで待っていられません。
そこでゴールデンウィークに、どうせなら「子供の日」にかけてやってはどうか、ということになり、5月5日に初めての小学校同窓会が実現しました。
しかも教員をしている友だちが現校長先生にお話をして下さり、特別に校舎内を見学できるスペシャル版です!

さていよいよ当日、集合時間になると、校庭に懐かしい顔が三々五々集まってきました。
中には正真正銘、小学校以来の顔もあるのですが、昔の面影ってすごいものですねぇ。誰だかちゃんとわかるのですから。

「変わってないね~!」

「そんなわけないじゃん。」

って、そりゃ、そうなのですが(^^;)、とにかく懐かしい。



そんな風に盛り上がりつつ、いよいよ校舎に入ると、木造校舎独特の空気がまるで当時のままのようにそこにありました。
木目が不揃いな長い木の廊下を見ると、水雑巾で掃除をした風景が思い浮かびます。

「ここが6年2組だー!」

「ここは昔保健室だったよね。」

「図書室ってこんなに狭かったっけ?」

「夕方になるとこのトイレ怖かったよね~」

見た目は間違いなく立派なおじさんおばさんたちなのだけれど、気持ちはすっかり小学生。
最初はわいわいハイテンションで笑い声が響いていた校舎内でしたが、次第に懐かしさに胸が熱くなっていつしか言葉少なくなっていきました。



その後、入学式や卒業式に集合写真を撮った同じ場所で、40数年の時を経て同じように写真におさまり、さらに会場をうつして、飲んだり食べたり話したり。
時の経つのが早いこと、早いこと。

私は、「やろう!やろう!」と焚き付けるだけ焚き付けて、さっさと静岡へ帰ってしまい、幹事はすべて地元の皆さんにお願いしてしまったので、せめて・・ということで、昔の写真をモチーフに、思い出ムービーを制作させていただきました。
同じ小学校の先輩で、ピアノ教師の姉に演奏をお願いして校歌をBGMとしたのですが、制作中に何度も懐かしさにこみ上げてしまいました。


今回、短期間のうちにこのすばらしい同窓会を実現してくれた幹事の皆さんをはじめ、集まってくれた同窓生の皆さん、そして、先生方、夢のような特別な時間をご一緒させていただいてありがとうございました。
それぞれに「今」をがんばっているみんなに元気をいただきました。

好天に恵まれた連休も終わります。

また日常に戻って、私もがんばろう。