加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

北尾も旅立つ

2019-04-03 | 心静かに
先月末のショーケン他界に続き、星明子、怪物くん、パーマン5号、サイボーグ001などの声を当てていた白石冬美さんも旅立ちました。「えー!?あのアニメもこのキャラも白石冬美だったの~!?」と白黒時代のアニメを思い起こしました。
その頃からご活躍されていたんですね。今頃はどんなキャラクターの声をされているんでしょうか。



そして北尾光司。元横綱・双羽黒。
結構好きだったんです。ドーンとそびえたつその姿にカッコいい!とさえ思ったほどです。
当時の相撲界では“花のサンパチ組”ともてはやされた面々がいました。小錦(後に大関/現タレントKONISHIKI)、保志(のちに横綱北勝海/現八角理事長)、寺尾(現錣山親方)、孝乃富士(のちにプロレスラー安田忠夫)、そして双羽黒。私と同い年と言うこともあり、みんな気になる存在でした。



双羽黒は優勝経験がないまま横綱になった異例の力士。それほど実力があったにもかかわらず、親方ともめ事を起こして所属部屋を脱走。その後スポーツ冒険家という肩書でのタレント活動を経て、新日本プロレスからデビュー。なかなか迫力のある出で立ちでしたが、やっぱりトラブルを起こして離脱。他団体のリングに上がるものの自らフェードアウト・・・。



そんな中で彼が役者として(たぶん一度だけでしょうが)舞台に立つのを、私は見に行っているんです。
劇団夜想会主催公演「将門」(1989年)。デカい背丈と力を駆使して、共演の若手を放り投げていた記憶があります。



トラブル続きの人生。それも自身の甘えて育ったゆえのわがままが原因と言われていますが、相撲界でもプロレス界でも印象に残るほどの人物が歩んだ道は決して運だけではなかったはずです。
安らかに。
コメント
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